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公開番号2025007115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108305
出願日2023-06-30
発明の名称直交軸歯車減速機
出願人オリエンタルモーター株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16H 57/033 20120101AFI20250109BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】直交軸歯車減速機に対してモータとギヤドモータとを選択的に組み合わせられるようにする。
【解決手段】直交軸歯車減速機100は、ピニオンを有するモータの中実出力軸210を備えるモータ200と、入力歯車と中実出力軸310とを備える平行軸歯車減速機300とを選択的に組み合わせ可能に構成される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ピニオンを有するモータの中実出力軸を備えるモータと、
入力歯車と中実出力軸とを備える平行軸歯車減速機と
を選択的に組み合わせ可能に構成された直交軸歯車減速機。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記直交軸歯車減速機の入力軸が、
円筒状であり、
前記平行軸歯車減速機の中実出力軸と嵌合する中空部と、
前記モータの中実出力軸のピニオンと噛み合うギヤ部が形成された外周部と
を備える、請求項1に記載の直交軸歯車減速機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の直交軸歯車減速機を複数有する第1の群と、
請求項1又は2に記載のモータを複数有する第2の群と
を備える駆動機構のシリーズ。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の平行軸歯車減速機を複数有する第3の群をさらに備える請求項3に記載の駆動機構のシリーズ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は直交軸歯車減速機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の図5、図6に、モータM2と2段形のウォーム減速機G2とを一体にしたウォームギヤドモータが示されている。ウォーム減速機G2は、平行軸(ヘリカル)歯車機構の1段目減速部400と、ウォーム歯車機構の2段目減速部420とで構成されている。モータM2のモータ軸280の回転は、そのまま2段形ウォーム減速機G2の1段目減速部400の入力軸340の回転となり、ヘリカルピニオン440とヘリカルギヤ460との噛合により第1段の減速が行われる。ヘリカルギヤ460の回転は2段目減速部420のウォーム軸480に伝達され、ウォーム500及びウォームギヤ520の噛合により回転方向が90°転換されるとともに、第2段の減速が行われる。ウォームギヤ520の回転はそのまま出力軸540を介して相手機械の入力軸へと伝達される。
【0003】
上記特許文献1の図1~3には、低速側ウォームギヤユニット10と、高速側多段形ヘリカルギヤユニット(モータを含む。)20で構成されているウォームギヤドモータが示されている。ヘリカルギヤユニット20は、ケース40内に収納されたモータMと減速部50を備える。減速部50はモータ出力軸23、その出力軸先端のピニオン24、中間段ギヤ25、中間段ギヤピニオン26、出力段ギヤ28より構成される。ヘリカルユニット出力軸27は外部へ突出する形となっている。
【0004】
一方、低速側ウォームギヤユニット10においては、ケース41内にウォームギヤ12を含むウォーム軸11、出力軸30が収容されており、減速部51を内蔵している。ウォーム軸11には、ヘリカルギヤユニット20の出力軸27が挿入されて連結される構造になっている。具体的には、ヘリカルギヤユニット20の出力軸27に装着されているキー27´を介して、ウォーム軸11のメス穴加工部のキー溝にトルク伝達が行われる。
【0005】
モータMの出力軸23が回転すると、その先端のピニオン24から中間段ギヤ25に回転が減速されて伝わり、中間軸の中間段ピニオン26からヘリカルギヤユニット出力軸27の出力段ギヤ28に回転が減速されて伝わる。ヘリカルギヤユニット出力軸27に伝わった回転は、ウォームギヤユニット10側のウォーム軸11に伝えられる。ウォーム軸11上のウォームギヤ12により、回転はさらに減速され、出力軸30へ伝えられ、出力軸30が所定のトルクで回転する。
【0006】
ヘリカルギヤユニット20の減速部50のケース22とモータMのケース42は、必要に応じて分離可能になっている。そのため、ウォームギヤユニット1種類に対し、予めヘリカルギヤユニット3種類(A、B、C)を用意しておくと、用途に応じてヘリカルギヤユニット側を選択することで、客先用途に応じた多目的化対応が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2006-200605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したウォーム減速機G2を備えたウォームギヤドモータを使用する場合、客先用途に応じた減速比とするために、減速比の異なる複数のウォーム減速機G2を用意する必要があると考えられる。
【0009】
また、ウォームギヤユニット10及びヘリカルギヤユニット20を使用する場合、ウォームギヤユニット10は一種類とし、減速部50の減速比が異なる複数のヘリカルギヤユニット20を用意して、用途に応じてヘリカルギヤユニット20を選択することが考えられる。
【0010】
しかし、比較的に低減速比のウォームギヤドモータが要求される場合、ヘリカルギヤユニット20の減速部50であえて減速する必要はないと考えられる。それでもなお減速部50を付けることにより、比較的に高減速比のウォームギヤドモータしか構成できないうえ減速部50のコストがかかるとともに、ウォームギヤドモータ全体の大きさが大きくなることが想定される。
(【0011】以降は省略されています)

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