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公開番号2025011299
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2024184620,2024010339
出願日2024-10-21,2019-11-07
発明の名称ビデオ信号の符号化/復号方法及び前記方法のための装置
出願人オッポ広東移動通信有限公司,GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
代理人個人,個人
主分類H04N 19/503 20140101AFI20250116BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ビデオ信号を符号化/復号する際に符号化ブロックを複数の予測ブロックに分割する方法及び装置を提供する。
【解決手段】対角線を使用して符号化ブロックを複数の予測ユニットに分割する方法であって、符号化ブロックを第1予測ユニットPU1及び第2予測ユニットPU2に分割するかどうかを決定することと、符号化ブロックを分割することを決定する場合、符号化ブロックの分割タイプを決定することと、符号化ブロックの第1予測ユニットの第1運動情報及び第2予測ユニットの第2運動情報を導き出すことと、第1運動情報及び第2運動情報に基づいて符号化ブロックにおける予測サンプルを取得することと、を含む。
【選択図】図33
特許請求の範囲【請求項1】
ビデオ復号方法であって、
復号ブロックに対応する第1予測及び第2予測が存在する場合、前記復号ブロックの分割タイプを決定することと、
前記復号ブロックの前記第1予測の第1運動情報及び前記第2予測の第2運動情報を導き出すことと、
前記第1運動情報及び前記第2運動情報に基づいて前記復号ブロックにおける予測サンプルを取得することと、を含み、
第1マージ候補に基づいて前記第1予測の前記第1運動情報を取得し、前記第1マージ候補は第1インデックス情報によりマージ候補リストに含まれる複数のマージ候補から指定されたものであり、
第2マージ候補に基づいて前記第2予測の前記第2運動情報を取得し、前記第2マージ候補は第2インデックス情報により前記マージ候補リストに含まれる複数のマージ候補から指定されたものであり、
前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値より小さい場合、前記第2マージ候補のインデックスは、前記第2インデックス情報の値に等しいビデオ復号方法。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値以上である場合、前記第2マージ候補のインデックスは、前記第2インデックス情報の値に1を加えた値に等しい請求項1に記載のビデオ復号方法。
【請求項3】
前記予測サンプルが前記第1予測及び前記第2予測の境界領域に含まれる場合、前記第1運動情報に基づいて導き出した第1予測サンプル及び前記第2運動情報に基づいて導き出した第2予測サンプルの重み付け及び演算によって前記予測サンプルを導き出す請求項1に記載のビデオ復号方法。
【請求項4】
前記予測サンプルのx軸座標及びy軸座標に基づいて前記第1予測サンプルに応用される第1重み付け値を決定する請求項3に記載のビデオ復号方法。
【請求項5】
定数から前記第1重み付け値を引くことにより、前記第2予測サンプルに応用される第2重み付け値を導き出す請求項4に記載のビデオ復号方法。
【請求項6】
ビデオ符号化方法であって、
符号化ブロックに対応する第1予測及び第2予測が存在する場合、前記符号化ブロックの分割タイプを決定することと、
前記符号化ブロックの前記第1予測の第1運動情報及び前記第2予測の第2運動情報を導き出すことと、
前記第1運動情報及び前記第2運動情報に基づいて前記符号化ブロックにおける予測サンプルを取得することと、を含み、
マージ候補リストに含まれる複数のマージ候補のうちの第1マージ候補に基づいて前記第1予測の前記第1運動情報を取得し、
前記マージ候補リストに含まれる複数のマージ候補のうちの第2マージ候補に基づいて前記第2予測の前記第2運動情報を取得し、
それぞれ前記第1マージ候補を指定するための第1インデックス情報及び前記第2マージ候補を指定するための第2インデックス情報を符号化し、
前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値より小さい場合、前記第2マージ候補のインデックスは、前記第2インデックス情報の値に等しいビデオ符号化方法。
【請求項7】
前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値以上である場合、前記第2マージ候補のインデックスは、前記第2インデックス情報の値に1を加えた値に等しい請求項6に記載のビデオ符号化方法。
【請求項8】
ビデオ復号装置であって、インター予測部を備え、
前記インター予測部は、復号ブロックに対応する第1予測及び第2予測が存在する場合、前記復号ブロックの分割タイプを決定することと、前記復号ブロックの前記第1予測の第1運動情報及び前記第2予測の第2運動情報を導き出すことと、前記第1運動情報及び前記第2運動情報に基づいて前記復号ブロックにおける予測サンプルを取得することとに用いられ、
第1マージ候補に基づいて前記第1予測の前記第1運動情報を取得し、前記第1マージ候補は第1インデックス情報によりマージ候補リストに含まれる複数のマージ候補から指定されたものであり、第2マージ候補に基づいて前記第2予測の前記第2運動情報を取得し、前記第2マージ候補は第2インデックス情報により前記マージ候補リストに含まれる複数のマージ候補から指定されたものであり、
前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値より小さい場合、前記第2マージ候補のインデックスは、前記第2インデックス情報の値に等しいビデオ復号装置。
【請求項9】
