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公開番号
2025009296
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112203
出願日
2023-07-07
発明の名称
インターホンシステム、制御方法および制御システム
出願人
アイホン株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
H04M
9/00 20060101AFI20250110BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】利便性を向上させつつもセキュリティを維持することが可能なインターホンシステムを提供する。
【解決手段】インターホンシステム1は、子機10と、子機10からの呼び出しに応答するための居室親機30と、子機10と居室親機30とを通信可能に制御する制御部60と、を備えている。子機10は、呼出操作を実行するための呼出操作部111と、サービス事業者に関連付けられたサービス情報を入力するための情報入力部113と、を少なくとも表示可能な表示部11を有する。制御部60は、呼出操作部111に対する操作に基づいて子機10から居室親機30への呼出動作が開始されてから一定時間経過後に、情報入力部113に対する操作を有効とし、情報入力部113に入力されたサービス情報に基づいて所定の動作を実行するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
来訪者が居住者を呼び出して通話するための子機と、前記子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機と、前記子機および前記居室親機の動作を制御する制御部と、を備えたインターホンシステムであって、
前記子機は、前記居住者を呼び出すための呼出操作部と、サービス事業者に関連付けられたサービス情報を入力するための情報入力部と、を少なくとも表示可能な表示部を有し、
前記制御部は、前記呼出操作部に対する前記来訪者の操作に基づいて前記子機から前記居室親機への呼出動作が開始されてから一定時間経過後に、前記情報入力部に対する操作を有効とし、前記情報入力部に入力された前記サービス情報に基づいて所定の動作を実行するように構成されている、インターホンシステム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記サービス情報は、配達物の識別番号を含み、
前記制御部は、前記子機及び前記居室親機を備えた集合住宅の入口に設置された扉の施錠及び解錠を制御する扉制御装置と通信可能であり、
前記所定の動作は、
前記子機から、前記識別番号を含む解錠要求を受け付けた場合に、前記識別番号の認証を実行することと、
前記認証が成功した場合に、前記扉制御装置に解錠指示を送信することと、
を含む、請求項1に記載のインターホンシステム。
【請求項3】
前記子機は、前記来訪者を撮像可能な撮像手段を有し、
前記居室親機は、前記撮像手段により撮像された映像を表示可能な第二表示部を有し、
前記制御部は、前記呼出操作部に対する操作を受け付けると前記撮像手段による撮像を開始させるように構成されている、請求項1または2に記載のインターホンシステム。
【請求項4】
前記制御部は、前記情報入力部に入力された前記サービス情報に基づいて、前記居室親機に所定の通知情報を表示させるように構成されている、請求項1または2に記載のインターホンシステム。
【請求項5】
前記制御部は、前記情報入力部に対する操作を受け付けた後は前記呼出動作を停止させるように構成されている、請求項1または2に記載のインターホンシステム。
【請求項6】
前記表示部は、サービス事業者の名称またはサービス名を選択可能なサービス選択部をさらに表示可能であり、
前記制御部は、前記サービス選択部に対する前記来訪者の操作に応じて、前記情報入力部の表示態様を変更するように構成されている、請求項1または2に記載のインターホンシステム。
【請求項7】
来訪者が居住者を呼び出して通話するための子機と、前記子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機と、前記子機と前記居室親機とを通信可能に制御する制御部と、を備えたインターホンシステムにおける制御方法であって、
前記子機から前記居室親機への呼出動作を実行させるために前記子機に設けられた呼出操作部に対する操作を受け付けるステップと、
前記呼出動作が開始されてから一定時間経過後に、サービス事業者に関連付けられたサービス情報を入力するために前記子機に設けられた情報入力部に対する操作を有効とするステップと、
前記情報入力部に入力された前記サービス情報に基づいて所定の動作を実行するステップと、
を含む、制御方法。
【請求項8】
住宅の入口に設置された宅配ボックスまたはキーボックスのユーザに関連付けられた端末装置と、
前記宅配ボックスまたはキーボックスの施錠および解錠を制御するとともに前記施錠および前記解錠のための操作を受け付ける入力部を有するボックス制御装置と、
前記端末装置および前記ボックス制御装置と通信可能な制御部と、
を備えた制御システムであって、
前記入力部は、前記宅配ボックスまたはキーボックスの解錠要求を受け付ける要求受付部と、サービス事業者に関連付けられたサービス情報を入力するための情報入力部と、を有し、
前記制御部は、
