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公開番号
2025010354
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024192053,2021509399
出願日
2024-10-31,2020-03-23
発明の名称
水溶性添加剤組成物
出願人
住友ベークライト株式会社
,
公益財団法人地球環境産業技術研究機構
代理人
個人
主分類
A23B
2/754 20250101AFI20250109BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】環式カルボン酸を含む新規な組成物を提供する。
【解決手段】環式カルボン酸を含む水溶性添加剤組成物であって、以下の条件1~4の少なくとも1つを満たす、水溶性添加剤組成物が提供される:(条件1)成分(A)環式カルボン酸であって、以下の成分(B1)以外のもの、および成分(B1)没食子酸およびそのエステルからなる群から選択される1種以上を含む;(条件2)Na
+
およびNH
4
+
の含有量の合計が、環式カルボン酸に対して100ppm以上5000ppm以下である;(条件3)総無機イオン含量(水素イオンと水酸基イオンを除く。)が、環式カルボン酸に対して300ppm以上5000ppm以下である;(条件4)成分(A)環式カルボン酸であって、以下の成分(B2)以外のもの、および成分(B2)アミノ酸を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
環式カルボン酸を含む水溶性添加剤組成物であって、以下の条件1~4の少なくとも1つを満たす、水溶性添加剤組成物。
(条件1)以下の成分(A)および(B1)を含む。
(A)前記環式カルボン酸であって、以下の成分(B1)以外のもの
(B1)没食子酸およびそのエステルからなる群から選択される1種以上
(条件2)Na
+
およびNH
4
+
の含有量の合計が、前記環式カルボン酸に対して100ppm以上5000ppm以下である。
(条件3)総無機イオン含量(水素イオンと水酸基イオンを除く。)が、前記環式カルボン酸に対して300ppm以上5000ppm以下である。
(条件4)以下の成分(A)および(B2)を含む。
(A)前記環式カルボン酸であって、以下の成分(B2)以外のもの
(B2)アミノ酸
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
当該水溶性添加剤組成物が前記条件1を満たすとともに、抗菌剤組成物である、請求項1に記載の水溶性添加剤組成物。
【請求項3】
前記成分(A)が、プロトカテク酸、シキミ酸、4-ヒドロキシ安息香酸、4-アミノ安息香酸およびフェルラ酸からなる群から選択される1種以上である、請求項2に記載の水溶性添加剤組成物。
【請求項4】
当該抗菌剤組成物中の前記成分(A)の含有量に対する前記成分(B1)の含有量((B1)/(A))が、質量比で0.01以上5以下である、請求項2または3に記載の水溶性添加剤組成物。
【請求項5】
当該水溶性添加剤組成物が前記条件2を満たす、請求項1に記載の水溶性添加剤組成物。
【請求項6】
当該水溶性添加剤組成物が前記条件3を満たす、請求項1に記載の水溶性添加剤組成物。
【請求項7】
前記環式カルボン酸が、プロトカテク酸、シキミ酸、4-ヒドロキシ安息香酸、4-アミノ安息香酸およびフェルラ酸からなる群から選択される1種以上である、請求項5または6に記載の水溶性添加剤組成物。
【請求項8】
当該水溶性添加剤組成物中の前記環式カルボン酸の含有量が、当該水溶性添加剤組成物全体に対して95質量%以上99.9質量%以下である、請求項5乃至7いずれか1項に記載の水溶性添加剤組成物。
【請求項9】
当該水溶性添加剤組成物が前記条件4を満たす、請求項1に記載の水溶性添加剤組成物。
【請求項10】
前記成分(A)が、プロトカテク酸、シキミ酸、4-ヒドロキシ安息香酸、4-アミノ安息香酸およびフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上である、請求項9に記載の水溶性添加剤組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水溶性添加剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【0002】
環式カルボン酸が配合された組成物に関する技術として、特許文献6および7に記載のものがある。
特許文献6(特開2014-31347号公報)には、特定の構造を有する環状ヒドロキシ酸またはその誘導体ならびに、ステロールエステルを含む組成物について記載されている。同文献によれば、かかる構成により、優れたフリーラジカル消去効果を有し、刺激性、使用感、臭い、保存安定性においても優れた組成物を提供することができ、これにより、シワの生成、皮膚弾力の消失、脱毛といった老化現象を防止または改善することができるとされている。
【0003】
特許文献7(国際公開第2016/039407号)には、アシルプロリンまたはその塩の特異臭が低減され、しっとり感を有し、安定性に優れた組成物を提供するための技術として、特定の構造を有するアシルプロリンまたはその塩、および、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩を含む組成物について記載されており、かかる組成物がヒドロキシカルボン酸を含みうることも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-35440号公報
特開2013-155158号公報
特開2009-215266号公報
特開平7-126135号公報
特開2018-150288号公報
特開2014-31347号公報
国際公開第2016/039407号
特開2007-238469号公報
特開平8-92589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、環式カルボン酸を含む新規な組成物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
環式カルボン酸を含む水溶性添加剤組成物であって、以下の条件1~4の少なくとも1つを満たす、水溶性添加剤組成物が提供される。
(条件1)以下の成分(A)および(B1)を含む。
(A)前記環式カルボン酸であって、以下の成分(B1)以外のもの
(B1)没食子酸およびそのエステルからなる群から選択される1種以上
(条件2)Na
+
およびNH
4
+
の含有量の合計が、前記環式カルボン酸に対して100ppm以上5000ppm以下である。
(条件3)総無機イオン含量(水素イオンと水酸基イオンを除く。)が、前記環式カルボン酸に対して300ppm以上5000ppm以下である。
(条件4)以下の成分(A)および(B2)を含む。
(A)前記環式カルボン酸であって、以下の成分(B2)以外のもの
(B2)アミノ酸
【0007】
本発明によれば、
植物由来糖類および微生物を由来とする環式化合物およびその誘導体の少なくとも一方を含有する、食品または香料が提供される。
【0008】
本発明によれば、
植物由来糖類および微生物を由来とする環式化合物およびその誘導体の少なくとも一方を含有する、食品添加物が提供される。
【0009】
本発明によれば、
食品または食品添加物あるいは香料として用いられる、環式化合物またはその誘導体の製造方法であって、
前記環式化合物およびその誘導体の少なくとも一方を生成するように、植物由来糖類と、微生物とを含む培養液を調製する工程と、
前記培養液を濃縮して濃縮液を得る工程と、
前記濃縮液から晶析法、沈殿法、抽出法、昇華精製法または蒸留法により前記環式化合物およびその誘導体の少なくとも一方を回収する工程と、
を含む、環式化合物またはその誘導体の製造方法が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、環式カルボン酸を含む新規な組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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