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公開番号
2024176461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095006
出願日
2023-06-08
発明の名称
受信装置、放送システム、および、受信方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
21/434 20110101AFI20241212BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】第1コンポーネントの提供に係る遅延を低減する。
【解決手段】放送受信部は選局チャンネルに対応する放送ネットワークから少なくとも第1コンポーネントを含むパッケージと制御情報を多重化した多重化データを受信し、選局処理部は編成チャンネルごとにコンポーネントの提供方式を示すチャンネルリストを参照し、前記選局チャンネルに対応する提供方式を判定し、制御情報処理部は前記多重化データから前記制御情報を抽出し、前記提供方式が第1提供方式である場合、前記制御情報に基づいて前記多重化データから抽出した前記第1コンポーネントを出力し、前記提供方式が第2提供方式である場合、ブラウジング部に、前記制御情報で指示されるデータ放送コンテンツを取得させ、前記データ放送コンテンツに基づいて取得した第2コンポーネントを出力させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
選局チャンネルに対応する放送ネットワークから少なくとも第1コンポーネントを含むパッケージと制御情報を多重化した多重化データを受信する放送受信部と、
編成チャンネルごとにコンポーネントの提供方式を示すチャンネルリストを参照し、前記選局チャンネルに対応する提供方式を判定する選局処理部と、
前記多重化データから前記制御情報を抽出し、
前記提供方式が第1提供方式である場合、前記制御情報に基づいて前記多重化データから抽出した前記第1コンポーネントを出力し、
前記提供方式が第2提供方式である場合、ブラウジング部に、前記制御情報で指示されるデータ放送コンテンツを取得させ、
前記データ放送コンテンツに基づいて取得した第2コンポーネントを出力させる制御情報処理部と、を備える
受信装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2コンポーネントをキャッシュするデータキャッシュ部を備え、
前記ブラウジング部は、前記第2コンポーネントを取得するとき、前記データキャッシュ部から当該第2コンポーネントを読み取る
請求項1に記載の受信装置。
【請求項3】
前記制御情報から前記提供方式を示す提供方式情報を前記編成チャンネルごとに抽出し、
前記提供方式情報を前記編成チャンネルと対応付けて前記チャンネルリストを構成する選局処理部を備える
請求項1に記載の受信装置。
【請求項4】
前記選局処理部は、
前記制御情報から伝送路の情報とサービスを関連付ける情報を伝送するネットワーク情報テーブルを抽出し、
前記ネットワーク情報テーブルから各サービスの前記提供方式情報を抽出する
請求項3に記載の受信装置。
【請求項5】
前記選局処理部は、
前記制御情報からサービスに関する情報を伝送するサービス記述テーブルを抽出し、
前記サービス記述テーブルから各サービスの前記提供方式情報を抽出する
請求項3に記載の受信装置。
【請求項6】
前記選局処理部は、
前記制御情報から前記放送ネットワークで伝送されるIPパケットと放送番組番号を識別するサービス識別とを関連付ける情報を伝送するアドレスマップテーブルを抽出し、
前記アドレスマップテーブルから前記サービス識別ごとに前記提供方式情報を抽出する
請求項3に記載の受信装置。
【請求項7】
前記第1提供方式は、MMT(MPEG Media Transport)/TLV(Type Length Value)方式を用いて映像を含む前記第1コンポーネントを提供する方式であり、
前記第2提供方式は、CMAF(Common Media Application Format)/MMT/TLV方式を用いて映像を含む前記第2コンポーネントを提供する方式である
請求項1に記載の受信装置。
【請求項8】
前記パッケージと前記制御情報を多重化した前記多重化データを前記放送ネットワークに送出する放送装置と、
請求項1に記載の受信装置と、を備える
放送システム。
【請求項9】
選局チャンネルに対応する放送ネットワークから少なくとも第1コンポーネントを含むパッケージと制御情報を多重化した多重化データを受信する放送受信部と、を備える受信装置における受信方法であって、
前記受信装置は、
編成チャンネルごとにコンポーネントの提供方式を示すチャンネルリストを参照し、前記選局チャンネルに対応する提供方式を判定し、
前記多重化データから前記制御情報を抽出し、
前記提供方式が第1提供方式である場合、前記制御情報に基づいて前記多重化データから抽出した前記第1コンポーネントを出力し、
前記提供方式が第2提供方式である場合、前記制御情報で指示されるデータ放送コンテンツを取得し、
前記データ放送コンテンツに基づいて取得した第2コンポーネントを出力する
受信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、受信装置、放送システム、および、受信方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
次世代地上デジタル放送(本願では、「次世代地デジ方式」と呼ぶことがある)では、インターネットを用いて、放送番組の動画を提供することが検討されている。受信装置において、提供される動画を受信する際、ブラウザの利用が想定されている。映像音声データのデータ形式として、CMAF(Common Media Application Format)の採用が検討されている。CMAFは、低遅延のインターネット動画配信サービスにおいて標準化されたデータ形式である。
【0003】
