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公開番号2024180087
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099528
出願日2023-06-16
発明の名称NMNおよびリュウガンの組み合わせ
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A23L 33/13 20160101AFI20241219BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】NMNおよびリュウガンの組み合わせを提供する。
【解決手段】NMNおよびリュウガンの組み合わせ。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
リュウガンと組み合わせて使用するための、NMNを含んでなる組成物。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
NMNと組み合わせて使用するための、リュウガンを含んでなる組成物。
【請求項3】
NMNおよびリュウガンを含んでなる、組成物。
【請求項4】
皮膚の美白のための、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
NAMPT産生促進のための、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド産生促進のための、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
組成物中のNMNの乾燥重量をCA、リュウガンの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~20である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
食品組成物である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、NMNおよびリュウガンの組み合わせに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
今日、肌の老化(たるみやシワ)をはじめとした全身の加齢に伴う疲労感、虚弱(フレイル)、生活習慣病(糖尿病等)の症状に悩まされる人は多く存在する。このような症状を改善するための1つのアプローチとしては、体質改善を可能にする成分、例えば、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはその前駆体であるニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の摂取が挙げられる。ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドは生体内に広く分布する補酵素で、エネルギー代謝に使用され、多数のシグナル伝達機能への関与が知られており、その不足は細胞機能の低下を引き起こすと考えられることから、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはNMNを摂取することにより体質の改善につながることが期待される。
【0003】
このようにニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはNMNは直接摂取することの他にも、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはNMNの産生に関連する因子を活性化することで生体内のニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはNMNの量を増加させることにより体質改善を達成することも可能であると考えられる。ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはNMNの産生に関連する因子としては、例えば、ニコチンアミドホスホリボシルトランスフェラーゼ(NAMPT)が一般的に知られている。NAMPTはNMN産生に関与する酵素であり、したがって、NAMPT活性化剤やNAMPT産生促進剤は、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはNMNの産生を促進するための成分として使用し得るものである。
【0004】
実際、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド、NMN、およびこれらの産生に関連する因子を用いた健康食品の研究開発は従来から行われており、例えば、特許文献1では、NMNおよび黒ウコンを含有するサーチュイン活性化剤、およびこのサーチュイン活性化剤を含有する、健康食品組成物が開示されている(特許文献1)。
【0005】
このように、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド、NMN、およびこれらの産生に関連する因子を用いた健康食品としては様々なものが見出されているが、その効果は必ずしも十分ではなく、より効果の高いもの、特に優れた効果を有するNAMPT活性化剤やNAMPT産生促進剤が現在でも求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-0059
【発明の概要】
【0007】
本発明者らは、NMNおよびリュウガンの組み合わせがNAMPTの産生促進に有用であることを見出した。本発明はこの知見に基づくものである。
【0008】
よって、本発明は、NMNおよびリュウガンの組み合わせを提供する。
【0009】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
(1)リュウガンと組み合わせて使用するための、NMNを含んでなる組成物。
(2)NMNと組み合わせて使用するための、リュウガンを含んでなる組成物。
(3)NMNおよびリュウガンを含んでなる、組成物。
(4)皮膚の美白のための、(1)~(3)のいずれかに記載の組成物。
(5)NAMPT産生促進のための、(1)~(4)のいずれかに記載の組成物。
(6)ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド産生促進のための、(1)~(5)のいずれかに記載の組成物。
(7)組成物中のNMNの乾燥重量をCA、リュウガンの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~20である、(1)~(6)のいずれかに記載の組成物。
(8)食品組成物である、(1)~(8)のいずれかに記載の組成物。
(9)皮膚の美白を目的とする薬剤の製造のための、NMNおよびリュウガンの組み合わせの使用。
(10)NAMPTの産生を促進することを目的とする薬剤の製造のための、NMNおよびリュウガンの組み合わせの使用。
(11)ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの産生を促進することを目的とする薬剤の製造のための、NMNおよびリュウガンの組み合わせの使用。
(12)前記薬剤における、NMNの乾燥重量をCA、リュウガンの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~20である、(9)~(11)のいずれかに記載の使用。
(13)NMNおよびリュウガンの組み合わせの、皮膚の美白のための使用。
(14)NMNおよびリュウガンの組み合わせの、NAMPTの産生を促進するための使用。
(15)NMNおよびリュウガンの組み合わせの、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの産生を促進するための使用。
(16)組成物中のNMNの乾燥重量をCA、リュウガンの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~20である、(13)~(15)のいずれかに記載の使用。
(17)皮膚の美白のための、NMNおよびリュウガンの組み合わせ。
(18)NAMPTの産生を促進するための、NMNおよびリュウガンの組み合わせ。
(19)ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの産生を促進するための、NMNおよびリュウガンの組み合わせ。
(20)NMNの乾燥重量をCA、リュウガンの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~20になるように使用される、(17)~(19)のいずれかに記載の組み合わせ。
(21)被験体における皮膚の美白のための方法であって、NMNおよびリュウガンの組み合わせの有効量を投与することを含む、方法。
(22)被験体において、NAMPTの産生を促進する方法であって、NMNおよびリュウガンの組み合わせの有効量を投与することを含む、方法。
(23)被験体において、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの産生を促進する方法であって、NMNおよびリュウガンの組み合わせの有効量を投与することを含む、方法。
(24)NMNの乾燥重量をCA、リュウガンの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~20になるように投与される、(21)~(23)のいずれかに記載の方法。
【0010】
本発明によれば、NMNおよびリュウガンの組み合わせが提供される。本発明の組み合わせを用いることにより、効果的にNAMPTの産生を促進することも可能である。また、本発明の組み合わせを用いることにより、効果的にニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの産生を促進することも可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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