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公開番号2024173662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2024038899
出願日2024-03-13
発明の名称端末装置および制御方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類H04N 7/15 20060101AFI20241205BHJP(電気通信技術)
要約【課題】オンライン会議中の共有画面などに含まれる秘密情報を容易に秘匿する端末装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】複数の端末装置がネットワークを介して通信可能に接続されている発表システムにおいて、端末装置は、情報を表示する表示部と、情報を表示する表示部に対する人物の動作を示す動作情報を取得する動作情報取得部と、動作情報取得部が取得した動作情報に基づいて、人物の表示部に対する動作が秘匿動作か否かを検知する秘匿動作検知部と、秘匿動作検知部が秘匿動作を検知した場合に、動作情報取得部が取得した動作情報に基づいて秘匿領域を決定し秘匿領域に基づいて秘匿映像を生成する秘匿領域処理部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
情報を表示する表示部と、
前記情報を表示する前記表示部に対する人物の動作を示す動作情報を取得する動作情報取得部と、
前記動作情報に基づいて、前記人物の前記表示部に対する動作が秘匿動作か否かを検知する秘匿動作検知部と、
前記秘匿動作検知部が前記秘匿動作を検知した場合に、前記動作情報取得部が取得した前記動作情報に基づいて秘匿領域を決定し前記秘匿領域に基づいて秘匿映像を生成する秘匿領域処理部と、
を備える、端末装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記動作情報取得部が取得する動作情報は、前記表示部に対する前記人物の手の動作を示す情報を含み、
前記秘匿動作検知部は、前記表示部に対する前記人物の手の位置に基づいて、前記秘匿動作を検知する、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記秘匿動作検知部は、前記動作情報取得部が取得した動作情報において、前記表示部の少なくとも一部が前記人物の手によって所定時間以上覆われている場合に、前記秘匿動作であることを検知する、
請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記秘匿領域処理部は、前記動作情報取得部が取得した動作情報において、前記表示部を覆う手の数または手の位置に基づいて、前記秘匿領域を決定する、
請求項2または3に記載の端末装置。
【請求項5】
前記動作情報取得部は、前記ユーザの視点位置の近傍から前記表示部の表示面を撮影するカメラから前記動作情報を取得する
請求項1に記載の端末装置。
【請求項6】
情報を表示する表示部に対する人物の動作を示す動作情報を取得するステップと、
前記動作情報に基づいて、前記人物の前記表示部に対する動作が秘匿動作か否かを検知するステップと、
前記秘匿動作を検知した場合に、前記動作情報に基づいて秘匿領域を決定し前記秘匿領域に基づいて秘匿映像を生成するステップと、
を含む、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
オンライン会議などにおいて、自身の画面を他者へ画面共有する際に、画面内に含まれる秘匿情報を秘匿する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-191487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような技術では、秘匿にする情報をあらかじめ設定する必要が有る。そのため、特許文献1に記載の技術では、共有する画面に秘匿にしたい情報が含まれており、咄嗟に秘匿したい場合には、適切に秘匿することができない可能性がある。
【0005】
本発明は、オンライン会議中の共有画面などに含まれる秘密情報を容易に秘匿することのできる端末装置および制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の端末装置は、情報を表示する表示部と、前記情報を表示する前記表示部に対する人物の動作を示す動作情報を取得する動作情報取得部と、前記動作情報に基づいて、前記人物の前記表示部に対する動作が秘匿動作か否かを検知する秘匿動作検知部と、前記秘匿動作検知部が前記秘匿動作を検知した場合に、前記動作情報取得部が取得した前記動作情報に基づいて秘匿領域を決定し前記秘匿領域に基づいて秘匿映像を生成する秘匿領域処理部と、を備える。
【0007】
本発明の制御方法は、情報を表示する表示部に対する人物の動作を示す動作情報を取得するステップと、前記動作情報に基づいて、前記人物の前記表示部に対する動作が秘匿動作か否かを検知するステップと、前記秘匿動作を検知した場合に、前記動作情報に基づいて秘匿領域を決定し前記秘匿領域に基づいて秘匿映像を生成するステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、オンライン会議中の共有画面などに含まれる秘密情報を容易に秘匿することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る発表システムを説明するための図である。
図2は、実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る秘匿動作および秘匿処理を説明するための図である。
図4は、実施形態に係る秘匿処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、実施形態に係る秘匿領域情報の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る秘匿領域の座標を説明するための図である。
図7は、実施形態に係る他の端末装置で表示される秘匿映像を説明するための図である。
図8は、実施形態に係る秘匿領域を更新する方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[実施形態]
(発表システム)
図1を用いて、実施形態に係る発表システムについて説明する。図1は、実施形態に係る発表システムを説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

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