TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025007629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109159
出願日
2023-07-03
発明の名称
圧力調整弁
出願人
株式会社鷺宮製作所
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
F16K
17/30 20060101AFI20250109BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】位置調整部の配置を工夫することにより、小型化を図るとともに、汎用性を高めることができる圧力調整弁を提供することである。
【解決手段】圧力調整弁100aであって、二次側ポート1Bを有する本体11と、本体11と別体であり、本体の一端側に配置されるとともに、一次側ポート1A及び弁座12aを有する弁座部12と、軸線L方向に移動し、弁座12aに対して、着座または離座する弁体20と、弁体20を弁座12aへと付勢する付勢手段41,51と、付勢手段41,51の付勢力を調整可能な位置調整部42と、を備え、位置調整部42は、弁座部12及び本体11における軸線方向の相対位置を変位可能な構成を有する。これにより、従来の問題点1(取り付けスペース大)及び従来の問題点2(配管ブロックへの適用不可)を解消することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
二次側ポートを有する本体と、
前記本体と別体であり、前記本体の一端側に配置されるとともに、一次側ポート及び弁座を有する弁座部と、
軸線方向に移動し、前記弁座に対して、着座または離座する弁体と、
前記弁体を前記弁座へと付勢する付勢手段と、
前記付勢手段の付勢力を調整可能な位置調整部と、
を備え、
前記位置調整部は、前記弁座部及び前記本体における軸線方向の相対位置を変位可能な構成であることを特徴とする圧力調整弁。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記位置調整部は、調整ねじ部からなり、
前記調整ねじ部は、前記弁座部及び前記本体にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記載の圧力調整弁。
【請求項3】
前記弁座部は、一端面に一対の回転工具挿入部を有し、
前記一対の回転工具挿入部は、軸線方向からみて、前記一次側ポートの外周側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の圧力調整弁。
【請求項4】
前記調整ねじ部を介して、前記本体に対して、前記弁座部を軸線方向に移動させる付勢力調整手段と、
前記付勢力調整手段により、前記弁体を前記弁座部に付勢させた状態で、前記弁座部を前記本体に対して固定させる付勢力固定手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の圧力調整弁。
【請求項5】
前記弁座部は、前記本体より一端側に延在し、
前記弁座部の一端部における外周面には、シール部材を収容する外周溝が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧力調整弁。
【請求項6】
前記弁座部は、前記調整ねじ部より一端側に、フランジ部を有し、
軸線方向からみて、前記フランジ部の外周面と前記本体の内周面との間には、前記付勢力固定手段により設けられる溶接部と、前記溶接部が設けられない隙間部とを有し、
前記一次側ポートと前記二次側ポートとを常時連通するブリード流路が、前記隙間部と、前記調整ねじ部の螺合隙間と、からなることを特徴とする請求項4に記載の圧力調整弁。
【請求項7】
前記フランジ部の外周縁の一部にフランジ切り欠き部が形成されており、
前記隙間部は、前記フランジ切り欠き部の外周面と前記本体の内周面との隙間に形成されることを特徴とする請求項6に記載の圧力調整弁。
【請求項8】
前記弁座部及び前記本体における前記調整ねじ部の少なくとも一方には、軸線方向に延在するねじ切り欠き部が形成され、
前記螺合隙間は、前記ねじ切り欠き部と、前記ねじ切り欠き部に対向する前記調整ねじ部との隙間に形成されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の圧力調整弁。
【請求項9】
前記本体は、縮径部を有し、
前記縮径部に、二次側ポートを画定する横穴が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧力調整弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、位置調整部を備える圧力調整弁に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
