TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025012911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116104
出願日2023-07-14
発明の名称出力方法、出力装置及びプログラム
出願人株式会社ミヤワキ
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】蒸気トラップの交換が必要になる時期を把握する。
【解決手段】出力方法は、蒸気トラップの交換に関する情報を出力する出力装置における出力方法であって、第1蒸気トラップの直近の第1期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す第1情報を取得し、第1蒸気トラップと同じ型式の複数の第2蒸気トラップの第1期間よりも長い第2期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す複数の第2情報を取得し、複数の第2情報のうち、第1期間と同じ長さの第3期間における蒸気の漏洩量の時間的推移が第1情報が示す蒸気の漏洩量の時間的推移と類似している類似実績情報を抽出し、類似実績情報に基づいて第1蒸気トラップの交換が必要になる第1時期を予測し、第1時期に関する情報を出力する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
蒸気トラップの交換に関する情報を出力する出力装置における出力方法であって、
第1蒸気トラップの直近の第1期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す第1情報を取得し、
前記第1蒸気トラップと同じ型式の複数の第2蒸気トラップの前記第1期間よりも長い第2期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す複数の第2情報を取得し、
前記複数の第2情報のうち、前記第1期間と同じ長さの第3期間における蒸気の漏洩量の時間的推移が前記第1情報が示す蒸気の漏洩量の時間的推移と類似している類似実績情報を抽出し、
前記類似実績情報に基づいて前記第1蒸気トラップの交換が必要になる第1時期を予測し、
前記第1時期に関する情報を出力する、
出力方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
更に、前記類似実績情報に基づいて前記第1蒸気トラップの交換の検討が必要になる第2時期を予測し、
更に、前記第2時期に関する情報を出力する、
請求項1に記載の出力方法。
【請求項3】
前記第1蒸気トラップは、所定の施設に設置されている複数の第3蒸気トラップを含み、
前記第1時期に関する情報は、前記複数の第3蒸気トラップのうち、将来の所定時期に交換が必要になる第3蒸気トラップの台数を示す情報を含む、
請求項1に記載の出力方法。
【請求項4】
前記第1蒸気トラップは、所定の施設に設置されている複数の第3蒸気トラップを含み、
前記第1時期に関する情報は、前記複数の第3蒸気トラップのうち、将来の所定時期に交換が必要になる第3蒸気トラップの台数を示す情報を含み、
前記第2時期に関する情報は、前記複数の第3蒸気トラップのうち、前記所定時期に交換の検討が必要になる第3蒸気トラップの台数を示す情報を含む、
請求項2に記載の出力方法。
【請求項5】
前記所定時期は、所定の時間間隔おきに時系列に並ぶ複数の時期である、
請求項3又は4に記載の出力方法。
【請求項6】
蒸気トラップの交換に関する情報を出力する出力装置であって、
第1蒸気トラップの直近の第1期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す第1情報を取得する第1取得部と、
前記第1蒸気トラップと同じ型式の複数の第2蒸気トラップの前記第1期間よりも長い第2期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す複数の第2情報を取得する第2取得部と、
前記複数の第2情報のうち、前記第1期間と同じ長さの第3期間における蒸気の漏洩量の時間的推移が前記第1情報が示す蒸気の漏洩量の時間的推移と類似している類似実績情報を抽出する抽出部と、
前記類似実績情報に基づいて前記第1蒸気トラップの交換が必要になる第1時期を予測する予測部と、
前記第1時期に関する情報を出力する出力部と、
を備える出力装置。
【請求項7】
蒸気トラップの交換に関する情報を出力する出力装置のプログラムであって、
前記出力装置に、
第1蒸気トラップの直近の第1期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す第1情報を取得し、
前記第1蒸気トラップと同じ型式の複数の第2蒸気トラップの前記第1期間よりも長い第2期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す複数の第2情報を取得し、
前記複数の第2情報のうち、前記第1期間と同じ長さの第3期間における蒸気の漏洩量の時間的推移が前記第1情報が示す蒸気の漏洩量の時間的推移と類似している類似実績情報を抽出し、
前記類似実績情報に基づいて前記第1蒸気トラップの交換が必要になる第1時期を予測し、
前記第1時期に関する情報を出力する、
処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気トラップの交換に関する情報を出力する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