前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値以上である場合、前記第2マージ候補のインデックスは、前記第2インデックス情報の値に1を加えた値に等しい請求項8に記載のビデオ復号装置。
【請求項10】
ビデオ符号化装置であって、
命令を格納したメモリと、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記命令を実行して、
符号化ブロックに対応する第1予測及び第2予測が存在する場合、前記符号化ブロックの分割タイプを決定することと、
前記符号化ブロックの前記第1予測の第1運動情報及び前記第2予測の第2運動情報を導き出すことと、
前記第1運動情報及び前記第2運動情報に基づいて前記符号化ブロックにおける予測サンプルを取得することと、を実行するように構成され、ここで、
マージ候補リストに含まれる複数のマージ候補のうちの第1マージ候補に基づいて前記第1予測の前記第1運動情報を取得し、
前記マージ候補リストに含まれる複数のマージ候補のうちの第2マージ候補に基づいて前記第2予測の前記第2運動情報を取得し、
それぞれ前記第1マージ候補を指定するための第1インデックス情報及び前記第2マージ候補を指定するための第2インデックス情報を符号化し、
前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値より小さい場合、前記第2マージ候補のインデックスは、前記第2インデックス情報の値に等しいビデオ符号化装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はビデオ信号の符号化/復号方法及び前記方法のための装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
表示パネルが大きくなるにつれて、画質の一層高いビデオサービスを必要とすることになっている。高解像度ビデオサービスの最大問題はデータ量が大幅に増加することである。このような問題を解決するために、ビデオ圧縮率を向上するための研究を積極的に行っている。代表例として、動画専門家グループ(MPEG、Motion Picture Experts Group)及び国際電気通信連合-電気通信(ITU-T、International Telecommunication Union-Telecommunication)傘下のビデオ符号化専門家グループ(VCEG、Video Coding Experts Group)は2009年で映像符号化共同研究部会JCT-VC(Joint Collaborative Team on Video Coding)を設立した。JCT-VCはビデオ圧縮規格HEVC(高効率映像符号化、High Efficiency Video Coding)を提案し、2013年1月25日に承認を得たが、その圧縮性能が約H.264/AVCの2倍である。高解像度ビデオサービスの急速な発展に伴い、HEVCの性能の限定性も徐々に明らかになっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的はビデオ信号を符号化/復号する際に符号化ブロックを複数の予測ブロックに分割する方法及び前記方法を実行するための装置を提供することにある。
【0004】
本発明の目的はビデオ信号を符号化/復号する際に複数の予測ブロックのうちの各予測ブロックの運動情報を導き出す方法及び前記方法を実行するための装置を提供することにある。
【0005】
本発明の目的はビデオ信号を符号化/復号する際にインター運動情報リストを使用してマージ候補を導き出す方法及び前記方法を実行するための装置を提供することにある。
【0006】
本発明が実現しようとする技術的課題は以上に言及した技術的課題に限らず、当業者は以下の説明から言及しない他の技術的課題を明確に理解することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のビデオ信号の符号化/復号方法は、符号化ブロックを第1予測ユニット及び第2予測ユニットに分割するかどうかを決定することと、前記符号化ブロックを分割することを決定する場合、前記符号化ブロックの分割タイプを決定することと、前記符号化ブロックの前記第1予測ユニットの第1運動情報及び前記第2予測ユニットの第2運動情報を導き出すことと、前記第1運動情報及び前記第2運動情報に基づいて前記符号化ブロックにおける予測サンプルを取得することと、を含む。このような場合、第1マージ候補に基づいて前記第1予測ユニットの前記第1運動情報を取得してもよく、前記第1マージ候補は第1インデックス情報によりマージ候補リストに含まれる複数のマージ候補から指定されたものであり、第2マージ候補に基づいて前記第2予測ユニットの前記第2運動情報を取得してもよく、前記第2マージ候補は第2インデックス情報により前記マージ候補リストに含まれる複数のマージ候補から指定されたものである。
【0008】
本発明のビデオ信号の符号化/復号方法では、前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値以上である場合、前記第2マージ候補はインデックスとして前記第2インデックス情報の値に1を加えた値を有してもよい。
【0009】
本発明のビデオ信号の符号化/復号方法では、前記第2インデックス情報の値が前記第1インデックス情報の値より小さい場合、前記第2インデックス情報の値を前記第2マージ候補のインデックスとしてもよい。
【0010】
本発明のビデオ信号の符号化/復号方法では、前記予測サンプルが前記第1予測ユニット及び前記第2予測ユニットの境界領域に含まれる場合、前記第1運動情報に基づいて導き出した第1予測サンプル及び前記第2運動情報に基づいて導き出した第2予測サンプルの重み付け及び演算によって前記予測サンプルを導き出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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