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公開番号2024178648
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023096948
出願日2023-06-13
発明の名称車両前部構造及びカナード
出願人日産自動車株式会社,株式会社ファルテック
代理人個人,個人,個人
主分類B62D 35/00 20060101AFI20241218BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】バンパーフェイシアにカナードを高い固定強度で取り付けることのできる車両前部構造を提供する。
【解決手段】車両前部構造は、車両前部に設けられるバンパーフェイシア1の側面に取り付けられるカナード2を備えている。カナード2は、上記側面に締結されるインナーコア3と、インナーコア3に締結されるアウターシェル4とを有している。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両前部に設けられるバンパーフェイシアと、
前記バンパーフェイシアの側面に取り付けられるカナードと、を備えており、
前記カナードが、前記側面に締結されるインナーコアと、前記インナーコアに締結されるアウターシェルとを有している、車両前部構造。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記インナーコアは、前記バンパーフェイシアの前記側面と前記アウターシェルの裏面とによって囲まれる空間内に配置されている、請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項3】
前記アウターシェルは、車両側面視において上下方向寸法が後方に向かうほど大きい三角形状を有しており、
前記インナーコアは、前記バンパーフェイシアと締結される少なくとも1つの前側フェイシア締結部と、前記前側フェイシア締結部より後方において前記バンパーフェイシアと締結される少なくとも2つの後側フェイシア締結部とを有している、請求項2に記載の車両前部構造。
【請求項4】
前記インナーコアは、車両前後方向における前記前側フェイシア締結部と前記後側フェイシア締結部との間に、前記アウターシェルと締結されるシェル締結部を有している、請求項3に記載の車両前部構造。
【請求項5】
前記アウターシェルは、前記バンパーフェイシアと係合する係合フランジを有し、当該係合フランジは、前記バンパーフェイシアの前記側面に沿って延設され、前記アウターシェルの内方かつ下方に向けて延出している、請求項2~4の何れか一項に記載の車両前部構造。
【請求項6】
前記係合フランジは、前側係合フランジと、後側係合フランジとを含み、
前記インナーコアが、車両前後方向における前記前側係合フランジと前記後側係合フランジとの間に、前記アウターシェルと締結されるシェル締結部を有している、請求項5に記載の車両前部構造。
【請求項7】
前記バンパーフェイシアにおける前記空間を画成する部分には、前記バンパーフェイシアの前記側面と対向して当該側面との間に前記係合フランジを保持する保持面を備えた係合リブが形成されており、
前記保持面には、前記側面に向けて突出した突起が形成されている、請求項5に記載の車両前部構造。
【請求項8】
前記突起は、前記係合リブの前端部近傍に形成されている、請求項7に記載の車両前部構造。
【請求項9】
前記係合リブは、前側係合リブと、後側係合リブとを含み、
前記突起は、前記前側係合リブの前端部近傍に形成されていると共に、前記後側係合リブの前端部近傍に形成されている、請求項8に記載の車両前部構造。
【請求項10】
前記インナーコアが、前記アウターシェルと粘着テープによって結合されている、請求項1~4の何れか一項に記載の車両前部構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造及びカナードに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両前部に設けられるバンパーフェイシアの側面に、空力的付加物として、カナードが取り付けられることがある。カナードを取り付けることにより、例えば、後方に渦流を発生させてフロントホイールハウス内の空気を引き出すことで揚力を低減させたり、ダウンフォースを発生させたりすることが可能になる。特許文献1は、カナードに関連する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-77334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、カナードのバンパーフェイシアへの固定強度が低いと、外力が加わった際にカナードの姿勢が崩れて、要求された空力性能を十分に発揮できなくなる恐れがある。
【0005】
本発明の目的は、カナードをバンパーフェイシアに高い固定強度で取り付けることのできる車両前部構造と、バンパーフェイシアに高い固定強度で取り付けることのできるカナードとを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様にかかる車両前部構造は、車両前部に設けられるバンパーフェイシアの側面に取り付けられるカナードを備えている。カナードは、上記側面に締結されるインナーコアと、インナーコアに締結されるアウターシェルとを有している。
【0007】
本発明の他の態様にかかるカナードは、車両前部に設けられるバンパーフェイシアの側面に取り付けられ、上記側面に締結されるインナーコアと、インナーコアに締結されるアウターシェルとを有している。
【発明の効果】
【0008】
上記車両前部構造によれば、バンパーフェイシアにカナードを高い固定強度で取り付けることができる。上記カナードによれば、バンパーフェイシアに高い固定強度で取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態にかかる車両前部構造の正面図である。
上記車両前部構造の要部斜視図である。
上記車両前部構造の要部正面図である。
図3中のIV-IV線断面図である。
上記車両前部構造の分解斜視図(外側より見た図)である。
上記車両前部構造の分解斜視図(内側より見た図)である。
上記車両前部構造のカナードの内部側面図である。
上記車両前部構造のバンパーフェイシアの内部側面図である。
上記車両前部構造の要部側面図である。
図9中のX-X線断面図である。
図9中のXI-XI線断面図である。
上記バンパーフェイシアの要部正面図である。
図12中のXIII部の拡大図である。
図12中のXIV部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照しつつ実施形態について説明する。実施形態にかかる車両前部構造は、図1及び図2に示すように、車両前部に設けられるバンパーフェイシア1と、カナード2とを備えている。バンパーフェイシア1は、例えば、バンパレインフォースメントの前方に配置され、ラジエータコアのアッパーサポート、ロアサポート等のクロスメンバや、フロントフェンダーパネルに固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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