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公開番号
2024179653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098661
出願日
2023-06-15
発明の名称
電磁弁マニホールド
出願人
CKD株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16K
31/06 20060101AFI20241219BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】コイルを効率良く冷却すること。
【解決手段】電磁弁11とマニホールドベース12との間には、コイル51から生じる熱を吸熱するペルチェ素子85が介在されている。ペルチェ素子85によって吸熱された熱は、マニホールドベース12に放熱される。コイル51から生じる熱は、磁気フレーム56の第2延在壁56c及び伝熱部材87を介してペルチェ素子85の第1面85aから吸熱される。そして、ペルチェ素子85によって吸熱された熱が、ペルチェ素子85の第2面85bからマニホールドベース12に放熱される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ボディに形成された流路を切り換える弁体、及び前記弁体を移動させるソレノイドを備えている電磁弁と、
前記電磁弁が設置されるマニホールドベースと、を備え、
前記ソレノイドは、
コイルと、
固定鉄心と、
前記コイルに電力が供給されることで前記固定鉄心に発生する吸引力により前記固定鉄心に吸着されるプランジャと、
前記プランジャを前記固定鉄心から離間する方向へ付勢するプランジャばねと、を備え、
前記電磁弁は、前記プランジャの移動に伴い前記弁体が移動することにより、前記流路を切り換える電磁弁マニホールドであって、
前記マニホールドベースは、金属製であり、
前記電磁弁と前記マニホールドベースとの間には、前記コイルから生じる熱を吸熱するペルチェ素子が介在されており、
前記ペルチェ素子によって吸熱された熱は、前記マニホールドベースに放熱されることを特徴とする電磁弁マニホールド。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記ソレノイドは、前記コイルの周囲で前記固定鉄心及び前記プランジャと協働して磁路を形成する磁気フレームを備え、
前記ペルチェ素子は、前記磁気フレームと熱的に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁マニホールド。
【請求項3】
前記磁気フレームと前記ペルチェ素子との間には、弾性変形可能な伝熱部材が介在されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁マニホールド。
【請求項4】
前記マニホールドベースは、
前記ペルチェ素子が設置される素子設置面を有する基部と、
前記基部における前記素子設置面とは反対側に位置する面から突出する板状の複数のフィンと、を有していることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の電磁弁マニホールド。
【請求項5】
前記マニホールドベースは、前記電磁弁からの流体を外部へ排出する排出流路を有し、
前記排出流路から外部へ排出された流体が隣り合うフィン同士の間を流れることを特徴とする請求項4に記載の電磁弁マニホールド。
【請求項6】
前記マニホールドベースは、前記電磁弁からの流体を外部へ排出する排出流路を有し、
前記各フィンには、前記排出流路の一部が貫通していることを特徴とする請求項4に記載の電磁弁マニホールド。
【請求項7】
前記コイルに対して通電制御を行う制御回路を備え、
前記制御回路は、前記コイルへの通電と同期して前記ペルチェ素子への通電も行うことを特徴とする請求項1に記載の電磁弁マニホールド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁弁マニホールドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁弁マニホールドは、電磁弁と、マニホールドベースと、を備えている。マニホールドベースには、電磁弁が設置されている。電磁弁は、弁体、及びソレノイドを備えている。弁体は、電磁弁のボディに形成された流路を切り換える。ソレノイドは、弁体を移動させる。ソレノイドは、コイルと、固定鉄心と、プランジャと、プランジャばねと、を備えている。プランジャは、コイルに電力が供給されることで固定鉄心に発生する吸引力により固定鉄心に吸着される。プランジャばねは、プランジャを固定鉄心から離間する方向へ付勢する。そして、電磁弁は、プランジャの移動に伴い弁体が移動することにより、ボディの流路を切り換える。
【0003】
ところで、電磁弁の弁体の応答性を良好なものとするためには、固定鉄心に発生する吸引力を大きくする必要がある。固定鉄心に発生する吸引力を大きくするためには、コイルに供給される電力を大きくする必要がある。コイルに供給される電力が大きくなるほど、コイルから生じる熱が増大する。そこで、例えば特許文献1では、電磁弁全体を空冷することにより電磁弁を冷却している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-113572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のように、電磁弁全体を空冷することにより電磁弁を冷却するだけでは、コイルが十分に冷却され難い。したがって、コイルを効率良く冷却することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための各態様を記載する。
[態様1]
ボディに形成された流路を切り換える弁体、及び前記弁体を移動させるソレノイドを備えている電磁弁と、
前記電磁弁が設置されるマニホールドベースと、を備え、
前記ソレノイドは、
コイルと、
固定鉄心と、
前記コイルに電力が供給されることで前記固定鉄心に発生する吸引力により前記固定鉄心に吸着されるプランジャと、
前記プランジャを前記固定鉄心から離間する方向へ付勢するプランジャばねと、を備え、
前記電磁弁は、前記プランジャの移動に伴い前記弁体が移動することにより、前記流路を切り換える電磁弁マニホールドであって、
前記マニホールドベースは、金属製であり、
前記電磁弁と前記マニホールドベースとの間には、前記コイルから生じる熱を吸熱するペルチェ素子が介在されており、
前記ペルチェ素子によって吸熱された熱は、前記マニホールドベースに放熱されることを特徴とする電磁弁マニホールド。
【0007】
[態様2]
前記ソレノイドは、前記コイルの周囲で前記固定鉄心及び前記プランジャと協働して磁路を形成する磁気フレームを備え、
前記ペルチェ素子は、前記磁気フレームと熱的に結合されていることを特徴とする[態様1]に記載の電磁弁マニホールド。
【0008】
[態様3]
前記磁気フレームと前記ペルチェ素子との間には、弾性変形可能な伝熱部材が介在されていることを特徴とする[態様2]に記載の電磁弁マニホールド。
【0009】
[態様4]
前記マニホールドベースは、
前記ペルチェ素子が設置される素子設置面を有する基部と、
前記基部における前記素子設置面とは反対側に位置する面から突出する板状の複数のフィンと、を有していることを特徴とする[態様1]~[態様3]のいずれか1つに記載の電磁弁マニホールド。
【0010】
[態様5]
前記マニホールドベースは、前記電磁弁からの流体を外部へ排出する排出流路を有し、
前記排出流路から外部へ排出された流体が隣り合うフィン同士の間を流れることを特徴とする[態様4]に記載の電磁弁マニホールド。
(【0011】以降は省略されています)
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