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公開番号
2025007981
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023109764
出願日
2023-07-04
発明の名称
深溝玉軸受
出願人
NTN株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16C
19/06 20060101AFI20250109BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ボールの進み遅れによる保持器への負荷をなくすと共に、保持器と内輪の外径面との間、および保持器と外輪の内径面との間の干渉をなくした深溝玉軸受を提供する。
【解決手段】外周に内輪軌道面を有する内輪と、内周に外輪軌道面を有する外輪と、内輪軌道面と外輪軌道面との間を転動する複数のボール4とボール4を周方向に一定間隔で保持する保持器5とを備える深溝玉軸受において、保持器5のボール4を収容するポケット50とボール4の間に形成される周方向ポケット隙間の下限値を0.1mm、上限値を[0.09×使用ボール径-0.007](mm)に設定した。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
外周に内輪軌道面を有する内輪と、内周に外輪軌道面を有する外輪と、内輪軌道面と外輪軌道面との間を転動する複数のボールと、ボールを周方向に一定間隔で保持する保持器とを備える深溝玉軸受において、保持器のボールを収容するポケットとボールの間に形成される周方向ポケット隙間の下限値を0.1mm、上限値を[0.09×使用ボール径-0.007](mm)に設定したことを特徴とする深溝玉軸受。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記ボールが鋼製である請求項1記載の深溝玉軸受。
【請求項3】
前記保持器の材料が、金属材である請求項1記載の深溝玉軸受。
【請求項4】
前記保持器の帯幅を、(0.2×ボール径~0.6×ボール径)mmとした請求項1又は2記載の深溝玉軸受。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、深溝玉軸受、特に、トランスミッションの用途に好適な深溝玉軸受に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
深溝玉軸受は、内輪・外輪とも軌道が円弧状の深い溝になっており、ラジアル荷重、両方向のアキシアル荷重、またはそれらの組合せである合成荷重を受けることができ、高速回転にも適している。このため、深溝玉軸受は、転がり軸受の中で最も多方面に使用されている。
【0003】
ところで、トランスミッションに適用される深溝玉軸受には、ミッションオイルとの相性の問題等から特許文献1の深溝玉軸受にも適用されている打ち抜き保持器を使用し、転動体としてのボールを内輪・外輪間に等間隔に保持している。
【0004】
この保持器のポケット内に保持された転動体としてのボールの公転速度は、それぞれのボールによって異なる。
【0005】
特に、トランスミッションの用途に適用する場合には、早く回るボールと遅く回るボールとで保持器を引っ張り合う、ボールの進み遅れと呼ばれる現象が発生する。このボールの進み遅れと呼ばれる現象による保持器の負荷を回避するためには、ポケットとボール間の周方向隙間を十分に確保する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-160376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、保持器におけるポケットとボール間の周方向隙間を大きく設定すると、保持器の径方向への移動量も大きくなるため、保持器が内輪の外径面に干渉したり、あるいは保持器が外輪の内径面に干渉したりして、この干渉による保持器への負荷が発生することが懸念される。保持器とボール間の周方向隙間と保持器の径方向移動量とは相反するため、どちらか一方を有利な方へ変更させると他方は不利な結果となる。
【0008】
したがって、場合によっては、余儀なく、保持器設計や軸受サイズの変更が必要になることもある。
【0009】
そこで、この発明は、保持器設計や軸受サイズを変更することなく、保持器のポケットとボール間に形成される周方向ポケット隙間の上下限値を規定することにより、ボールの進み遅れによる保持器への負荷をなくすと共に、内輪・外輪による保持器への干渉もなくした、特に、トランスミッションの用途に好適な深溝玉軸受を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記の課題を解決するために、この発明は、外周に内輪軌道面を有する内輪と、内周に外輪軌道面を有する外輪と、内輪軌道面と外輪軌道面の間を転動する複数のボールと、ボールを周方向に一定間隔で保持する保持器とを備える深溝玉軸受において、保持器のボールを収容するポケットとボール間に形成される周方向ポケット隙間の下限値を0.1mm、上限値を[0.09×使用ボール径-0.007](mm)に設定したことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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