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公開番号2025007290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108583
出願日2023-06-30
発明の名称自動バレー駐車の管理方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類G08G 1/14 20060101AFI20250109BHJP(信号)
要約【課題】自動バレー駐車において、乳幼児等の保護対象の車内居残りを防止する。
【解決手段】自動バレー駐車の管理装置が駐車場に対する車両の入庫予定情報を受信した場合、管理装置が、車両の位置情報と、車両の搭乗者情報と、を取得する。搭乗者情報に保護対象の情報が含まれる場合、管理装置が、車両の位置情報に基づいて、覚醒誘導情報を車両に送信する。覚醒誘導情報を受信した場合、車両は、覚醒誘導情報に基づいて、車両の室内覚醒装置を作動する。覚醒誘導情報の送信及び室内覚醒装置の作動が、駐車場の乗降スペースに車両が到着する前に行われる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駐車場における自動バレー駐車を管理する方法であって、
前記自動バレー駐車の管理装置が前記駐車場に対する車両の入庫予定情報を受信した場合、前記管理装置が、前記車両の位置情報と、前記車両の搭乗者情報と、を取得するステップと、
前記搭乗者情報に保護対象の情報が含まれる場合、前記管理装置が、前記位置情報に基づいて、覚醒誘導情報を前記車両に送信するステップと、
前記車両が前記覚醒誘導情報を受信した場合、前記車両が、前記覚醒誘導情報に基づいて、前記車両の室内覚醒装置を作動するステップと、
を含み、
前記覚醒誘導情報の送信及び前記室内覚醒装置の作動が、前記駐車場の乗降スペースに前記車両が到着する前に行われる
ことを特徴とする自動バレー駐車の管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、駐車場における車両の自動バレー駐車を管理する方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、駐車場での車両の自動運転を行うシステムを開示する。この従来のシステムは、駐車場での車両の自動運転を開始する前に、乳幼児等の乗員の居残りの検出を行う。そして、この居残りが検出された場合は、車両の自動運転の開始が禁止される。従来のシステムでは、また、居残りが検出された場合、車載音源から警報音が出力され、又は、居残りが検出されたことを示す情報が車両の外部機器(車両のユーザの端末、駐車場の管理端末)に送信される。従来のシステムでは、更に、自動運転の開始後も居残りの検出が継続される。自動運転の開始後に居残りが検出された場合、居残りが検出されたことを示す情報が、車両の外部機器に送信される。
【0003】
本開示に関連する技術分野の技術水準を示す文献としては、特許文献1の他に、特許文献2及び3を例示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-169689号公報
特開2019-215665号公報
特開2019-127132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
乳幼児等の保護対象の車内居残りを防止するための対策は万全であることが望ましい。車内居残りが発生してしまう要因の一つに、保護者を含む車両の同乗者が車両から降りる際に保護対象が寝ており、保護対象から同乗者に対する働きかけが行われないことが考えられる。この点、特許文献1のシステムによれば、居残りが検出された場合、車両から周囲へ、又は、車両から保護者等への働きかけが可能である。しかしながら、自動バレー駐車では、車両と駐車場の間で情報のやり取りを行うことができる。従って、保護対象の居残りを防止するための働きかけを駐車場から行う観点から改良の余地があると言える。
【0006】
本開示の1つの目的は、自動バレー駐車において、乳幼児等の保護対象の車内居残りを防止することが可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、駐車場における自動バレー駐車を管理する方法であり、次の特徴を有する。
前記方法は、
前記自動バレー駐車の管理装置が前記駐車場に対する車両の入庫予定情報を受信した場合、前記管理装置が、前記車両の位置情報と、前記車両の搭乗者情報と、を取得するステップと、
前記搭乗者情報に保護対象の情報が含まれる場合、前記管理装置が、前記位置情報に基づいて、覚醒誘導情報を前記車両に送信するステップと、
前記車両が前記覚醒誘導情報を受信した場合、前記車両が、前記覚醒誘導情報に基づいて、前記車両の室内覚醒装置を作動するステップと、
を含む。
前記覚醒誘導情報の送信及び前記室内覚醒装置の作動が、前記駐車場の乗降スペースに前記車両が到着する前に行われる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、駐車場の乗降スペースに車両が到着する前に自動バレー駐車の管理装置から車両に対して覚醒誘導情報が送信され、この車両の室内覚醒装置が作動される。そのため、乗降スペースに車両が到着する前に、保護対象を覚醒させることが可能となる。覚醒した保護対象は、保護者を含む車両の同乗者に対する働きかけを行うことが期待される。これにより、乗降スペースにおいて同乗者が車両から降りる際に、保護対象の車内居残りが発生するのを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
自動バレー駐車を説明する図である。
実施形態に係る居残り防止対策を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態について説明する。尚、各図において、同一又は相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化し又は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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