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公開番号
2025003219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103765
出願日
2023-06-23
発明の名称
防護シート及び防護衣
出願人
東洋紡エムシー株式会社
代理人
主分類
B32B
25/10 20060101AFI20241226BHJP(積層体)
要約
【課題】日射による輻射熱の影響を抑制することで、防護衣の内部温度の上昇を抑制することが可能な、防護シートおよび防護衣を提供することを目的とする。
【解決手段】内側と外側とを備える防護シートであって、内側に位置する第1ゴム層と、外側に位置する第2ゴム層と、前記第1ゴム層と前記第2ゴム層との間に積層配置される補強布と、を備え、前記第1ゴム層と前記第2ゴム層とでは異なる種類のゴムが用いられ、前記第2ゴム層に、又は、前記第1ゴム層と前記第2ゴム層の両方に、赤外線反射剤が5wt%以上30wt%以下の配合量で含有されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内側と外側とを備える防護シートであって、
内側に位置する第1ゴム層と、外側に位置する第2ゴム層と、前記第1ゴム層と前記第2ゴム層との間に積層配置される補強布と、を備え、
前記第1ゴム層と前記第2ゴム層とでは異なる種類のゴムが用いられ、
前記第2ゴム層には、赤外反射剤が、当該第2ゴム層の全固形分のうち当該赤外反射剤を除いた固形分に対して、5wt%以上30wt%以下含有されている、防護シート。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記第1ゴム層には、赤外線反射剤が、当該第1ゴム層の全固形分のうち当該赤外反射剤を除いた固形分に対して、5wt%以上30wt%以下含有されている、請求項1に記載の防護シート
【請求項3】
前記第1ゴム層及び前記第2ゴム層の一方は、アクリロニトリルブタジエンゴムが用いられ、他方は、クロロブチルゴムが用いられている、請求項1に記載の防護シート。
【請求項4】
前記アクリロニトリルブタジエンゴムは、アクリロニトリル含有量が36wt%以上である、請求項3に記載の防護シート。
【請求項5】
前記赤外線反射剤は、粒子状であり、その粒子径は500nm以上1500nm以下である、請求項1に記載の防護シート。
【請求項6】
前記赤外線反射剤粒子は、チタン、マンガン、カルシウム、鉄、ビスマス、クロム、ニッケルの金属元素を少なくとも1種類以上含む顔料である、請求項1に記載の防護シート。
【請求項7】
前記補強布は、織物、編物、または不織布である、請求項1に記載の防護シート。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の防護シートを用いた、防護衣。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、有毒なガスや液体等から人体を防護すると共に、炎天下等で使用される場合にも表面温度上昇抑制が可能な防護シートおよび防護衣に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
有毒なガスや液体等から人体を保護する防護シートに関する技術が、たとえば、特許第5784812号公報(特許文献1)に開示されている。このような防護シートには、材料表面の良好な耐ガス浸透性および耐液防護性が求められ、材料の表面処理に関する技術が、たとえば、特開2003-2903号公報(特許文献2)および特開2010-24279号公報(特許文献3)に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5784812号公報
特開2003-2903号公報
特開2010-24279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
防護シートを用いた防護衣は、全身が覆われることから、屋外での使用時には、日射による輻射熱の影響で、防護衣の内部は高温となる。そのために、長時間にわたる防護衣の着用は困難であり、その結果、防護衣を着用して行う作業の作業効率が低下する。
【0005】
本開示では、上記課題を解決することにあり、日射による輻射熱の影響を抑制することで、防護衣の内部温度の上昇を抑制することが可能な、防護シートおよび防護衣を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本開示の防護シートは、内側と外側とを備える防護シートであって、内側に位置する第1ゴム層と、外側に位置する第2ゴム層と、前記第1ゴム層と前記第2ゴム層との間に積層配置される補強布と、を備え、前記第1ゴム層と前記第2ゴム層とでは異なる種類のゴムが用いられ、前記第2ゴム層には、赤外反射剤が、当該第2ゴム層の全固形分のうち当該赤外反射剤を除いた固形分に対して、5wt%以上30wt%以下含有されている、防護シート。
【0007】
[2]:[1]に記載の防護シートであって、前記第1ゴム層には、赤外線反射剤が、当該第1ゴム層の全固形分のうち当該赤外反射剤を除いた固形分に対して、5wt%以上30wt%以下含有されている。
【0008】
[3]:[1]又は[2]に記載の防護シートであって、前記第1ゴム層及び前記第2ゴム層の一方は、アクリロニトリルブタジェンゴムが用いられ、他方は、クロロブチルゴムが用いられている。
[4]:[3]に記載の防護シートであって、前記アクリロニトリルブタジェンゴムは、アクリロニトリル含有量が36wt%以上である。
【0009】
[5]:[1]~[4]のいずれか1に記載の防護シートであって、前記赤外線反射剤は、粒子状であり、その粒子径は平均粒子径は600nm以上1500nm以下である。
【0010】
[6]:[1]~[5]のいずれか1に記載の防護シートであって、前記赤外線反射剤は、チタン、マンガン、カルシウム、鉄、ビスマス、クロム、ニッケルの金属元素を1種類以上含む顔料である。
(【0011】以降は省略されています)
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