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公開番号
2025004919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104816
出願日
2023-06-27
発明の名称
水抜き配管装置
出願人
前澤化成工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/64 20060101AFI20250108BHJP(建築物)
要約
【課題】化粧の厚みに対応可能な水抜き配管装置を提供すること。
【解決手段】水抜き配管装置211は、建物の基礎コンクリート1の立上部3によって囲まれた空間と基礎コンクリート1の外部とを連通するものであって、管体としてのスリーブ管221と、スリーブ管221の外部側開口としての第1流出口213Bに取付け可能な外蓋212と、から構成され、外蓋212は、スリーブ管221の内壁部と重合する重合部260を備え、重合部260の重合範囲である重合寸法L300を変更可能とした。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の基礎の立上部によって囲まれた空間と、前記基礎の外部と、を連通する水抜き配管装置であって、
管体と、
前記管体の外部側開口に取付け可能な蓋と、から構成され、
前記蓋は、前記管体の内壁部と重合する重合部を備え、
前記重合部の重合範囲を変更可能とした
ことを特徴とする水抜き配管装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記重合部には、前記管体に係合可能な係合部が設けられ、
前記管体に対する前記係合部の係合位置を変更することで、前記重合部の重合範囲を変更可能とした
ことを特徴とする請求項1に記載の水抜き配管装置。
【請求項3】
前記管体における前記重合部の重合範囲よりも内部側で、前記管体の内壁部と重合する内蓋を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の水抜き配管装置。
【請求項4】
前記蓋は、前記管体に対し螺合により取付けられ、
前記内蓋は、該内蓋と前記管体とのうち一方に設けられた凸部を他方に設けられた凹部に挿入し、周方向に回動させることで前記管体に取付けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の水抜き配管装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の基礎内に溜まった水を外部に排出するための水抜き配管装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ベタ基礎工法等によって形成された基礎の立上部を貫通するように水抜き配管を設けることで、基礎の立上部で囲まれた空間に水が溜まった際に、その水を水抜き配管によって外部に排水可能としたものがある。尚、この水抜き配管における基礎の流出口には、排水の必要がない通常時において蓋を取付けできるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、住宅の基礎は、基礎の外面が仕上げモルタルの塗装等により化粧処理される場合と化粧処理されない場合とがあるが、化粧処理される場合、流出口に取付けた蓋がモルタルにより覆われて取外すことができなくなるため、モルタルの一部を「はつる」ことにより穴を形成する必要が生じる。そこで、仕上げモルタルにより化粧処理される場合、水抜き配管に取付けられた蓋に仕上げモルタルの厚みに対応した外付部材を取付け、蓋の外面が仕上げモルタルにより覆われないようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-207499号公報
特開2023-31465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献2に記載の水抜き配管装置にあっては、仕上げモルタル等による化粧の厚みは施工者により異なることで、厚みが異なる外付部材を複数種類用意しておくか、もしくは、化粧の厚みを外付部材の厚みに合わせて施工者に塗装してもらう必要があるため、製造コストが嵩んだり、施工の際に手間と時間がかかる虞があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、化粧の厚みに対応可能な水抜き配管装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の水抜き配管装置は、
建物の基礎の立上部によって囲まれた空間と、前記基礎の外部と、を連通する水抜き配管装置であって、
管体と、
前記管体の外部側開口に取付け可能な蓋と、から構成され、
前記蓋は、前記管体の内壁部と重合する重合部を備え、
前記重合部の重合範囲を変更可能とした
ことを特徴としている。
この特徴によれば、重合部の重合範囲の長さを変更することで、蓋の外部側開口からの突出長さを容易に変更することができるため、化粧の厚みに応じた態様で蓋を外部側開口に取付けることができる。
【0008】
前記重合部には、前記管体に係合可能な係合部が設けられ、
前記管体に対する前記係合部の係合位置を変更することで、前記重合部の重合範囲を変更可能とした
ことを特徴としている。
この特徴によれば、係合位置を変えるだけで重合範囲を容易に変更することができる。
【0009】
前記管体における前記重合部の重合範囲よりも内部側で、前記管体の内壁部と重合する内蓋を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、蓋が外れた場合でも、内蓋により基礎の内部に砂埃や害虫等が進入することを防止できる。
【0010】
前記蓋は、前記管体に対し螺合により取付けられ、
前記内蓋は、該内蓋と前記管体とのうち一方に設けられた凸部を他方に設けられた凹部に挿入し、周方向に回動させることで前記管体に取付けられる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、内蓋は、凸部を凹部に挿入して回動するだけでしっかり取付けできる一方で、蓋は、回転量の調整により化粧の厚みに応じた態様で取付けできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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