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公開番号2025007789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109415
出願日2023-07-03
発明の名称セキュリティタグ
出願人TOPPANエッジ株式会社,旭化成株式会社
代理人個人,個人
主分類G09F 3/00 20060101AFI20250109BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】簡易な構成で偽造を防止する。
【解決手段】表面シート10と裏面シート20との間に、外観上の偽造防止加工が施されたホログラムシート30を有する商品タグ1であって、表面シート10は、ホログラムシート30を表出させる視認孔11を有し、裏面シート20は、ホログラムシート30を表出させる視認孔21を有し、視認孔11と視認孔21とは、厚み方向にて重なる領域を少なくとも一部に有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一被覆層と、該第一被覆層に相対する第二被覆層との間に、外観上の偽造防止加工が施されたセキュリティシートを有するセキュリティタグであって、
前記第一被覆層は、前記セキュリティシートを表出させる第一開口部を有し、
前記第二被覆層は、前記セキュリティシートを表出させる第二開口部を有し、
前記第一開口部と前記第二開口部とは、厚み方向にて重なる領域を少なくとも一部に有する、セキュリティタグ。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載のセキュリティタグにおいて、
前記偽造防止加工は、透過像が得られる細線パターンからなる光学機能層で構成され、
前記第一開口部と前記第二開口部とが厚み方向にて重なる領域において前記第一開口部または前記第二開口部を介して前記透過像が得られる、セキュリティタグ。
【請求項3】
請求項1に記載のセキュリティタグにおいて、
前記第一開口部と前記第二開口部とが厚み方向にて重ならない領域を有し、
前記偽造防止加工は、反射像が得られる細線パターンからなる光学機能層で構成され、
前記第一開口部と前記第二開口部とが厚み方向にて重ならない領域において前記第一開口部または前記第二開口部を介して前記反射像が得られる、セキュリティタグ。
【請求項4】
請求項1に記載のセキュリティタグにおいて、
前記第一開口部と前記第二開口部とが厚み方向にて重ならない領域を有し、
前記偽造防止加工は、透過像及び反射像が得られる細線パターンからなる光学機能層で構成され、
前記第一開口部と前記第二開口部とが厚み方向にて重なる領域において前記第一開口部または前記第二開口部を介して前記透過像が得られ、前記第一開口部と前記第二開口部とが厚み方向にて重ならない領域において前記第一開口部または前記第二開口部を介して前記反射像が得られる、セキュリティタグ。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセキュリティタグにおいて、
前記第一開口部と前記第二開口部とは、その形状と大きさとの少なくとも一方が異なる、セキュリティタグ。
【請求項6】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセキュリティタグにおいて、
前記第一被覆層と前記第二被覆層との間に、外部の読み書き装置と非接触でデータの送受信を行うRFIDを有する、セキュリティタグ。
【請求項7】
請求項2乃至4のいずれか1項に記載のセキュリティタグにおいて、
前記光学機能層は、破断もしくは変色が可能に構成され、
前記第一開口部と前記第二開口部との少なくとも一方を介して、前記光学機能層の破断もしくは変色が視認可能に構成されている、セキュリティタグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、偽造防止機能を有するセキュリティタグに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、店舗等で販売される商品は、品名や価格等が表示されたタグが添付されて販売されている。このようなタグは、商品の出所を表示するものもあり、ブランド品等においては、いわゆるブランドタグが添付されることで、その商品が偽物ではないことが証明される。しかしながら、特にブランドタグにおいては、商品の偽物を販売するためにタグが偽造される場合がある。
【0003】
そこで、タグにホログラムシールを貼着しておき、それにより、タグを偽造しにくくする技術が知られている。しかしながら、ホログラムシールはタグから容易に剥離することができるため、正規品のタグからホログラムシールを剥離して偽造されたタグに再度貼着することで、正規のホログラムシールが貼着されたタグを容易に偽造することができてしまう。
【0004】
特許文献1には、商品の出所や品質を証明するための情報を商品タグのメモリ内に記録しておき、商品の販売時に商品タグから情報を読み取ることで、商品タグが取り付けられた商品が本物であるか偽物であるかを確認するシステムが開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、RFIDに光学変化デバイス(OVD)を組み合わせたRFID内蔵セキュリティ文書が開示されており、1個または複数個の開口部が備えられた第一の基材と、第一の基材と第二の基材間に積層された光学機能層とICチップとで構成され、セキュリティ文書に付けられたOVD付きRFIDの不正な張り替えを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2000-11114号公報
特開2011-150409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムにおいては、商品の出所や品質を証明するための情報を商品タグのメモリ内に予め記録しておくばかりでなく、商品の販売時に商品タグから情報を読み取る必要がある。そのため、大掛かりなシステムの構築が必要となってしまう。特に商品の販売時に商品タグから情報を読み取るためには、専用の読取装置が必要となり、小規模な店舗においてはコスト面等の理由から、そのような読取装置を設置していない場合もある。
【0008】
また、特許文献2に開示されたセキュリティ文書においては、OVD付きRFIDは、パスポート、有価証券、証明書、保証書、カード等のセキュリティ文書に貼付されたRFIDの張り替え防止のみが対象であり、値札などのタグ自体が自立したタグについては、不正防止が機能しないという問題があった。さらに、開口部と同寸のホログラム偽造シールを貼付、あるいは重ね貼りすることで容易に偽造されるという問題があり、タグ自体の偽造防止の観点では、課題解決となっていなかった。
【0009】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で偽造を防止できるセキュリティタグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明は、
第一被覆層と、該第一被覆層に相対する第二被覆層との間に、外観上の偽造防止加工が施されたセキュリティシートを有するセキュリティタグであって、
前記第一被覆層は、前記セキュリティシートを表出させる第一開口部を有し、
前記第二被覆層は、前記セキュリティシートを表出させる第二開口部を有し、
前記第一開口部と前記第二開口部とは、厚み方向にて重なる領域を少なくとも一部に有する。
(【0011】以降は省略されています)

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