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公開番号
2025008744
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111185
出願日
2023-07-06
発明の名称
フート弁
出願人
株式会社栗本鐵工所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16K
51/00 20060101AFI20250109BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】メンテナンスを簡便化することができるフート弁を提供する。
【解決手段】上端側に吸込配管6が接続され、下端側に弁箱弁座7が設けられた筒状の弁箱2と、吸込配管6内の液体の水頭圧f1によって弁箱弁座7に当接して弁箱2の下端側を塞ぐ一方で、吸込配管6を通って上向きに流れる液体の吸込揚程圧f2によって弁箱弁座7と離間する弁体3と、弁箱2の下部に設けられ、吸込配管6を通って上向きに流れる液体中の塵芥物を除去するスクリーン部材4と、スクリーン部材4の外側表面に沿って相対移動可能に設けられたクリーニング部材5と、を有する構成とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上端側に吸込配管(6)が接続され、下端側に弁箱弁座(7)が設けられた筒状の弁箱(2)と、
前記吸込配管(6)内の液体の水頭圧(f1)によって前記弁箱弁座(7)に当接して前記弁箱(2)の下端側を塞ぐ一方で、前記吸込配管(6)を通って上向きに流れる液体の吸込揚程圧(f2)によって前記弁箱弁座(7)と離間する弁体(3)と、
前記弁箱(2)の下部に設けられ、液体中の塵芥物を除去するスクリーン部材(4)と、
前記スクリーン部材(4)の外側表面に沿って相対移動可能に設けられたクリーニング部材(5)と、
を有するフート弁。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記弁体(3)と前記クリーニング部材(5)との間に介在するリンク部材(9)をさらに有し、前記リンク部材(9)によって、前記弁体(3)の開閉動作に伴って前記クリーニング部材(5)が移動するように構成された請求項1に記載のフート弁。
【請求項3】
前記リンク部材(9)が、前記弁体(3)を軸方向に沿って案内する当該弁体(3)に固定されたガイドシャフト(9)であって、前記弁体(3)および前記ガイドシャフト(9)とともに前記クリーニング部材(5)が軸方向に移動するように構成された請求項2に記載のフート弁。
【請求項4】
前記スクリーン部材(4)および前記クリーニング部材(5)が円筒形状をなしており、前記クリーニング部材(5)の周方向の一部にその軸方向の全体に亘って延びるスリット(11)が形成されており、前記クリーニング部材(5)に前記スリット(11)の幅を変えるスリット幅調整機構(12)が設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載のフート弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、吸込配管の先端に設けられるフート弁に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
池などの水質浄化作業、養殖場、水力発電装置などにおいては、揚水ポンプが設けられた吸水配管によって水が汲み上げられる。この吸水配管の先端(下端)には、揚水ポンプの停止時に吸水配管で落水が生じるのを防止するためのフート弁が取り付けられる。
【0003】
このフート弁による水の汲み上げに際しては、水とともに塵芥物を吸い込むことがあり、この塵芥物によって揚水ポンプが故障するトラブルが引き起こされるおそれがある。また、フート弁の弁体に塵芥物が挟み込まれることにより吸水配管内の落水が生じるため、揚水ポンプを再稼働する前に呼び水が必要となり、作業が煩雑となるおそれもある。
【0004】
このため、例えば下記特許文献1、2に示すように、フート弁の吸い込み口にストレーナとして機能するスクリーン部材(特許文献1のストレーナ3、特許文献2のストレーナ8をそれぞれ参照)を設け、フート弁の内部に塵芥物が吸い込まれるのを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭56-67383号公報
実開昭62-190875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2に係る構成においては、フート弁の吸い込み量を確保するために、定期的にスクリーン部材をメンテナンスする必要があるが、水中に浸漬されているフート弁を水中から引き上げてメンテナンスするのは面倒である。
【0007】
そこで、この発明は、メンテナンスを簡便化することができるフート弁を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、この発明では、
上端側に吸込配管が接続され、下端側に弁箱弁座が設けられた筒状の弁箱と、
前記吸込配管内の液体の水頭圧によって前記弁箱弁座に当接して前記弁箱の下端側を塞ぐ一方で、前記吸込配管を通って上向きに流れる液体の吸込揚程圧によって前記弁箱弁座と離間する弁体と、
前記弁箱の下部に設けられ、液体中の塵芥物を除去するスクリーン部材と、
前記スクリーン部材の外側表面に沿って相対移動可能に設けられたクリーニング部材と、
を有するフート弁を構成した。
【0009】
このようにすると、スクリーン部材とクリーニング部材との間の相対移動によってスクリーン部材の表面に付着した塵芥物をスムーズに除去することができるため、フート弁のメンテナンスを簡便化することができる。
【0010】
前記構成においては、前記弁体と前記クリーニング部材との間に介在するリンク部材をさらに有し、前記リンク部材によって、前記弁体の開閉動作に伴って前記クリーニング部材が移動するように構成するのが好ましい。このようにすると、通常の弁体開閉動作の中でスクリーン部材の表面から塵芥物が除去されるため、フート弁のメンテナンスの頻度を減らすことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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