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公開番号
2025011435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113549
出願日
2023-07-11
発明の名称
ヘッドユニット、液体吐出装置、及び制御装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】稼働中の駆動回路を好適に冷却することができるヘッドユニットを提供すること。
【解決手段】液体を吐出する吐出部を含むヘッドを取り付けるヘッド取付部と、前記ヘッド取付部に取り付けられた前記ヘッドの駆動信号を生成する駆動回路と、前記駆動回路を冷却するファンとのそれぞれを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ファンの駆動方法を示す複数の駆動方法情報のうち、前記駆動回路の温度を検出する温度検出部が検出した前記温度と前記ファンの回転数を検出する回転数検出部が検出した前記回転数とに対応付けられた前記駆動方法情報に基づいて前記ファンを制御する、ヘッドユニット。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する吐出部を含むヘッドを取り付けるヘッド取付部と、
前記ヘッド取付部に取り付けられた前記ヘッドの駆動信号を生成する駆動回路と、前記駆動回路を冷却するファンとのそれぞれを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記ファンの駆動方法を示す複数の駆動方法情報のうち、前記駆動回路の温度を検出する温度検出部が検出した前記温度と前記ファンの回転数を検出する回転数検出部が検出した前記回転数とに対応付けられた前記駆動方法情報に基づいて前記ファンを制御する、
ヘッドユニット。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記複数の駆動方法情報の中から、前記温度検出部が検出した前記温度と前記回転数検出部が検出した前記回転数とに対応付けられた前記駆動方法情報を選択し、選択した前記駆動方法情報に基づいて前記ファンを制御する、
請求項1に記載のヘッドユニット。
【請求項3】
前記複数の駆動方法情報のそれぞれには、前記複数の駆動方法情報のそれぞれを識別する情報識別情報が対応付けられており、
前記制御部は、前記温度についての温度範囲を示す温度範囲情報と、前記回転数についての回転数範囲を示す回転数範囲情報と、前記情報識別情報とが対応付けられた対応情報が記憶された記憶部から前記対応情報を読み出し、読み出した前記対応情報に基づいて前記複数の駆動方法情報の中から前記温度検出部が検出した前記温度を含む前記温度範囲を示す前記温度範囲情報と前記回転数検出部が検出した前記回転数を含む前記回転数範囲を示す前記回転数範囲情報とに対応付けられた前記駆動方法情報を、前記情報識別情報を用いて選択する、
請求項2に記載のヘッドユニット。
【請求項4】
前記制御部は、受け付けた操作に応じて、前記ファンの制御についてのキャリブレーション処理を行い、
前記キャリブレーション処理は、前記複数の駆動方法情報のうち基準となる前記駆動方法情報に基づいて前記ファンを制御しながら、予め決められた画像情報信号に基づいて前記駆動回路を制御することによって前記ヘッドの前記吐出部に前記液体を吐出させ、前記吐出部が前記液体を吐出している期間内において、読み出した前記対応情報に基づいて前記複数の駆動方法情報の中から前記温度検出部が検出した前記温度を含む前記温度範囲を示す前記温度範囲情報と前記回転数検出部が検出した前記回転数を含む前記回転数範囲を示す前記回転数範囲情報とに対応付けられた前記駆動方法情報を、前記情報識別情報を用いて選択する処理である、
請求項3に記載のヘッドユニット。
【請求項5】
前記複数の駆動方法情報のそれぞれには、前記温度についての温度範囲を示す温度範囲情報と、前記ファンのPWM制御についてのデューティー比を示すデューティー比情報とを対応付ける情報が含まれており、
前記制御部は、選択した前記駆動方法情報に基づいて、前記温度検出部が検出した前記温度を含む前記温度範囲を示す前記温度範囲情報に対応付けられた前記デューティー比情報を特定し、特定した前記デューティー比情報が示すデューティー比に基づくPWM制御によって前記ファンを制御する、
請求項2に記載のヘッドユニット。
【請求項6】
前記複数の駆動方法情報は、前記制御部と通信可能に接続されたサーバーに記憶されている、
請求項1に記載のヘッドユニット。
【請求項7】
前記複数の駆動方法情報を記憶する記憶部を更に備える、
請求項1に記載のヘッドユニット。
【請求項8】
前記ヘッドを備える、
請求項1に記載のヘッドユニット。
【請求項9】
