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公開番号
2024179400
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098224
出願日
2023-06-15
発明の名称
橋梁リニューアル方法および支援システム
出願人
株式会社大林組
,
オフィスケイワン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E01D
24/00 20060101AFI20241219BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】橋梁のリニューアル工事の工期を短縮することができるリニューアル方法および支援システムを提供する。
【解決手段】支援システム10は、橋軸方向に複数の床版が並設された橋梁のリニューアルを支援するシステムである。支援システム10は、既設橋梁を上空から撮像した既設橋梁の路上点群データと既設橋梁の路下を撮像した既設橋梁の路下点群データとを取得し、路上点群データと路下点群データとを合成して既設橋梁の3Dモデルを作成する。支援システム10は、その3Dモデルとカット割りルールとに基づくカット割りシミュレーションにより既設床版のカット割りを行い、カット割り床版を示すカット割りデータを作成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
橋軸方向に複数の床版が並設された橋梁をリニューアルする橋梁リニューアル方法であって、
前記橋梁のリニューアルを支援する支援システムが、
既設橋梁の3Dモデルとカット割りルールとに基づくカット割りシミュレーションにより前記既設橋梁における付属物の配置に対応した既設床版のカット割りを行い、前記カット割りしたカット割り床版を示すカット割りデータを作成する
橋梁リニューアル方法。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記支援システムが、
前記既設橋梁の路上点群データと前記既設橋梁の路下点群データとを取得し、
前記路上点群データと前記路下点群データとを合成して前記既設橋梁の3Dモデルを作成する
請求項1に記載の橋梁リニューアル方法。
【請求項3】
前記支援システムが、前記カット割りデータとジャッキアップ孔の位置条件とに基づいて、各カット割り床版における前記ジャッキアップ孔の形成位置を設計する
請求項1または2に記載の橋梁リニューアル方法。
【請求項4】
前記支援システムが、前記カット割りデータと吊り下げ孔の位置条件とに基づいて、各カット割り床版における前記吊り下げ孔の形成位置を設計する
請求項1または2に記載の橋梁リニューアル方法。
【請求項5】
橋軸方向に複数の床版が並設された橋梁のリニューアルを支援する支援システムであって、
既設橋梁の3Dモデルとカット割りルールとに基づくカット割りシミュレーションにより前記既設橋梁における付属物の配置に対応した既設床版のカット割りを行い、前記カット割りしたカット割り床版を示すカット割りデータを作成する
支援システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、橋梁リニューアル方法および支援システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
既設の橋梁をリニューアルするリニューアル工事が行われている。リニューアル工事においては、例えば、特許文献1のように、橋軸方向に並設されている床版が交換される。具体的には、まず、橋梁の周辺に足場を組み立てたのち、その足場を利用して橋梁の測量を行う。そして、測量結果と建設時に作成した竣工図とに基づいて、現在の橋梁と竣工図との違いを把握する。次に、竣工図、現在の橋梁と竣工図との違いや割付ルールに基づいて、設計者が実際に設置する新設床版の割付を行うことで新設床版の設計を行う。設計者の設計に基づいて新設床版が製作されたのち、施工現場へと搬入される。施工現場においては、既設床版を除去して既設桁を露出させたのち、搬入された新設床版が設置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-085172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したリニューアル工事は、例えば高速道路であれば通行止めなどの交通規制をした状態で行われることから、現場周辺の道路において交通が混雑したり、渋滞したりする。そのため、交通規制の期間を含め、橋梁のリニューアル工事の工期短縮が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する橋梁リニューアル方法は、橋軸方向に複数の床版が並設された橋梁をリニューアルする橋梁リニューアル方法であって、前記橋梁のリニューアルを支援する支援システムが、既設橋梁の3Dモデルとカット割りルールとに基づくカット割りシミュレーションにより既設床版のカット割りを行い、前記カット割りしたカット割り床版を示すカット割りデータを作成する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、橋梁のリニューアル工事の工期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
橋梁リニューアル方法の一実施形態の流れを示すフローチャートである。
支援システムの一実施形態の概略構成を示す図である。
情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
設計準備工程の流れを示すフローチャートである。
路上点群データの取得方法の一例を模式的に示す図である。
路下点群データの取得方法の一例を模式的に示す図である。
設計工程の流れを示すフローチャートである。
既設床版設計工程の流れを示すフローチャートである。
カット割りデータに基づく3Dモデルを模式的に示す図である。
カット割り床版に設定されたジャッキアップ孔の形成位置の一例を模式的に示す図である。
カット割り床版における吊り下げ孔の形成位置の一例を模式的に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1~図11を参照して、橋梁リニューアル方法およびその支援システムの一実施形態について説明する。なお、本実施形態においては、リニューアル工事において既設床版を交換する場合について説明する。
【0009】
図1に示すように、既設橋梁の既設床版を交換するリニューアル工事においては、設計準備工程(ステップS101)、設計工程(ステップS102)、床版製作工程(ステップS103)、施工準備工程(ステップS104)、施工工程(ステップS105)が行われる。
【0010】
設計準備工程(ステップS101)は、各種設計に必要な準備として、既設橋梁50を再現する3Dモデルデータが作成される工程である。設計工程(ステップS102)は、新設床版に関するデータである新設床版設計データ、および、既設床版の撤去に関するデータである既設床版設計データが作成される工程である。床版製作工程(ステップS103)は、新設床版設計データに基づいて、新設床版が製作される工程である。施工準備工程(ステップS104)は、新設床版設計データや既設床版設計データに基づいて、既設床版の撤去や新設床版の設置に関する準備が行われる工程である。施工工程(ステップS105)は、既設床版の撤去、および、新設床版の設置が行われる工程である。
(【0011】以降は省略されています)
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