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公開番号
2025005147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105198
出願日
2023-06-27
発明の名称
果汁含有飲料
出願人
アサヒ飲料株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
2/02 20060101AFI20250108BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】すっきり感を維持または向上させつつ、飲みごたえと味の濃さとをより感じられるようにすることができる新規な技術を提供する。
【解決手段】果汁を含む飲料であって、(A)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酢酸ヘキシルの含有量が5~30ppm、(B)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酪酸エチルの含有量が1~100ppm、または(C)果汁率が10~20%であり、糖度が3~7であり、酢酸イソブチルの含有量が1~10ppmを満たす、果汁含有飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
果汁を含む飲料であって、
以下の(A)~(C)の少なくともいずれか1つを満たす、果汁含有飲料。
(A)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酢酸ヘキシルの含有量が5~30ppm
(B)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酪酸エチルの含有量が1~100ppm
(C)果汁率が10~20%であり、糖度が3~7であり、酢酸イソブチルの含有量が1~10ppm
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記果汁が、リンゴ果汁、オレンジ果汁およびレモン果汁からなる群から選ばれる一種または二種以上である、請求項1または2に記載の果汁含有飲料。
【請求項3】
果汁を含む飲料において、以下の(A)~(C)の少なくともいずれか1つを満たすように、果汁率、糖度、および酢酸ヘキシル、酪酸エチルまたは酢酸イソブチルの含有量を調整することを含む、すっきり感を維持しつつ、飲みごたえと味の濃さとをより感じられるようにする方法。
(A)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酢酸ヘキシルの含有量が5~30ppm
(B)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酪酸エチルの含有量が1~100ppm
(C)果汁率が10~20%であり、糖度が3~7であり、酢酸イソブチルの含有量が1~10ppm
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は果汁含有飲料に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から柑橘類やリンゴ、ぶどうなどの果汁を含む飲料が広く親しまれている(例えば特許文献1)。果汁含有飲料においては消費者の多様な好みに応えるために様々な果汁率の飲料が販売されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-092611号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、果汁含有飲料において、すっきり感を維持しつつ、飲みごたえと味の濃さとをより感じられるようにすることができる新規な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、果汁含有量飲料の糖度を大きくし、同じ果汁率の飲料と比較して飲みごたえと味の濃さとをより感じることができる飲料とすることを着想したが、糖度を大きくした該飲料においては飲んだときに感じられるすっきり感が損なわれる場合があった。
鋭意研究の結果、本発明者は、特定の化合物を所定の含有量で飲料中に含有させることで、すっきり感を維持または向上させつつ、飲みごたえと味の濃さとをより感じられるようにすることができることを見出した。
【0006】
なお、本明細書において、すっきり感とは、飲料を飲んだ後に感じる味(後味)についての感覚である。すっきり感は後味がより淡泊と感じられたり、また、後味がより早くなくなったりするとすっきり感がより高いと感じられるようになる。
また、飲みごたえとは、ボディ感ともいい、飲んだときにコクや重さのある風味があり、飲み込むときに喉に抵抗を感じられるような感覚をいう。飲みごたえがより強いと飲料を飲んだことをより強く実感できる。
また、味の濃さとは、飲料を飲むときに感じられる味についての感覚である。甘味、うまみ、塩味などをより感じる場合に味の濃さをより感じると評価できる。
【0007】
本発明の要旨は以下のとおりである。
[1]
果汁を含む飲料であって、
以下の(A)~(C)の少なくともいずれか1つを満たす、果汁含有飲料。
(A)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酢酸ヘキシルの含有量が5~30ppm
(B)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酪酸エチルの含有量が1~100ppm
(C)果汁率が10~20%であり、糖度が3~7であり、酢酸イソブチルの含有量が1~10ppm
[2]
前記果汁が、リンゴ果汁、オレンジ果汁およびレモン果汁からなる群から選ばれる1種または2種以上である、[1]に記載の果汁含有飲料。
[3]
果汁を含む飲料において、以下の(A)~(C)の少なくともいずれか1つを満たすように、果汁率、糖度、および酢酸ヘキシル、酪酸エチルまたは酢酸イソブチルの含有量を調整することを含む、すっきり感を維持しつつ、飲みごたえと味の濃さとをより感じられるようにする方法。
(A)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酢酸ヘキシルの含有量が5~30ppm
(B)果汁率が10~70%であり、糖度が3~8であり、酪酸エチルの含有量が1~100ppm
(C)果汁率が10~20%であり、糖度が3~7であり、酢酸イソブチルの含有量が1~10ppm
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、果汁含有飲料において、すっきり感を維持しつつ、飲みごたえと味の濃さとをより感じられるようにすることができる新規な技術を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の1つの実施形態について、詳細に説明する。本実施形態は果汁含有飲料に関する。
【0010】
本明細書において果汁含有飲料とは、果汁を原料として配合した飲料を意味する。また、果汁とは、果実を破砕して搾汁又は裏ごし等をし、必要に応じて皮、種子等を除去した液体成分をいう。また、本明細書に係る果汁には、当該液体成分を濃縮したものや、これらの希釈還元物も含まれる概念である。
(【0011】以降は省略されています)
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