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公開番号
2025007526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108983
出願日
2023-07-03
発明の名称
走行体
出願人
DMG森精機株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B62D
61/10 20060101AFI20250109BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】走行体の高さを低く維持しつつ、ケーブルダクト等の凸部を乗り越えて走行可能な走行体、を提供する。
【解決手段】走行体は、ベース部40と、第1車輪31を有し、第1車輪31の昇降動作を許容するようにベース部40により支持される車輪ユニット200と、付勢力を発生するサスペンション機構220と、サスペンション機構220および車輪ユニット200に対して接続され、サスペンション機構220からの付勢力を受けて、第1車輪31を下面310に向けて押し付けるリンク機構230とを備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース部と、
第1車輪を有し、前記第1車輪が移動可能に前記ベース部に支持される車輪ユニットと、
付勢力を発生するサスペンション機構と、
前記サスペンション機構および前記車輪ユニットに対して接続され、前記サスペンション機構からの付勢力を受けて、前記第1車輪を下面に向けて押し付けるリンク機構とを備える、走行体。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記車輪ユニットは、前記ベース部により、左右方向に延びる第1軸を中心に回転可能に支持されるアーム部材をさらに有し、
前記第1車輪は、前記アーム部材により、左右方向に延び、前記第1軸から前後方向に離れて位置する第2軸を中心に回転可能に支持される、請求項1に記載の走行体。
【請求項3】
前記サスペンション機構は、左右方向に見て、前記サスペンション機構の少なくとも一部が前記アーム部材と重なり合うように配置される、請求項2に記載の走行体。
【請求項4】
前記サスペンション機構は、前後方向において、前記第1軸および前記第2軸の間に配置される、請求項2または3に記載の走行体。
【請求項5】
前記サスペンション機構の一方端部は、前記ベース部により、左右方向に延び、前後方向において、前記第1軸および前記第2軸の間に位置する第3軸を中心に回転可能に支持され、
前記リンク機構は、
前記ベース部により、左右方向に延び、前後方向において、前記第3軸および前記第2軸の間に位置する第4軸を中心に回転可能に支持され、前記サスペンション機構の他方端部に対して、左右方向に延び、前記第4軸からその半径方向に離れた第5軸を中心に回転可能に接続される第1プレートと、
前記アーム部材に対して、左右方向に延び、前後方向において、前記第4軸および前記第2軸の間に位置する第6軸を中心に回転可能に接続され、前記第1プレートに対して、左右方向に延び、前記第4軸および前記第6軸の各軸からその半径方向に離れた第7軸を中心に回転可能に接続される第2プレートとを有する、請求項2または3に記載の走行体。
【請求項6】
前記ベース部は、前記下面に平行に配置され、前後方向に延びるフレーム部材を有し、
前記サスペンション機構は、前記フレーム部材の下方に設けられる、請求項1または2に記載の走行体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、走行体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
たとえば、特開2021-123249号公報(特許文献1)には、オムニホイールからなる従動輪である前側第1車輪と、駆動輪であり、前側第1車輪の後方に設けられる後側第1車輪と、オムニホイールからなる従動輪であり、後側第1車輪のさらに後方に設けられる第2車輪と、フレームによって、走行方向に沿った垂直平面内で揺動可能に支持され、両端部に前側第1車輪および後側第1車輪が回転可能に設けられる支持アームとを備える走行装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-123249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
移動装置の一例として、搬送対象物を任意の場所に搬送するAMR(Autonomous Mobile Robot)が工場等で利用されている。このようなAMRに備わる走行体は、工場の床面に配索された配線または配管を覆うケーブルダクト等を乗り越えて走行する必要があるため、高い走行性(travelling)が求められる。また、走行体は、ラック倉庫等で搬送対象物の直下に進入する必要があるため、走行性の向上を図るにあたっては、走行体の車高を低く維持することも求められる。
【0005】
そこでこの発明の目的は、走行体の高さを低く維持しつつ、ケーブルダクト等の凸部を乗り越えて走行可能な走行体、移動装置、AMR、および、車輪の揺動機構などを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ベース部と、第1車輪を有し、第1車輪が移動可能に前記ベース部に支持される車輪ユニットと、付勢力を発生するサスペンション機構と、サスペンション機構および車輪ユニットに対して接続され、サスペンション機構からの付勢力を受けて、第1車輪を下面に向けて押し付けるリンク機構とを備える走行体を提供するものである。
【0007】
さらに、本発明は、そのような走行体を用いた移動装置(AMR、移動ロボットおよび自立移動ロボットなど)を提供し、そのような走行体に用いられる車輪の揺動機構を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
この発明に従えば、走行体の高さを低く維持しつつ、ケーブルダクト等の凸部を乗り越えて走行可能な走行体、移動装置、AMR、および、車輪の揺動機構などを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明の実施の形態における走行体を用いた移動装置を示す斜視図である。
図1中の走行体を示す斜視図である。
図1中の走行体を示す上面図である。
図3中の矢印IVに示される方向に見た走行体を示す後面図である。
図3中の走行用モータの配置の変形例を示す上面図である。
図1中の走行体を示す側面図である。
図4中の2点鎖線VIIで囲まれた範囲の走行体と、コントローラの底板とを示す断面図である。
図2中の走行体において、第1車輪の支持構造を示す斜視図である。
図8中の第1車輪の支持構造(サスペンション機構の中立状態)を示す側面図である。
図8中の第1車輪の支持構造(サスペンション機構の縮み状態)を示す側面図である。
図8中の第1車輪の支持構造(サスペンション機構の伸び状態)を示す側面図である。
アーム部材の下降側揺動端を規制するための機構を模式的に示す断面図である。
アーム部材の上昇側揺動端を規制するための機構を模式的に示す断面図である。
車輪ユニットの保持機構(ボルト挿入前)を示す斜視図である。
車輪ユニットの保持機構(ボルト挿入後)を示す斜視図である。
第1車輪の引き上げ時の走行体を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)
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