蒸気配管系を備えたプラント及び工場等の施設においては、配管系の適所に設置した蒸気トラップによって、熱交換又は放熱等により生じた復水(ドレン)を配管系の外部に排出している。経年劣化や作動不良等によって蒸気トラップの性能が損なわれると、配管系内の蒸気が蒸気トラップを介して外部に漏出し、無駄な蒸気損失を招く。このため、一年に一回等の定期的に、複数の担当者に特許文献1等に開示のような計測診断装置(以降、診断器)を持参させ、1日で約1000機の蒸気トラップの診断を分担して行っている。
【0003】
しかし、担当者の手作業による診断器を用いた蒸気トラップの診断には多大な時間を要する。このため、各蒸気トラップに測定装置を常設して、診断に必要な測定データをサーバ装置に送信するようにし、サーバ装置において各蒸気トラップを診断するシステムを採用する施設も存在する。
【0004】
複数の蒸気トラップの診断の終了後には、各蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量の時間的推移を示す報告書等の診断結果に関する報告書を作成し、当該報告書を当該蒸気トラップを管理する顧客に提示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-84418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来の報告書では、蒸気トラップの診断時までの蒸気の漏洩量の時間的推移を把握することができても、将来の蒸気の漏洩量の時間的推移を把握することは困難であった。このため、顧客は、提示された報告書から、蒸気トラップの交換が必要になる時期を把握することは困難であった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みて成されたものであり、蒸気トラップの交換が必要になる時期を把握することができる出力方法、出力装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る出力方法は、蒸気トラップの交換に関する情報を出力する出力装置における出力方法であって、第1蒸気トラップの直近の第1期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す第1情報を取得し、前記第1蒸気トラップと同じ型式の複数の第2蒸気トラップの前記第1期間よりも長い第2期間における蒸気の漏洩量の時間的推移を示す複数の第2情報を取得し、前記複数の第2情報のうち、前記第1期間と同じ長さの第3期間における蒸気の漏洩量の時間的推移が前記第1情報が示す蒸気の漏洩量の時間的推移と類似している類似実績情報を抽出し、前記類似実績情報に基づいて前記第1蒸気トラップの交換が必要になる第1時期を予測し、前記第1時期に関する情報を出力する。
【0009】
本構成では、複数の第2情報のうち、第1期間と同じ長さの第3期間における蒸気の漏洩量の時間的推移が第1情報が示す蒸気の漏洩量の時間的推移と類似している類似実績情報が抽出される。このため、当該類似実績情報が示す蒸気の漏洩量の時間的推移のうち、第3期間以降の蒸気の漏洩量の時間的推移を、第1期間以降の将来の第1蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量の時間的推移として把握することができる。
【0010】
これにより、類似実績情報が示す将来の第1蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量の時間的推移に基づいて、第1蒸気トラップの交換が必要になる第1時期を適切に予測することができる。本構成によれば、当該第1時期に関する情報が出力されるので、当該情報から第1蒸気トラップの交換が必要になる時期を把握することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社ミヤワキ
計測装置
18日前
株式会社ミヤワキ
蒸気制御弁
22日前
株式会社ミヤワキ
蒸気制御弁システム
22日前
株式会社ミヤワキ
出力方法、出力装置及びプログラム
14日前
株式会社ミヤワキ
出力方法、出力装置及びプログラム
14日前
個人
情報提示方法
15日前
個人
アカウントマップ
8日前
個人
プログラム
7日前
個人
プログラム
14日前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
自動精算システム
23日前
個人
売買システム
29日前
個人
管理サーバ
1か月前
個人
市場受発注システム
21日前
個人
発想支援方法及びシステム
18日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
個人
分類処理プログラム及び方法
18日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
個人
学習装置及び推論装置
7日前
富士通株式会社
金融システム
15日前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
23日前
株式会社発明屋
電池指向の構造設計
1日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
富士通株式会社
プロセッサ
今日
株式会社プレニーズ
仲介システム
8日前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
作業管理装置
21日前
富士通株式会社
情報処理プログラム
1か月前
ダイハツ工業株式会社
移動支援装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
1か月前
続きを見る