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公開番号
2025000001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-06
出願番号
2023097831
出願日
2023-06-14
発明の名称
時刻同期システム、通信システム及び時刻同期方法
出願人
西日本電信電話株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H04L
7/00 20060101AFI20241223BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】高精度かつ安定性が高いクロック源の台数を抑えつつ、時刻信号の品質低下を抑制する技術を提供する。
【解決手段】時刻同期システムは、通信制御に用いる時刻情報を通信システムに供給する時刻同期システムであって、人工衛星から受信した第1受信信号に基づいた第1時刻補正信号と、取得した第1周波数同期信号との何れかを用いて第1時刻情報を生成して配信する第1時刻送信装置と、自走して基準周波数を所望の品質で生成する基準周波数装置と、前記基準周波数装置から供給される基準周波数に直接的に又は間接的に同期する前記第1周波数同期信号を生成する第1周波数発信装置と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
通信制御に用いる時刻情報を通信システムに供給する時刻同期システムであって、
少なくとも人工衛星から受信した第1受信信号に基づいた第1時刻補正信号と、取得した第1周波数同期信号との何れかを用いて第1時刻情報を生成して配信する第1時刻送信装置と、
自走して基準周波数を所望の品質で生成する基準周波数装置と、
前記基準周波数装置から供給される基準周波数に直接的に又は間接的に同期する前記第1周波数同期信号を生成する第1周波数発信装置と、
を備える時刻同期システム。
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【請求項2】
前記第1時刻送信装置は、
少なくともsync-E(Synchronous Ethernet)に準じた前記第1周波数同期信号を受ける
請求項1に記載の時刻同期システム。
【請求項3】
前記第1周波数発信装置は、
前記第1時刻送信装置に対してsync-Eに準じた前記第1周波数同期信号を供給する
請求項2に記載の時刻同期システム。
【請求項4】
前記第1周波数発信装置は、
前記基準周波数装置から供給される基準周波数に間接的に同期する周波数同期信号であって、互いに異なる経路を経て供給される2つの周波数同期信号の内の何れかの周波数同期信号に基づいて前記第1周波数同期信号を生成する
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の時刻同期システム。
【請求項5】
前記基準周波数装置から供給される基準周波数に直接的に又は間接的に同期する周波数同期信号に基づいて、前記2つの周波数同期信号の内の1つに対応する第2周波数同期信号を生成する第2周波数発信装置
を備える請求項4に記載の時刻同期システム。
【請求項6】
前記基準周波数装置から供給される基準周波数に直接的に又は間接的に同期する周波数同期信号に基づいて第3周波数同期信号を生成する第2周波数発信装置
を備え、
前記第1時刻送信装置は、
少なくとも人工衛星から受信した第1受信信号に基づいた第1時刻補正信号と、取得した第1周波数同期信号と、前記第3周波数同期信号との何れかを用いて第1時刻情報を生成して配信する、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の時刻同期システム。
【請求項7】
少なくとも人工衛星から受信した第2受信信号に基づいた第2時刻補正信号と、取得した前記第1周波数同期信号との何れかを用いて第2時刻情報を生成して配信する第2時刻送信装置
を備え、
前記第1時刻送信装置は、
少なくとも人工衛星から受信した第1受信信号に基づいた第1時刻補正信号と、取得した第1周波数同期信号との何れかを用いて第1時刻情報と、第4周波数同期信号とを生成して配信する、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の時刻同期システム。
【請求項8】
少なくとも人工衛星から受信した第3受信信号に基づいた第3時刻補正信号と、取得した第1周波数同期信号と、取得した第4周波数同期信号との何れかを用いて第3時刻情報を生成して配信する第3時刻送信装置
を備える請求項7に記載の時刻同期システム。
【請求項9】
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の時刻同期システムと、
前記時刻同期システムから供給される前記第1時刻情報を時刻受信装置にて再生して、前記再生された前記第1時刻情報を用いて時分割返信制御で通信する無線通信局と、
を備える通信システム。
【請求項10】
通信制御に用いる時刻情報を通信システムに供給するための時刻同期方法であって、
人工衛星から受信した第1受信信号に基づいた第1時刻補正信号と、取得した第1周波数同期信号との何れかを用いて第1時刻情報を生成する第1時刻送信装置GMCから、前記第1時刻情報を配信して、
自走して基準周波数を所望の品質で生成する基準周波数装置から供給される基準周波数に直接的に又は間接的に同期する前記第1周波数同期信号を生成する過程、
を含む時刻同期方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高精度かつ安定性が高いクロック源の台数を抑えつつ、時刻信号の品質低下を抑制する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、時分割複信方式(TDD方式)の無線通信システムがある。このTDD方式は、同一の周波数で上り通信と下り通信を時分割して利用するための高精度な時刻同期が必要となる。無線通信システムの基地局の時刻同期は、GPS衛星(人工衛星、GNSS衛星。)からアンテナ経由で受信した信号から時刻信号を生成して、上記の時刻信号を複数の時刻受信装置(BC)に配信し、基地局がこの時刻信号を用いて通信することにより実現されている。このような無線通信システムにおいて、時刻信号の高品質化が望まれていた。
例えば、上記の時刻信号の品質としては、GPS衛星の信号を利用できる状況の「定常時精度」と、GPS衛星の信号を利用できない状況の「自走精度」の両方を満たすことが要求されている。この時刻信号の品質は、発信装置の周波数精度と安定性により決定される。GPS衛星の信号を利用できない状況の時刻信号の品質を維持するために、高精度かつ安定性が高いクロック源(セシウム発信器型の網同期装置など。)を、時刻情報を生成する基地局ごとに配置する構成が知られている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
ITU-T G.8272.1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、高精度かつ安定性が高いクロック源を、時刻情報を生成する基地局ごとに配置する場合、上記の基地局に要する費用が増えるという問題があった。
【0005】
上記事情に鑑み、本発明は、高精度かつ安定性が高いクロック源の台数を抑えつつ、時刻信号の品質低下を抑制する技術の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、通信制御に用いる時刻情報を通信システムに供給する時刻同期システムであって、人工衛星から受信した第1受信信号に基づいた第1時刻補正信号と、取得した第1周波数同期信号との何れかを用いて第1時刻情報を生成して配信する第1時刻送信装置と、自走して基準周波数を所望の品質で生成する基準周波数装置と、前記基準周波数装置から供給される基準周波数に直接的に又は間接的に同期する前記第1周波数同期信号を生成する第1周波数発信装置と、を備える。
【0007】
本発明の一態様は、上記の時刻同期システムであって、前記第1時刻送信装置は、少なくともsync-E(Synchronous Ethernet)に準じた前記第1周波数同期信号を受ける。
【0008】
本発明の一態様は、上記の時刻同期システムであって、前記第1周波数発信装置は、前記第1時刻送信装置に対してsync-Eに準じた前記第1周波数同期信号を供給する。
【0009】
本発明の一態様は、上記の時刻同期システムであって、前記第1周波数発信装置は、前記基準周波数装置から供給される基準周波数に間接的に同期する周波数同期信号であって、互いに異なる経路を経て供給される2つの周波数同期信号の内の何れかの周波数同期信号に基づいて前記第1周波数同期信号を生成する。
【0010】
本発明の一態様は、前記基準周波数装置から供給される基準周波数に直接的に又は間接的に同期する周波数同期信号に基づいて、前記2つの周波数同期信号の内の1つに対応する第2周波数同期信号を生成する第2周波数発信装置を備える上記の時刻同期システムである。
(【0011】以降は省略されています)
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