圧力調整弁において、弁体に作用する圧力に応じて開度を可変に制御するために、位置調整部である調整ねじ部材を設け、弁開(あるいは弁閉)圧力を任意に設定する構造を備えるものが多い。
【0003】
例えば、特許文献1には、図12に示すように、圧力調整弁1200(以下、「従来の圧力調整弁」という)であって、一次側ポート1201A、二次側ポート1201B及び弁座1212aを有する弁本体1210と、弁座1212aに着座又は離座する弁体1220と、を備えるものが記載されている。また、特許文献1には、シリンダ部材1231及びピストン部材1233により、弁体1220の軸線L方向へのスライドを支持するスライドユニット1230と、調整ねじ部材1242を介して、弁ばね1241の付勢力を調整する調整ばねユニット1240と、感圧用ベローズ1251を有する感圧用ベローズユニット1250と、内周面1212bに当接する複数の脚部1272を有する弾性部材1270と、をさらに備えるものが記載されている。
【0004】
ここで、従来の圧力調整弁では、構造上、弁ばね1241及び感圧用ベローズ1251の二次側ポート1201B側において、調整ねじ部材1242により、弁ばね1241及び感圧用ベローズ1251の付勢力の調整を行っていた。よって、従来の圧力調整弁では、調整ねじ部材1242を、二次側ポート1201B内に配置する必要があるため、全体的に、軸線L方向に長尺となり、取り付けスペースが大きくなるというおそれがあった(以下、「従来の問題点1(取り付けスペース大)」という)。
【0005】
また、圧力調整弁には、使用者の用途によって、様々な配管経路、特に、軽量化及び省スペース化のため、配管ブロック内に形成した流路内に取り付けられることが要望されていた。
【0006】
しかしながら、従来の圧力調整弁は、一次側配管と二次側配管との間に、比較的大径のフランジなどを介して、配管接続されているため、配管ブロック内の流路などに適用することができず、汎用性が極めて低くなるというおそれがあった(以下、「従来の問題点2(配管ブロックへの適用不可)」という)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-16290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、位置調整部の配置を工夫することにより、小型化を図るとともに、汎用性を高めることができる圧力調整弁を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、圧力調整弁は、二次側ポートを有する本体と、前記本体と別体であり、前記本体の一端側に配置されるとともに、一次側ポート及び弁座を有する弁座部と、軸線方向に移動し、前記弁座に対して、着座または離座する弁体と、前記弁体を前記弁座へと付勢する付勢手段と、前記付勢手段の付勢力を調整可能な位置調整部と、を備え、前記位置調整部は、前記弁座部及び前記本体における軸線方向の相対位置を変位可能な構成を有する。
【0010】
また、上記圧力調整弁であって、前記位置調整部は、調整ねじ部からなり、前記調整ねじ部は、前記弁座部及び前記本体にそれぞれ設けるものとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社鷺宮製作所
電子装置
12日前
株式会社鷺宮製作所
特性測定装置
8日前
個人
流路体
12日前
個人
保持機
3か月前
個人
クラッチ装置
16日前
個人
免震留具
2か月前
株式会社フジキン
配管
4か月前
個人
振り子式免震装置
3か月前
個人
固着具と成形品部材
9日前
個人
ネジの緩み防止装置
3か月前
個人
ロックナット
5か月前
藤井電工株式会社
フック
3か月前
株式会社アイシン
駆動装置
12日前
個人
緩み防止ナット
3か月前
株式会社テイエルブイ
排気弁
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
23日前
カヤバ株式会社
緩衝器
23日前
株式会社不二工機
逆止弁
8日前
株式会社不二工機
電磁弁
3か月前
株式会社不二工機
電動弁
15日前
株式会社不二工機
電動弁
4か月前
スズキ株式会社
防振装置
5か月前
株式会社三五
ドライブシャフト
5か月前
矢崎化工株式会社
連結具
23日前
未来工業株式会社
固定体
1か月前
株式会社ナベル
直動機構
1か月前
株式会社キッツ
逆止め弁
4か月前
日動電工株式会社
保持具
3か月前
株式会社不二工機
電動弁
2か月前
株式会社ナジコ
自在継手
2日前
横浜ゴム株式会社
管継手
4か月前
個人
配管用エルボカバー
3か月前
株式会社フジキン
バルブ
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
続きを見る
他の特許を見る