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公開番号
2024174715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092697
出願日
2023-06-05
発明の名称
移動支援装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
G06T
7/20 20170101AFI20241210BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザの動作を正確に検出し、ユーザの移動を適切に支援できる移動支援装置の実現を目的とする。
【解決手段】ユーザ2の両肩及び首周りの少なくともいずれかに装着される移動支援装置1であり、ユーザ2の少なくとも両肩の動きに係る肩移動情報21を取得する肩移動検知センサ20と、肩移動情報21に基づいて関心領域に対する処理を実行する制御部40とを備え、制御部40は、肩移動情報21に基づいて関心領域を推定する関心領域推定処理と、肩移動情報21に基づいて予め規定された複数の関心領域変更パターンの少なくとも一に基づいて関心領域を変更する関心領域変更処理とを実行可能であり、肩移動情報21に基づいて関心領域推定処理を実行すると共に、推定された関心領域に近づくように少なくとも一の関心領域変更パターンを選択し、選択された関心領域変更パターンに基づいて、関心領域変更処理を実行することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの両肩及び首周りの少なくともいずれかに装着される移動支援装置であって、
前記ユーザの少なくとも両肩の動きに係る肩移動情報を取得する肩移動検知センサと、
前記肩移動情報に基づいて関心領域に対する処理を実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記肩移動情報に基づいて前記関心領域を推定する関心領域推定処理と、
前記肩移動情報に基づいて予め規定された複数の関心領域変更パターンの少なくとも一に基づいて前記関心領域を変更する関心領域変更処理と、
を実行可能なものであり、
前記肩移動情報に基づいて前記関心領域推定処理を実行すると共に、推定された前記関心領域に近づくように少なくとも一の前記関心領域変更パターンを選択し、選択された前記関心領域変更パターンに基づいて、前記関心領域変更処理を実行すること、を特徴とする移動支援装置。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記ユーザの前方側を撮像する撮像部を備えており、
前記関心領域は、前記撮像部で撮像された画像内において設定されるものであり、
前記制御部は、前記肩移動情報と共に、前記撮像部で撮像した画像情報に基づいて、少なくとも一の前記関心領域変更パターンを選択すること、を特徴とする請求項1に記載の移動支援装置。
【請求項3】
前記関心領域変更パターンは、
前記肩移動情報における前記両肩の幅方向への動きが所定の移動閾値よりも大きいことを条件として、前記関心領域を前記幅方向に広げる変更を行う領域広域変更パターンと、
前記肩移動情報における前記両肩の移動速度が、所定の速度閾値よりも大きいことを条件として、前記関心領域を奥行方向に移行させる領域奥域方向変更パターンと、
前記肩移動情報における前記両肩の移動速度が、前記速度閾値以下であることを条件として、前記関心領域を手前方向に移行させる領域手前方向変更パターンと、
を含むこと、を特徴とする請求項1又は2に記載の移動支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動支援装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、手によるジェスチャーによりヘッドマウントデバイス上の拡張現実を選択するための方法が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の方法は、ヘッドマウントデバイス(HMD)上の拡張現実(AR)オブジェクトを選択するための方法であって、ユーザの少なくとも一方の手によって形成されるジェスチャーに基づいて関心領域(ROI)を定義するステップと、前記ユーザに対して前記HMD上に形状を表示するステップであって、前記形状が前記ROIの輪郭を表すステップと、前記ユーザに対して複数のARオブジェクトを表示するステップであって、前記複数のARオブジェクトの各々が前記ROIの内側の目標に関連付けられるステップと、前記ユーザの前記少なくとも一方の手の第1の動きに基づいて前記ROIのサイズを縮小するステップであって、前記縮小されたサイズのROIが前記複数のARオブジェクトから特定のARオブジェクトを選択するために使用されるステップとを含むものとされている。
【0003】
また、他の手段として、ユーザの視線に基づいて、関心領域(ROI:Region of Interest)に表示させる画像を変更することも知られている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開WO2014/126966号公報
国際公開WO2016/103259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の発明は、ヘッドマウントデバイスを装着したユーザが手でジェスチャーを行うことをきっかけとして、ROIのサイズが縮小されるものとされている。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、ジェスチャーを検出できる範囲内でジェスチャーを行う必要があり、コツを要する懸念がある。また、上述した特許文献1に記載の発明は、自分の手が検出されているかわからない状況が発生し、ユーザが不安に陥る懸念や、ジェスチャーを誤ることにより、想定した動作が行われない懸念がある。
【0007】
また、特許文献2に記載の方法は、ユーザの視線を検出する構成とした場合、ユーザの視線を検出するための視線検出装置を設ける必要がある。しかしながら、視線を通じて、顔の向きを検出したとしても、例えば周囲の音変化といった環境変化により、意図せず顔の向きが変化するため、正確にユーザの動作を正確に検出できない懸念がある。そのため、例えば、障害物の存在を報知するような移動支援装置に適用した場合、ユーザに的確に障害物の存在を報知することができない懸念がある。
【0008】
そこで本発明は、ユーザの動作を正確に検出し、ユーザの移動状態に基づいた適切な関心領域(ROI)の提供が可能な移動支援装置の実現を目的とする。また、本発明は、ユーザの移動を適切に支援できる移動支援装置の実現を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の移動支援装置は、ユーザの両肩及び首周りの少なくともいずれかに装着される移動支援装置であって、前記ユーザの少なくとも両肩の動きに係る肩移動情報を取得する肩移動検知センサと、前記肩移動情報に基づいて関心領域に対する処理を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記肩移動情報に基づいて前記関心領域を推定する関心領域推定処理と、前記肩移動情報に基づいて予め規定された複数の関心領域変更パターンの少なくとも一に基づいて前記関心領域を変更する関心領域変更処理と、を実行可能なものであり、前記肩移動情報に基づいて前記関心領域推定処理を実行すると共に、推定された前記関心領域に近づくように少なくとも一の前記関心領域変更パターンを選択し、選択された前記関心領域変更パターンに基づいて、前記関心領域変更処理を実行すること、を特徴とするものである。
【0010】
上述した移動支援装置は、肩移動検知センサによって、ユーザの少なくとも両肩の動きに係る肩移動情報を取得できる。また、上述した移動支援装置は、取得した肩移動情報に基づいて関心領域推定処理を実行すると共に、推定された関心領域に近づくように少なくとも一の関心領域変更パターンを選択し、選択された関心領域変更パターンに基づいて、関心領域変更処理を実行することができる。すなわち、上述した移動支援装置は、ユーザの両肩の動きに基づいて、ユーザの動作を正確に検出できる。これにより、上述した移動支援装置は、ユーザの移動状態に基づいた適切な関心領域を提供することができるので、ユーザの移動を適切に支援することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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