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公開番号
2024176269
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094707
出願日
2023-06-08
発明の名称
フラット電線、ワイヤーハーネス及びその製造方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01B
7/08 20060101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の電線間の接続のための専用部品を不要とすることにより、製造工程数の増加及び製造コストの増加を抑制することができるフラット電線、ワイヤーハーネス及びその製造方法を提供する。
【解決手段】フラット電線1は、並列に配設される複数の第1導体2と、複数の第1導体2と共に格子状の導電パターンを形成するように並列に配設され、複数の第1導体2間を電気的に接続する複数の第2導体3とを備える。フラット電線1は、第1導体2の一端及び他端が露出するように、複数の第1導体2及び複数の第2導体3を被覆する絶縁体4を備える。絶縁体4から露出された第1導体2の一端には、第1端子5が電気的に接続され、絶縁体4から露出された第1導体2の他端には、第2端子6が電気的に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
並列に配設される複数の第1導体と、
複数の前記第1導体と共に格子状の導電パターンを形成するように並列に配設され、複数の前記第1導体間を電気的に接続する複数の第2導体と、
前記第1導体の一端及び他端が露出するように、複数の前記第1導体及び複数の前記第2導体を被覆する絶縁体と、
前記絶縁体から露出された前記第1導体の一端に電気的に接続される第1端子と、
前記絶縁体から露出された前記第1導体の他端に電気的に接続される第2端子と、を備える、
フラット電線。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1端子及び前記第2端子の内の所定の端子が切除され、残余の端子と複数の前記第1導体と複数の前記第2導体とにより導電経路が形成されている、請求項1に記載のフラット電線。
【請求項3】
複数の前記第1導体及び複数の前記第2導体の所定部位が前記絶縁体と共に切除され、複数の前記第1導体及び複数の前記第2導体の残余の部位と前記第1端子と前記第2端子とにより導電経路が形成されている、請求項1に記載のフラット電線。
【請求項4】
前記第2導体の一端及び他端の少なくとも一方が前記絶縁体から露出され、前記絶縁体から露出された前記第2導体の一端又は他端には、第3端子が電気的に接続されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のフラット電線。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか一項に記載のフラット電線を備え、
前記フラット電線の前記絶縁体は、丸められた状態又は折り畳まれた状態とされ、その状態が維持されるように前記絶縁体の所定部位同士が接合されている、
ワイヤーハーネス。
【請求項6】
請求項1から3のいずれか一項に記載のフラット電線を備え、
複数の前記フラット電線の前記絶縁体同士が重ね合わされている、
ワイヤーハーネス。
【請求項7】
請求項1に記載のフラット電線を備えるワイヤーハーネスを製造する方法であって、
前記第1端子及び前記第2端子の内の所定の端子と、複数の前記第1導体及び複数の前記第2導体の所定部位と、の内の少なくとも1つを切除することにより、残余の端子と導体とにより導電経路を形成する工程を備える、
ワイヤーハーネスの製造方法。
【請求項8】
前記第1端子及び前記第2端子の内の所定の端子を切除することにより、残余の端子と複数の前記第1導体と複数の前記第2導体とにより前記導電経路が形成される、請求項7に記載のワイヤーハーネスの製造方法。
【請求項9】
複数の前記第1導体及び複数の前記第2導体の所定部位を前記絶縁体と共に切除することにより、複数の前記第1導体及び複数の前記第2導体の残余の部位と前記第1端子と前記第2端子とにより前記導電経路が形成される、請求項7に記載のワイヤーハーネスの製造方法。
【請求項10】
前記フラット電線の前記絶縁体を、丸められた状態又は折り畳まれた状態とし、その状態が維持されるように前記絶縁体の所定部位同士を接合する工程をさらに備える、請求項7から9のいずれか一項に記載のワイヤーハーネスの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フラット電線、ワイヤーハーネス及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の電線間の接続は、一般的に、端子、コネクタ及びバスバー等を介して行われる(例えば、特許文献1参照)。特にコネクタ及びバスバー等は、接続が必要な電線の本数、接続パターン毎に専用の部品を設定することが一般的であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-42943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の電線間の接続のためには、接続が必要な電線の本数、接続パターン毎に、コネクタ及びバスバー等を専用の部品として個別に用意して、それらの専用の部品を複数の電線間に組み付ける必要があり、製造工程数の増加及び製造コストの増加を招いていた。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、複数の電線間の接続のための専用部品を不要とすることにより、製造工程数の増加及び製造コストの増加を抑制することができるフラット電線、ワイヤーハーネス及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るフラット電線は、並列に配設される複数の第1導体と、複数の第1導体と共に格子状の導電パターンを形成するように並列に配設され、複数の第1導体間を電気的に接続する複数の第2導体と、第1導体の一端及び他端が露出するように、複数の第1導体及び複数の第2導体を被覆する絶縁体と、絶縁体から露出された第1導体の一端に電気的に接続される第1端子と、絶縁体から露出された第1導体の他端に電気的に接続される第2端子と、を備える。
【0007】
本発明の態様に係るワイヤーハーネスは、上述のフラット電線を備え、フラット電線の絶縁体は、丸められた状態又は折り畳まれた状態とされ、その状態が維持されるように絶縁体の所定部位同士が接合されている。
【0008】
本発明の他の態様に係るワイヤーハーネスは、上述のフラット電線を備え、複数のフラット電線の絶縁体同士が重ね合わされている。
【0009】
本発明の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、上述のフラット電線を備えるワイヤーハーネスを製造する方法であって、第1端子及び第2端子の内の所定の端子と、複数の第1導体及び複数の第2導体の所定部位と、の内の少なくとも1つを切除することにより、残余の端子と導体とにより導電経路を形成する工程を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数の電線間の接続のための専用部品を不要とすることにより、製造工程数の増加及び製造コストの増加を抑制することができるフラット電線、ワイヤーハーネス及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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