TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025004937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104850
出願日
2023-06-27
発明の名称
蒸気制御弁システム
出願人
株式会社ミヤワキ
代理人
個人
,
個人
主分類
F16K
31/04 20060101AFI20250108BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】蒸気制御弁の弁部の温度に基づいて弁部の開度を調整することによってウォーターハンマを防止することが可能な蒸気制御弁システムを得る。
【解決手段】蒸気制御弁システムは、蒸気制御弁と制御部と記憶部とを備え、前記蒸気制御弁は、弁部と、前記弁部の開度を調整するために前記弁部を駆動する電動モータと、前記弁部の温度を検出する温度センサと、を有し、前記記憶部は、前記一次側蒸気配管又は前記二次側蒸気配管においてウォーターハンマを発生させない前記弁部の温度と前記弁部の開度との関係を規定する制御情報を保持し、前記制御部は、前記温度センサから取得した温度検出信号と前記記憶部から取得した前記制御情報とに基づいて前記電動モータの駆動を制御することにより、前記弁部の温度に応じて前記弁部の開度を調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一次側蒸気配管から二次側蒸気配管へ流れる蒸気の量を調整する蒸気制御弁と、
前記蒸気制御弁を制御する制御部と、
前記制御部に接続された記憶部と、
を備え、
前記蒸気制御弁は、
弁部と、
前記弁部の開度を調整するために前記弁部を駆動する電動モータと、
前記弁部の温度を検出する温度センサと、
を有し、
前記記憶部は、前記一次側蒸気配管又は前記二次側蒸気配管においてウォーターハンマを発生させない前記弁部の温度と前記弁部の開度との関係を規定する制御情報を保持し、
前記制御部は、前記温度センサから取得した温度検出信号と前記記憶部から取得した前記制御情報とに基づいて前記電動モータの駆動を制御することにより、前記弁部の温度に応じて前記弁部の開度を調整する、蒸気制御弁システム。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記制御情報は、前記弁部の温度が低い温度領域ほど温度の変化量に対する開度の変化量が小さく、前記弁部の温度が高い温度領域ほど温度の変化量に対する開度の変化量が大きい制御プロファイルを有する、請求項1に記載の蒸気制御弁システム。
【請求項3】
前記制御情報は、複数の前記制御プロファイルを有し、
前記蒸気制御弁の機種に応じて、又はユーザの設定によって、複数の前記制御プロファイルの中から一の前記制御プロファイルが選択される、請求項2に記載の蒸気制御弁システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気制御弁システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、混合器で蒸気と水とを混合して温水を製造する温水製造装置において、蒸気制御弁と混合器との間の配管に真空破壊弁を設けることによって、ウォーターハンマの発生を防止する技術が開示されている。混合器には吐出管が設けられており、吐出管には温度検出器が設けられている。温度検出器の検出結果に基づいて蒸気制御弁を開閉制御することによって、混合器に流入する蒸気量が調節される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-201189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、蒸気制御弁の弁部の温度に基づいて弁部の開度を調整することによってウォーターハンマを防止することについて、何ら検討されていない。
【0005】
本発明は、蒸気制御弁の弁部の温度に基づいて弁部の開度を調整することによってウォーターハンマを防止することが可能な蒸気制御弁システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蒸気制御弁システムは、一次側蒸気配管から二次側蒸気配管へ流れる蒸気の量を調整する蒸気制御弁と、前記蒸気制御弁を制御する制御部と、前記制御部に接続された記憶部と、を備え、前記蒸気制御弁は、弁部と、前記弁部の開度を調整するために前記弁部を駆動する電動モータと、前記弁部の温度を検出する温度センサと、を有し、前記記憶部は、前記一次側蒸気配管又は前記二次側蒸気配管においてウォーターハンマを発生させない前記弁部の温度と前記弁部の開度との関係を規定する制御情報を保持し、前記制御部は、前記温度センサから取得した温度検出信号と前記記憶部から取得した前記制御情報とに基づいて前記電動モータの駆動を制御することにより、前記弁部の温度に応じて前記弁部の開度を調整する。
【0007】
この態様によれば、記憶部は、ウォーターハンマを発生させない弁部の温度と弁部の開度との関係を規定する制御情報を保持し、制御部は、温度センサから取得した温度検出信号と記憶部から取得した制御情報とに基づいて電動モータの駆動を制御することにより、弁部の温度に応じて弁部の開度を調整する。これにより、一次側蒸気配管又は二次側蒸気配管においてウォーターハンマの発生を防止することが可能となる。
【0008】
上記態様において、前記制御情報は、前記弁部の温度が低い温度領域ほど温度の変化量に対する開度の変化量が小さく、前記弁部の温度が高い温度領域ほど温度の変化量に対する開度の変化量が大きい制御プロファイルを有すると良い。
【0009】
この態様によれば、制御情報が、弁部の温度が低い温度領域ほど温度の変化量に対する開度の変化量が小さく、弁部の温度が高い温度領域ほど温度の変化量に対する開度の変化量が大きい制御プロファイルを有することにより、ウォーターハンマの発生を効果的に防止することが可能となる。
【0010】
上記態様において、前記制御情報は、複数の前記制御プロファイルを有し、前記蒸気制御弁の機種に応じて、又はユーザの設定によって、複数の前記制御プロファイルの中から一の前記制御プロファイルが選択されると良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ミヤワキ
計測装置
11日前
株式会社ミヤワキ
蒸気制御弁
15日前
株式会社ミヤワキ
蒸気制御弁システム
15日前
株式会社ミヤワキ
情報処理方法及び情報処理装置
23日前
株式会社ミヤワキ
出力方法、出力装置及びプログラム
7日前
株式会社ミヤワキ
出力方法、出力装置及びプログラム
7日前
個人
流路体
11日前
個人
保持機
3か月前
個人
クラッチ装置
15日前
個人
免震留具
2か月前
個人
振り子式免震装置
3か月前
藤井電工株式会社
フック
3か月前
個人
固着具と成形品部材
8日前
個人
ネジの緩み防止装置
3か月前
株式会社アイシン
駆動装置
11日前
個人
緩み防止ナット
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
22日前
カヤバ株式会社
緩衝器
22日前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社テイエルブイ
排気弁
4か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
3か月前
株式会社不二工機
逆止弁
7日前
株式会社ナベル
直動機構
1か月前
未来工業株式会社
固定体
1か月前
株式会社不二工機
電動弁
2か月前
株式会社ナジコ
自在継手
1日前
株式会社不二工機
電磁弁
3か月前
個人
配管用エルボカバー
3か月前
株式会社フジキン
バルブ
3か月前
矢崎化工株式会社
連結具
22日前
株式会社不二工機
電動弁
14日前
日動電工株式会社
保持具
3か月前
株式会社キッツ
逆止め弁
4か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社PILLAR
継手
1か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁装置
24日前
続きを見る
他の特許を見る