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公開番号
2025021097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124820
出願日
2023-07-31
発明の名称
化粧料組成物
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/81 20060101AFI20250205BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】塩型薬剤を使用していても、塗布中の厚みを感じることができる使用感に優れる化粧料組成物の提供。
【解決手段】(A)カルボマーと、(B)増粘多糖類と、(C)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、(D)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル(C18~C28)エーテルと、(E)塩型薬剤と、を含有する化粧料組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)カルボマーと、
(B)増粘多糖類と、
(C)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、
(D)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル(C18~C28)エーテルと、
(E)塩型薬剤と、を含有する化粧料組成物。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記(A)成分の含有量が0.05質量%以上0.3質量%以下であり、
前記(B)成分の含有量が0.03質量%以上0.2質量%以下であり、
前記(C)成分の含有量が0.02質量%以上0.1質量%以下である請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項3】
前記(B)成分の含有量に対する前記(A)成分の含有量の比(A/B)が、0.8/1以上5/1以下である請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項4】
前記(B)成分が、キサンタンガム、サクシノグリカン、ジェランガム、デキストラン、ヒアルロン酸、グアーガム、ローカストビンガム、クインスシード、及びカラギーナンからなる群から選択される1以上の増粘多糖類である請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項5】
前記(D)成分において、エチレンオキサイドのモル比がプロピレンオキサイドのモル比よりも大きい請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項6】
前記(D)成分が、ポリオキシプロピレン(13)ポリオキシエチレン(24)デシルテトラデシルエーテルである請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項7】
前記(E)成分が、アルコキシサリチル酸及びその誘導体、サリチル酸及びその誘導体、トラネキサム酸及びその誘導体、ピリミジニルピラゾール及びその誘導体、環状カルボキサミド及びその誘導体、並びにL-アスコルビン酸及びその誘導体からなる群から選択される1以上の塩型薬剤である請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項8】
(F)油分を更に含有し、
前記(F)成分の含有量が0.5質量%以下である請求項1に記載の化粧料組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
化粧料には、美白成分などの有効成分を配合した高機能の化粧料が存在し、有効成分を安定に配合する工夫がなされている。一方、スキンケア化粧料においては、その触感や肌に適用したときの使用感も重要である。
【0003】
例えば、肌に塗布する際には適度なコク感がありながら、その後に崩れて水が溢れだすようなみずみずしい感触を与えることのできる化粧料が求められており、(A)会合性増粘剤、(B)吸水性ポリマー、及び(C)極性油を含有する水中油型乳化化粧料が報告されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-116229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、塩型薬剤を使用していても、塗布中の厚みを感じることができる使用感に優れる化粧料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段としての本発明の化粧料組成物は、(A)カルボマーと、(B)増粘多糖類と、(C)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、(D)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル(C18~C28)エーテルと、(E)塩型薬剤と、を含有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、塩型薬剤を使用していても、塗布中の厚みを感じることができる使用感に優れる化粧料組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(化粧料組成物)
本発明の化粧料組成物は、(A)カルボマーと、(B)増粘多糖類と、(C)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、(D)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル(C18~C28)エーテルと、(E)塩型薬剤と、を含み、更に必要に応じて、その他の成分を含む。
【0009】
なじみが良く滑らかな化粧水的使用感は、多くの化粧料に望まれる特性であるが、これらの特性を損なうことなく、塗布中の厚みを発現することは容易ではない。
一方、塗布中の厚みは、増粘剤の配合に大きく依存することが知られている。
本発明者は、従来技術の化粧料組成物に塩型薬剤を配合すると、増粘剤の作用が阻害され、塗布中の厚みを十分に感じることができないことを知見した。前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、増粘剤として(A)カルボマーと、(B)増粘多糖類と、(C)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、を用い、更に(D)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル(C18~C28)エーテルと、(E)塩型薬剤と、を併用することにより、塩型薬剤を使用していても、なじみが良く滑らかな化粧水的使用感がありながら、塗布中の厚みを感じることができる使用感に優れる化粧料組成物を提供することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
<(A)カルボマー>
前記(A)カルボマーは、アクリル酸重合体を主鎖とし、ペンタエリスチルアリエーテル、スクロースアリエーテル及びプロピレンアリエーテルの少なくともいずれかで架橋したアクリル酸の重合体(カルボキシビニルポリマー)であり、増粘剤として使用される。
(【0011】以降は省略されています)
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