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公開番号
2025010558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-22
出願番号
2023112678
出願日
2023-07-09
発明の名称
ボルトへのナット螺合装置及びこれを用いたボルトへのナット螺合方法
出願人
株式会社阿部工機
代理人
個人
主分類
B23P
19/06 20060101AFI20250115BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】作業者の簡単な操作で種々規格に対応したボルトとナットとを迅速に螺合させて一対一体化ができ、かつ搬送移動が容易で安価な螺合装置及びこれを用いたボルトへのナット螺合方法を提供する。
【解決手段】ボルトへのナット螺合装置は、モータ1の出力軸11に連結した軸受け部材2に着脱可能に装着されて鉛直軸で回転する円柱形状のナット保持体3と、該ナット保持体3には、その上面中央部に所定のナット5が遊嵌し得る内径をもって鉛直上方に開口した有底円筒形状のナット収納空間4が形成されており、前記ナット保持体3は、水平板状のテーブル6に遊嵌し得る開口径をもって形成した設置口60から、ナット保持体3の上面を露出させた状態で挿入保持して成る。また、前記ナット収納空間4の内周面の一カ所に、上端縁部から内底面部まで連続した溝部41を、鉛直下方に向かって形成しても良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータの出力軸に連結した軸受け部材に着脱可能に装着されて鉛直軸で回転する円柱形状のナット保持体と、
該ナット保持体には、その上面中央部に所定のナットが遊嵌し得る内径をもって鉛直上方に開口した有底円筒形状のナット収納空間が形成されており、
前記ナット保持体は、水平板状のテーブルに遊嵌し得る開口径をもって形成した設置口から、ナット保持体の上面を露出させた状態で挿入保持して成ること特徴とするボルトへのナット螺合装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記ナット収納空間の内周面の一カ所に、上端縁部から内底面部まで連続した溝部を、鉛直下方に向かって形成したことを特徴とする請求項1記載のボルトへのナット螺合装置。
【請求項3】
前記ボルトへのナット螺合装置を用いるものであって、
所定規格のナットが遊嵌し得る内径をもった鉛直上方開口の有底円筒形のナット収納空間を、上面中央部に備えたナット保持体を、モータによって鉛直軸回転させ、
該軸回転しているナット収納空間に所定規格のナットを収納保持して、該ナットの下面と前記ナット収納空間の内底面部との接触摩擦によって軸回転させ、
次に収納保持した状態で回転しているナットの螺合部に、ボルトの先端部を押接させて、ナットをボルトの先端付近に螺合させて取り付けたことを特徴としたボルトへのナット螺合方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種規格に対応したボルトへナットを螺合させて一対とする螺合装置及びこれを用いたボルトへのナット螺合方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ボルトへのナット螺合装置は、ボルト又はナットのいずれかを軸回転させて行っており、大量処理の場合には全自動の大型装置により行っており、効率的な処理を行っている。一方、多規格の少量処理の場合は、作業者の手作業により行っているのが現状であった。これを、大型機械装置で行うのは、段取り設定が煩雑になって作業性が悪いうえに、装置のコストを考慮すると極めて不経済であった。
【0003】
また、少量ではあっても、多種のボルトとナットを手作業により螺合させる方式では、作業者に長時間の緊張を強いるため、ボルトへのナット取り付け位置のばらつきが発生して、作業効率が悪いうえに、取り扱いの安定性に欠けていた。
【0004】
これに解決するものとして、ボルトへのナットの螺合位置までセンサー等で検知して自動化した機械装置が、例えば、特許文献1及び特許文献2において開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平06-074238号公報
特開2019-123036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記開示発明は構成部品点数の多い自動化機械であるため、メンテナンスが煩雑となる課題があった。また多くの装置は大型の固定設置型であるため、運搬移動が困難であるとの課題もあった。当然にかかる装置は高額となり、簡易手軽に操作ができて、かつ搬送移動が容易なものでは無かった。
【0007】
そこで、本願発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、作業者の簡単な操作で種々規格に対応したボルトとナットとを迅速に螺合させて一対一体化ができ、かつ搬送移動が容易で安価な螺合装置及びこれを用いたボルトへのナット螺合方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため本願にかかるボルトへのナット螺合装置は以下のように構成している。
【0009】
すなわち、モータの出力軸に連結した軸受け部材に着脱可能に装着されて鉛直軸で回転する円柱形状のナット保持体と、該ナット保持体には、その上面中央部に所定のナットが遊嵌し得る内径をもって鉛直上方に開口した有底円筒形状のナット収納空間が形成されており、前記ナット保持体は、水平板状のテーブルに遊嵌し得る開口径をもって形成した設置口から、ナット保持体の上面を露出させた状態で挿入保持して成る。
【0010】
また、前記ナット収納空間の内周面の一カ所に、上端縁部から内底面部まで連続した溝部を、鉛直下方に向かって形成しても良い。これにより、ボルトにメッキや塗装がされている場合に、ナットの外周側の角部が溝部の縁辺と当接して回転力が発生し、これと接触摩擦による回転力とが相まってナットの螺合力を増大させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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