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公開番号2024175876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023093953
出願日2023-06-07
発明の名称測定装置
出願人オムロンヘルスケア株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類H04W 76/10 20180101AFI20241212BHJP(電気通信技術)
要約【課題】意図した情報端末との間でペアリングを行うことのできる測定装置を提供する。
【解決手段】血圧計10は、ペアリングが可能な通信方式による通信を行う通信部12と、プロセッサ11と、プロセッサ11及び通信部12を収容する筐体17と、を備え、通信部12のアンテナ12Aは、第1方向への指向性が前記第1方向以外の第2方向への指向性よりも大きく且つ最大となっており、筐体17の外面における、アンテナ12Aから前記第1方向へ延びる仮想線との交点Pを含む側面17Cには、撮像によって第1情報を取得可能な情報表示部17Eが設けられ、プロセッサ11は、前記第1情報に基づく情報を含む信号を受信し且つ前記信号の受信強度が閾値以上の場合に、ペアリングに必要な処理を開始する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ペアリングが可能な通信方式による通信を行う近距離無線通信部と、
プロセッサと、
前記プロセッサ及び前記近距離無線通信部を収容する筐体と、を備え、
前記近距離無線通信部のアンテナは、第1方向への指向性が前記第1方向以外の第2方向への指向性よりも大きく且つ最大となっており、
前記筐体の外面における、前記アンテナから前記第1方向へ延びる仮想線との交点を含む面には、撮像によって第1情報を取得可能な情報表示部が設けられ、
前記プロセッサは、前記第1情報に基づく情報を含む信号を受信し且つ前記信号の受信強度が閾値以上の場合に、ペアリングに必要な処理を開始する、測定装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の測定装置であって、
前記プロセッサは、前記信号を受信し且つ前記信号の受信強度が前記閾値以上の場合に、近距離無線通信による通信の接続確立に必要な情報を含むブロードキャスト信号の送信を開始し、当該ブロードキャスト信号に応答した情報端末と接続確立し、ペアリングを行う測定装置。
【請求項3】
請求項2に記載の測定装置であって、
前記プロセッサは、前記信号を受信し且つ前記信号の受信強度が前記閾値以上の場合に、前記アンテナの電波強度を、前記信号の受信より前のタイミングにおける電波強度よりも低下させる、測定装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の測定装置であって、
前記情報表示部は、前記第1情報を表示可能なディスプレイであり、
前記ディスプレイには測定結果が表示可能に構成される測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
本明細書に記載する測定装置は、体重、体組成、血圧、脈拍、心拍、体温、血糖、又は血中酸素飽和度等の生体情報を測定する生体情報測定装置と、歩数、歩行距離、又は消費カロリー等の活動量を測定する活動量測定装置と、を含む。測定装置には、測定対象量を測定するための測定用センサが含まれる。測定用センサの測定対象量には、測定装置に応じて、体重、体脂肪率、血圧値、脈拍数、心拍数、体温、血糖値、又は血中酸素飽和度等の生体情報や、歩数、走行距離、又は消費カロリー等の活動量が含まれる。こういった測定装置の測定結果を、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、及びデスクトップパソコン等の情報端末で記録及び分析することが行われている。
【0003】
このような測定結果の記録及び分析を行う場合には、測定結果を、情報端末に都度ユーザが入力するのではなく、測定装置から情報端末が自動的に測定結果を取得できるようになっていることが望ましい。具体的には、例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を利用して、測定装置からの測定結果を情報端末に転送する方法等が考えられる。
【0004】
特許文献1には、生体情報を測定して無線で外部機器に送信可能なウエアラブル機器が記載されている。
【0005】
特許文献2には、超音波により外部の端末と通信する生体情報測定装置であって、測定情報を含む情報を外部の端末と通信する通信手段と、光を照射することにより、外部の端末の配置すべき場所に関する情報を可視化する投光手段と、を備える生体情報測定装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許04665904号公報
特開2020-156600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
測定装置と情報端末との間でセキュアな近距離無線通信を行うためには、測定装置と情報端末とをペアリングする処理が必要である。ペアリングは、近距離無線通信に用いる暗号化の情報を測定装置と情報端末の間で共有する処理を言う。ペアリングを行う場合、意図しない情報端末との間でペアリングがなされるのを防ぐ必要がある。
【0008】
本開示の技術は、意図した情報端末との間でペアリングを行うことが可能な測定装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の技術は以下に示すものである。なお、括弧内には、以降の実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
【0010】
(1)
ペアリングが可能な通信方式による通信を行う近距離無線通信部(通信部12)と、
プロセッサ(プロセッサ11)と、
上記プロセッサ及び上記近距離無線通信部を収容する筐体(筐体17)と、を備え、
上記近距離無線通信部のアンテナ(アンテナ12A)は、第1方向への指向性が上記第1方向以外の第2方向への指向性よりも大きく且つ最大となっており、
上記筐体の外面における、上記アンテナから上記第1方向へ延びる仮想線との交点(交点P)を含む面(側面17C)には、撮像によって第1情報を取得可能な情報表示部(情報表示部17E)が設けられ、
上記プロセッサは、上記第1情報に基づく情報を含む信号を受信し且つ上記信号の受信強度が閾値以上の場合に、ペアリングに必要な処理を開始する、測定装置(血圧計10)。
(【0011】以降は省略されています)

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