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公開番号2025010776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023112982
出願日2023-07-10
発明の名称記録装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B41J 11/70 20060101AFI20250116BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】第4処理と第5記録処理とのいずれかを適切に選択して実行可能にする。
【解決手段】プリンタのCPUは、用紙の搬送開始(S5)後、用紙の搬送方向の長さが所定長さ以上であるか否かを判断する(S10:第3処理)。用紙の搬送方向の長さが所定長さ以上であると判断された場合(S10:YES)、CPUは、第1画像が記録された用紙にさらに第2画像を記録する記録処理(S11)と用紙を第1切断紙と第2切断紙とに分割するように切断する切断処理(S12)とを行うことで、第1画像が記録された第1切断紙と第2画像が記録された第2切断紙とを生成する(第4処理)。用紙の搬送方向の長さが所定長さ以上でないと判断された場合(S10:NO)、CPUは、用紙への第1画像の記録後に次の用紙に第2画像を記録する(S13:第5処理)。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
記録媒体に画像を記録する記録部と、
記録媒体を切断する切断部と、
記録媒体の検知信号を出力する検知部と、
制御部と、を備え、
前記記録媒体は、第1記録媒体と、前記第1記録媒体とは異なる第2記録媒体と、を含み、
前記制御部は、
第1画像データ及び第2画像データを含む記録指令を受け付けたことに応じて、前記搬送部に前記第1記録媒体の搬送を開始させる第1処理を実行し、
前記第1処理の後、前記記録部に前記第1記録媒体に対する前記第1画像データに基づく第1画像の記録を開始させる第2処理を実行し、
前記第1処理の後、前記検知部の前記検知信号に基づいて、前記第1記録媒体の前記搬送方向の長さが所定長さ以上であるか否かを判断する第3処理を実行し、
前記第3処理において前記第1記録媒体の前記搬送方向の長さが前記所定長さ以上であると判断された場合、(i)前記記録部に前記第1記録媒体に対して前記第1画像を記録させた後、前記記録部に前記第1記録媒体に対して前記第2画像データに基づく第2画像を記録させる記録処理と、(ii)前記切断部に前記第1記録媒体を第1切断媒体と第2切断媒体とに分割するように切断させる切断処理と、を行うことで、前記第1画像が記録された前記第1切断媒体と前記第2画像が記録された前記第2切断媒体とを生成する第4処理を実行し、
前記第3処理において前記第1記録媒体の前記搬送方向の長さが前記所定長さ以上でないと判断された場合、前記記録部に前記第1記録媒体に対して前記第1画像を記録させた後、前記記録部に前記第2記録媒体に対して前記第2画像を記録させる第5処理を実行することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記記録部へ搬送される記録媒体のサイズが不明であるか否かを判断する第6処理を実行し、
前記第6処理において前記記録部へ搬送される記録媒体のサイズが不明であると判断された場合、前記第3処理を実行することを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第2処理の後に、前記第3処理を実行することを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2処理の前に、前記第3処理を実行することを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
前記検知部は、前記記録部に対して前記搬送方向の上流に位置することを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記切断部は、前記記録部に対して前記搬送方向の下流に位置することを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録媒体を切断する切断部を備えた記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、印刷用紙(記録媒体)を切断する切断部を備えた印刷装置(記録装置)において、A4版の印刷用紙を切断部により1/2に切断することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-094784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術によれば、A4版の印刷用紙を1/2に切断することはできるが、記録部へ搬送される記録媒体のサイズが不明な場合等には、上記のような切断を伴う印刷(第4処理)と、切断を伴わない印刷(第5処理)と、のいずれを実行すべきかを適切に判断することができない。
【0005】
本発明の目的は、第4処理と第5処理とのいずれかを適切に選択して実行可能な記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、記録媒体に画像を記録する記録部と、記録媒体を切断する切断部と、記録媒体の検知信号を出力する検知部と、制御部と、を備え、前記記録媒体は、第1記録媒体と、前記第1記録媒体とは異なる第2記録媒体と、を含み、前記制御部は、第1画像データ及び第2画像データを含む記録指令を受け付けたことに応じて、前記搬送部に前記第1記録媒体の搬送を開始させる第1処理を実行し、前記第1処理の後、前記記録部に前記第1記録媒体に対する前記第1画像データに基づく第1画像の記録を開始させる第2処理を実行し、前記第1処理の後、前記検知部の前記検知信号に基づいて、前記第1記録媒体の前記搬送方向の長さが所定長さ以上であるか否かを判断する第3処理を実行し、前記第3処理において前記第1記録媒体の前記搬送方向の長さが前記所定長さ以上であると判断された場合、(i)前記記録部に前記第1記録媒体に対して前記第1画像を記録させた後、前記記録部に前記第1記録媒体に対して前記第2画像データに基づく第2画像を記録させる記録処理と、(ii)前記切断部に前記第1記録媒体を第1切断媒体と第2切断媒体とに分割するように切断させる切断処理と、を行うことで、前記第1画像が記録された前記第1切断媒体と前記第2画像が記録された前記第2切断媒体とを生成する第4処理を実行し、前記第3処理において前記第1記録媒体の前記搬送方向の長さが前記所定長さ以上でないと判断された場合、前記記録部に前記第1記録媒体に対して前記第1画像を記録させた後、前記記録部に前記第2記録媒体に対して前記第2画像を記録させる第5処理を実行することを特徴とする記録装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、第3処理により、第4処理と第5処理とのいずれかを適切に選択して実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係るプリンタの斜視図である。
図1のプリンタの内部構造を示す縦断面図である。
図1のプリンタの電気的構成を示すブロック図である。
図1のプリンタのCPUが実行する制御内容を示すフロー図である。
(a)は、図4のS7の処理を示す模式図である。(b)は、図4のS8~S12の処理を示す模式図である。(c)は、図4のS13の処理を示す模式図である。
本発明の第2実施形態に係るプリンタの内部構造を示す縦断面図である。
図6のプリンタの電気的構成を示すブロック図である。
図6のプリンタのCPUが実行する制御内容を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下の説明では、本発明の第1実施形態に係るプリンタ1が使用可能に設置された図1の状態を基準として、プリンタ1の上下、左右及び前後の各方向が定義されている。
【0010】
プリンタ1は、図1に示すように、略直方体形状を有する筐体12と、筐体12の下部に設けられた給紙トレイ11と、筐体12における給紙トレイ11の上方に設けられた排紙トレイ13と、筐体12の前面に設けられた表示部14と、を有する。給紙トレイ11は、筐体12に対して着脱可能である。表示部14は、タッチパネル式のディスプレイであり、入力部としても機能する。
(【0011】以降は省略されています)

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