例えば、特許文献1には、CMAF適用MMTからMPUメタデータとムービーフラグメントメタデータと制御メッセージとメディアフラグ法をメントユニットとを分離し、ムービーフラグメントメタデータのDTS-PTS差分情報を拡張MPUタイムスタンプ記述子に変換して制御メッセージに追加し、MPUメタデータからパラメータセットを抽出してメディアフラグメントユニットに追加し、MPU単位でメディアフラグメントユニットを出力し、制御メッセージとメディアフラグメントユニットとを混合するMMT変換装置について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-197584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、放送事業者の方針として、放送の実時間性を重視するか、遅延を許容して放送サービスの拡充を重視するかが異なりうる。そのため、映像音声データの提供方式としてCMAF/MMT/TLV方式を用いる放送局とMMT/TLV方式を用いる放送局とが混在する可能性が生じる。CMAF/MMT/TLV方式は、データ形式としてCMAFを用いた映像音声データの提供を示すデータ放送コンテンツをMMT-TLV(MPEG Media Transport - Type Length Value)方式を用いて通知する方式である。MMT/TLV方式は、MMT-TLV方式の規定に従い、放送番組のパッケージの一部として映像音声データを提供する方式である。受信装置は、CMAF/MMT/TLV方式を用いた動画配信が提供される放送チャンネルを選局後、ブラウザを起動し、配信されたデータ放送コンテンツのデータを一定量保存(キャッシュ)することを要する。保存したデータ放送コンテンツにおいて、提供対象とする映像の所在などが通知される。他方、MMT/TLV方式での動画配信では、提供対象の映像の取得のために、データ放送コンテンツを要しない。MMT/TLV方式が用いられる場合、CMAF/MMT/TLV方式が適用されることに備えて、一律にデータ放送コンテンツを取得し、取得したデータ放送コンテンツを解析すると、無用な遅延が生じる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は上記の課題を解決するためになされたものであり、本願の一態様は、選局チャンネルに対応する放送ネットワークから少なくとも第1コンポーネントを含むパッケージと制御情報を多重化した多重化データを受信する放送受信部と、編成チャンネルごとにコンポーネントの提供方式を示すチャンネルリストを参照し、前記選局チャンネルに対応する提供方式を判定する選局処理部と、前記多重化データから前記制御情報を抽出し、前記提供方式が第1提供方式である場合、前記制御情報に基づいて前記多重化データから抽出した前記第1コンポーネントを出力し、前記提供方式が第2提供方式である場合、ブラウジング部に、前記制御情報で指示されるデータ放送コンテンツを取得させ、前記データ放送コンテンツに基づいて取得した第2コンポーネントを出力させる制御情報処理部と、を備える受信装置である。
【0007】
本願の他の態様は、選局チャンネルに対応する放送ネットワークから少なくとも第1コンポーネントを含むパッケージと制御情報を多重化した多重化データを受信する放送受信部と、を備える受信装置における受信方法であって、前記受信装置は、編成チャンネルごとにコンポーネントの提供方式を示すチャンネルリストを参照し、前記選局チャンネルに対応する提供方式を判定し、前記多重化データから前記制御情報を抽出し、前記提供方式が第1提供方式である場合、前記制御情報に基づいて前記多重化データから抽出した前記第1コンポーネントを出力し、前記提供方式が第2提供方式である場合、前記制御情報で指示されるデータ放送コンテンツを取得し、前記データ放送コンテンツに基づいて取得した第2コンポーネントを出力する。
【発明の効果】
【0008】
本願の一実施形態によれば、第1コンポーネントの提供に係る遅延を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る放送システムの機能構成例を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係る受信処理を例示するフローチャートである。
本実施形態に係るプロトコルスタックの構造の一例を示す図である。
本実施形態に係るTLV-NITのデータ構造の一例を示す図である。
各情報テーブル記述される記述子を例示する表である。
システム管理記述子のデータ構造の一例を示す図である。
システム管理識別のデータ構造の一例を示す図である。
放送/非放送識別の値の設定例を示す表である。
放送の標準方式識別の値の設定例を示す表である。
詳細の識別の値の設定例を示す表である。
サービスリスト記述子のデータ構造の一例を示す図である。
サービス形式種別の値の一設定例を示す表である。
サービス形式種別の値の他設定例を示す表である。
MH-SDTのデータ構造の一例を示す図である。
MH-SDTのデータ構造の他の例を示す図である。
AMTのデータ構造の一例を示す図である。
AMTのデータ構造の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本願の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る放送システムS1の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システムS1の機能構成例を示す概略ブロック図である。放送システムS1は、放送装置20と、受信装置10とを備える。放送装置20は、主に放送事業者の放送局に設置され、放送サービスの提供に用いられる。放送サービスは、放送ネットワークを用いて提供されることも、放送ネットワークと通信ネットワークを併用して提供されることもある。図1の例では、受信装置10の個数は1個であるが、一般には、受信装置10の個数は不特定かつ複数となりうる。
(【0011】以降は省略されています)
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