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公開番号
2025005123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105159
出願日
2023-06-27
発明の名称
開口枠構造
出願人
イイダ産業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20250108BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】開口枠を効率的に補強することを可能にした開口枠構造を提供する。
【解決手段】開口枠構造11の開口枠12は、一対の第1中空構造部21の両端をそれぞれ接続する一対の第2中空構造部22を備える。第2中空構造部22は、直線状中空構造部H1と曲線状中空構造部H2とを有する。補強構造13は、第1補強部材31と第2補強部材32と連結部材33とを有する。第2補強部材32は、一対の第1中空構造部21の内周縁間の距離の中心を通る水平線L1と第1補強部材31との間に配置される。第1補強部材31は、曲線状中空構造部H2の内周面に固着される第1発泡体と、第1発泡体を支持する第1支持部材とを有する。第2補強部材32は、第1発泡体と離間して配置されるとともに第2中空構造部22の内周面に固着される第2発泡体と、第2発泡体を支持する第2支持部材とを有する。連結部材33は、第1支持部材と第2支持部材とを連結する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のドアが取り付けられる開口枠と前記開口枠を補強する補強構造とを有する開口枠構造であって、
前記開口枠は、
前記ドアの上辺及び下辺に沿うように配置される一対の第1中空構造部と、
前記一対の第1中空構造部の両端をそれぞれ接続する一対の第2中空構造部と、を備え、
前記第2中空構造部は、前記第2中空構造部の内周縁が直線状に延びる直線状中空構造部と、
前記直線状中空構造部の両端に設けられ、前記第2中空構造部の内周縁が曲線状に延びる曲線状中空構造部と、を有し、
前記補強構造は、前記一対の第2中空構造部の少なくとも一方に設けられ、かつ前記補強構造は、第1補強部材と第2補強部材と連結部材とを備え、
前記第2補強部材は、前記一対の第1中空構造部の内周縁間の距離の中心を通る水平線と前記第1補強部材との間に配置され、
前記第1補強部材は、前記曲線状中空構造部の内周面に固着される第1発泡体と、
前記第1発泡体を支持する第1支持部材と、を有し、
前記第2補強部材は、前記第1発泡体と離間して配置されるとともに前記第2中空構造部の内周面に固着される第2発泡体と、前記第2発泡体を支持する第2支持部材と、を有し、
前記連結部材は、前記第1支持部材と前記第2支持部材とを連結する、開口枠構造。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記第1支持部材と前記第2支持部材との前記開口枠の内周縁側の端部間の距離である内側距離は、
前記第1支持部材と前記第2支持部材との前記開口枠の外周縁側の端部間の距離である外側距離よりも短い、請求項1に記載の開口枠構造。
【請求項3】
前記補強構造は、前記第1補強部材及び前記第2補強部材と離間して配置される第3補強部材をさらに備え、
前記第3補強部材は、前記第2中空構造部の内周面に固着される第3発泡体を有し、
前記第3補強部材と前記第1補強部材との間に前記第2補強部材が配置される、請求項1に記載の開口枠構造。
【請求項4】
前記第3補強部材は、前記第3発泡体を支持する第3支持部材を有する、請求項3に記載の開口枠構造。
【請求項5】
前記第1発泡体は、前記ドアの上辺及び下辺のうち、前記下辺に近い前記曲線状中空構造部の内周面に固着される、請求項1に記載の開口枠構造。
【請求項6】
前記ドアは、バックドアである、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の開口枠構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のドアが取り付けられる開口枠を有する開口枠構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されるように、車両の構造において、車両のピラー等の中空構造部における中空部に発泡体を配置した構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-066342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両において、サイドドア、バックドア等のドアが取り付けられる開口枠の剛性を高めることが求められる場合がある。このような開口枠を効率的に補強することは、例えば、車両重量の増加を抑えるという観点で有利である。
【0005】
そこで、本発明の目的は、開口枠を効率的に補強することを可能にした開口枠構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する開口枠構造の各態様について説明する。
態様1の開口枠構造は、車両のドアが取り付けられる開口枠と前記開口枠を補強する補強構造とを有する開口枠構造であって、前記開口枠は、前記ドアの上辺及び下辺に沿うように配置される一対の第1中空構造部と、前記一対の第1中空構造部の両端をそれぞれ接続する一対の第2中空構造部と、を備え、前記第2中空構造部は、前記第2中空構造部の内周縁が直線状に延びる直線状中空構造部と、前記直線状中空構造部の両端に設けられ、前記第2中空構造部の内周縁が曲線状に延びる曲線状中空構造部と、を有し、前記補強構造は、前記一対の第2中空構造部の少なくとも一方に設けられ、かつ前記補強構造は、第1補強部材と第2補強部材と連結部材とを備え、前記第2補強部材は、前記一対の第1中空構造部の内周縁間の距離の中心を通る水平線と前記第1補強部材との間に配置され、前記第1補強部材は、前記曲線状中空構造部の内周面に固着される第1発泡体と、前記第1発泡体を支持する第1支持部材と、を有し、前記第2補強部材は、前記第1発泡体と離間して配置されるとともに前記第2中空構造部の内周面に固着される第2発泡体と、前記第2発泡体を支持する第2支持部材と、を有し、前記連結部材は、前記第1支持部材と前記第2支持部材とを連結する。
【0007】
この構成によれば、第1補強部材及び第2補強部材によって第2中空構造部の補強効果を高めることができる。ここで、第2中空構造部における曲線状中空構造部は、開口枠において変形の起点となり易い。このような曲線状中空構造部に第1補強部材の第1発泡体が固着されることで、開口枠を効率的に補強することができる。しかも、第1補強部材の第1支持部材と第2補強部材の第2支持部材とが連結部材により連結されているため、第1補強部材と第2補強部材との一体的な補強効果を発揮させることができる。
【0008】
態様2の開口枠構造では、態様1において、前記第1支持部材と前記第2支持部材との前記開口枠の内周縁側の端部間の距離である内側距離は、前記第1支持部材と前記第2支持部材との前記開口枠の外周縁側の端部間の距離である外側距離よりも短くてもよい。この構成によれば、開口枠の内周縁側において、より密な構造で補強することができるため、開口枠の内周縁側を効率的に補強することができる。
【0009】
態様3の開口枠構造では、態様1又は態様2において、前記補強構造は、前記第1補強部材及び前記第2補強部材と離間して配置される第3補強部材をさらに備え、前記第3補強部材は、前記第2中空構造部の内周面に固着される第3発泡体を有し、前記第3補強部材と前記第1補強部材との間に前記第2補強部材が配置されてもよい。この構成によれば、第3補強部材によって開口枠の第2中空構造部をより広範囲で補強することができる。
【0010】
態様4の開口枠構造では、態様3において、前記第3補強部材は、前記第3発泡体を支持する第3支持部材を有してもよい。この構成によれば、第3補強部材の補強効果をより高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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