前記要求受付部に対する前記解錠要求の操作に基づき、前記端末装置に通知信号を送信し、
前記通知信号を送信してから一定時間経過後に、前記情報入力部に対する操作を有効とし、
前記情報入力部に入力された前記サービス情報に基づいて認証を実行し、
前記認証が成功した場合に、前記ボックス制御装置に解錠要求信号を送信する、
ように構成されている、制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターホンシステム、制御方法および制御システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、荷物の受取人が配送先の住宅等に不在である場合に、指定された場所に荷物を置くことで配送を完了する、いわゆる置き配と呼ばれる配送形態が増えてきている。置き配を用いた配送サービスにおいて、集合住宅等への立ち入りを許可されている来訪者を対象に、集合住宅等の入口に設置されているオートロック扉を自動で解錠するための種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-14729号公報
特開2020-53047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1や特許文献2に開示の技術では、居住者による操作なしに来訪者側での操作のみでオートロック扉の解錠が可能となるためセキュリティ対策の面では改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、利便性を向上させつつもセキュリティを維持することが可能なインターホンシステム、制御方法および制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のインターホンシステムは、
来訪者が居住者を呼び出して通話するための子機と、前記子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機と、前記子機および前記居室親機の動作を制御する制御部と、を備えたインターホンシステムであって、
前記子機は、前記居住者を呼び出すための呼出操作部と、サービス事業者に関連付けられたサービス情報を入力するための情報入力部と、を少なくとも表示可能な表示部を有し、
前記制御部は、前記呼出操作部に対する前記来訪者の操作に基づいて前記子機から前記居室親機への呼出動作が開始されてから一定時間経過後に、前記情報入力部に対する操作を有効とし、前記情報入力部に入力された前記サービス情報に基づいて所定の動作を実行するように構成されている。
【0007】
上記構成によれば、例えば宅配業者等のサービス事業者が住宅を訪問した際に、宅配業者等は呼出操作を実行してから一定時間経過後に、サービス情報の入力を行うことで、扉の解錠や、子機または居室親機への通知の送信といった所定の動作を実行することができる。言い換えると、宅配業者等は子機から居室親機への呼出操作を実行しない限りはサービス情報を入力できない。このように、呼出操作が実行されてから解錠や通知の送信がなされるため、利便性を向上させつつもセキュリティを維持することができる。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明のインターホンシステムにおける制御方法は、
来訪者が居住者を呼び出して通話するための子機と、前記子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機と、前記子機と前記居室親機とを通信可能に制御する制御部と、を備えたインターホンシステムにおける制御方法であって、
前記子機から前記居室親機への呼出動作を実行させるために前記子機に設けられた呼出操作部に対する操作を受け付けるステップと、
前記呼出動作が開始されてから一定時間経過後に、サービス事業者に関連付けられたサービス情報を入力するために前記子機に設けられた情報入力部に対する操作を有効とするステップと、
前記情報入力部に入力された前記サービス情報に基づいて所定の動作を実行するステップと、
を含む。
【0009】
上記構成によれば、呼出操作が実行された後で、例えば解錠等の所定の動作が実行されるため、利便性を向上させつつもセキュリティを維持することができる。
【0010】
また、上記目的を達成するために、本発明の制御システムは、
住宅の入口に設置された宅配ボックスまたはキーボックスのユーザに関連付けられた端末装置と、
前記宅配ボックスまたはキーボックスの施錠および解錠を制御するとともに前記施錠および前記解錠のための操作を受け付ける入力部を有するボックス制御装置と、
前記端末装置および前記ボックス制御装置と通信可能な制御部と、
を備えた制御システムであって、
前記入力部は、前記宅配ボックスまたはキーボックスの解錠要求を受け付ける要求受付部と、サービス事業者に関連付けられたサービス情報を入力するための情報入力部と、を有し、
前記制御部は、
前記要求受付部に対する前記解錠要求の操作に基づき、前記端末装置に通知信号を送信し、
前記通知信号を送信してから一定時間経過後に、前記情報入力部に対する操作を有効とし、
前記情報入力部に入力された前記サービス情報に基づいて認証を実行し、
前記認証が成功した場合に、前記ボックス制御装置に解錠要求信号を送信する、
ように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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