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公開番号
2025006629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107537
出願日
2023-06-29
発明の名称
デハロコッコイデス属細菌及び揮発性有機化合物の分解処理方法
出願人
株式会社大林組
,
国立大学法人 名古屋工業大学
代理人
個人
,
個人
主分類
C12N
1/20 20060101AFI20250109BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】優れたクロロプロペン類の分解作用を発揮する新規なデハロコッコイデス属細菌及び揮発性有機化合物の分解処理方法を提供する。
【解決手段】本発明は、受領番号NITE AP-03891として寄託されたデハロコッコイデス・マッカーティ(Dehalococcoides mccartyi)NIT-OBY株、又はクロロプロペン類を脱塩素化する能力を有する前記デハロコッコイデス・マッカーティ(Dehalococcoides mccartyi)NIT-OBY株の変異株若しくは近縁株である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
受領番号NITE AP-03891として寄託されたデハロコッコイデス・マッカーティ(Dehalococcoides mccartyi)NIT-OBY株、又はクロロプロペン類を脱塩素化する能力を有する前記デハロコッコイデス・マッカーティ(Dehalococcoides mccartyi)NIT-OBY株の変異株若しくは近縁株であるデハロコッコイデス属細菌。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
揮発性有機化合物の分解に用いられる請求項1に記載のデハロコッコイデス属細菌。
【請求項3】
前記揮発性有機化合物は、クロロエチレン類、クロロエタン類、及びクロロプロペン類から選ばれる少なくとも一種である請求項2に記載のデハロコッコイデス属細菌。
【請求項4】
請求項1に記載のデハロコッコイデス属細菌を用いた揮発性有機化合物の分解処理方法。
【請求項5】
前記揮発性有機化合物は、クロロエチレン類、クロロエタン類、及びクロロプロペン類から選ばれる少なくとも一種である請求項4に記載の揮発性有機化合物の分解処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規なデハロコッコイデス属細菌及びそれを用いた揮発性有機化合物の分解処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、トリクロロエチレン等の揮発性有機化合物(VOC)で汚染された土壌、地下水等の汚染物を、VOC分解菌を用いて分解・無害化することで浄化を行う手法が知られている。浄化方法としては、地盤中に生息するVOC分解菌に栄養を与えて活性化させ、VOCを分解・無害化するバイオスティミュレーションが知られている。また、VOC分解菌が存在する土壌・地下水中からVOC分解菌を単離し、それを外部で大量培養して地盤に注入するバイオオーグメンテーションが知られている。
【0003】
従来より、VOC分解菌としては、特許文献1に記載されるデハロコッコイデス(Dehalococcoides)属細菌が知られている。特許文献1に記載されるデハロコッコイデス属細菌は、トリクロロエチレンをエチレンに分解するとともに、1,1,2-トリクロロエタンをエチレンに分解する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-31号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、揮発性有機化合物の一種であるクロロプロペン類を分解することができるデハロコッコイデス属細菌は従来知られていなかった。優れたクロロプロペン類の分解作用を発揮する新規なデハロコッコイデス属細菌及び揮発性有機化合物の分解処理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を達成するため鋭意検討した結果、優れたクロロプロペン類の分解作用を発揮する新規なデハロコッコイデス属細菌を見出した。
上記課題を解決する各態様を記載する。
【0007】
態様1のデハロコッコイデス属細菌は、受領番号NITE AP-03891として寄託されたデハロコッコイデス・マッカーティ(Dehalococcoides mccartyi)NIT-OBY株、又はクロロプロペン類を脱塩素化する能力を有する前記デハロコッコイデス・マッカーティ(Dehalococcoides mccartyi)NIT-OBY株の変異株若しくは近縁株である。
【0008】
態様2は、態様1に記載のデハロコッコイデス属細菌において、揮発性有機化合物の分解に用いられる。
態様3は、態様2に記載のデハロコッコイデス属細菌において、前記揮発性有機化合物は、クロロエチレン類、クロロエタン類、及びクロロプロペン類から選ばれる少なくとも一種である。
【0009】
態様4の揮発性有機化合物の分解処理方法は、態様1に記載のデハロコッコイデス属細菌を用いる。
態様5は、態様4に記載の揮発性有機化合物の分解処理方法において、前記揮発性有機化合物は、クロロエチレン類、クロロエタン類、及びクロロプロペン類から選ばれる少なくとも一種である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、優れたクロロプロペン類の分解作用を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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