前記ファンを備える、
請求項1に記載のヘッドユニット。
【請求項10】
前記駆動回路を備える、
請求項1に記載のヘッドユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドユニット、液体吐出装置、及び制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
媒体上に液体を吐出し、媒体上に画像を形成する液体吐出装置についての研究、開発が行われている。
【0003】
これに関し、様々なヘッドを取り付けることが可能であり、取り付けられたヘッドの駆動信号を生成する駆動回路を含むヘッドユニットを備える液体吐出装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-034637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたような液体吐出装置では、ヘッドユニットの駆動回路は、稼働中に発熱する。このため、当該液体吐出装置は、ファンによって駆動回路を効率的に冷却する構造を有している。ここで、稼働中の駆動回路の温度は、ヘッドの種類、ヘッドの取り付け位置等によっても変化することが知られている。このため、当該液体吐出装置は、ヘッドユニットに取り付けられたヘッドが新たなヘッドに交換された場合、稼働中の駆動回路を十分に冷却することができないことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るヘッドユニットの一態様は、液体を吐出する吐出部を含むヘッドを取り付けるヘッド取付部と、前記ヘッド取付部に取り付けられた前記ヘッドの駆動信号を生成する駆動回路と、前記駆動回路を冷却するファンとのそれぞれを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ファンの駆動方法を示す複数の駆動方法情報のうち、前記駆動回路の温度を検出する温度検出部が検出した前記温度と前記ファンの回転数を検出する回転数検出部が検出した前記回転数とに対応付けられた前記駆動方法情報に基づいて前記ファンを制御する、ヘッドユニットである。
【0007】
また、本開示に係る液体吐出装置の一態様は、上記に記載のヘッドユニットと、媒体を搬送する搬送部と、を備える液体吐出装置である。
【0008】
また、本開示に係る制御装置の一態様は、液体を吐出する吐出部を含むヘッドの駆動信号を生成する駆動回路と、前記駆動回路を冷却するファンとのそれぞれを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記ファンの駆動方法を示す複数の駆動方法情報のうち、前記駆動回路の温度を検出する温度検出部が検出した前記温度と前記ファンの回転数を検出する回転数検出部が検出した前記回転数とに対応付けられた前記駆動方法情報に基づいて前記ファンを制御する、制御装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
液体吐出装置1の概略構成を示す図である。
吐出ユニット5の概略構成を示す図である。
ヘッド駆動モジュール10の構造の一例を示す斜視図である。
駆動方法情報の一例を示す図である。
対応情報の一例を示す図である。
制御回路100が行うキャリブレーション処理の流れの一例を示す図である。
図6に示したフローチャートの処理によって制御回路100が選択した駆動方法情報に基づいて制御回路100がファンFNを制御する処理の流れの一例を示す図である。
図6に示したフローチャートの処理によって制御回路100が選択した駆動方法情報に基づいてファンFNの制御にエラーが発生しているか否かを制御回路100が検出する処理の流れの一例を示す図である。
制御回路100が有する機能のうち、ファンFNの回転数の検出感度をユーザーが変化させる機能に係る制御回路100の機能構成の一例を示す図である。
算出部105による第2クロック信号を用いたファンFNの回転数の算出方法を説明するための図である。
第2クロック生成部104が第2クロック信号を生成する処理の流れの一例を示す図である。
ファンFNの回転数を制御回路100が検出する処理の流れの一例を示す図である。
液体吐出装置1においてラインヘッドとして構成された複数のヘッドユニットHUを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を用いて説明する。用いる図面は、説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本開示の必須構成要件であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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