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公開番号
2024175745
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093710
出願日
2023-06-07
発明の名称
ターンシグナルランプの支持構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
6/055 20200101AFI20241212BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】ターンシグナルランプの揺れを抑えつつ、ターンシグナルランプの破損のリスクを低減する。
【解決手段】ターンシグナルランプ(24)の支持構造には、一部に切欠き(33)が形成された第1のサイドカウリング(31)と、切欠きを内側から覆う第2のサイドカウリング(41)と、が設けられている。第2のサイドカウリングには、切欠きを通じて外方に延びるターンシグナルランプが支持されている。第1のサイドカウリングの内側面に第2のサイドカウリングの外側面が車幅方向に挿抜可能に装着されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
鞍乗型車両に設けられたターンシグナルランプの支持構造であって、
一部に切欠きが形成された第1のサイドカウリングと、
前記切欠きを内側から覆う第2のサイドカウリングと、を備え、
前記第2のサイドカウリングには、前記切欠きを通じて外方に延びる前記ターンシグナルランプが支持されており、
前記第1のサイドカウリングの内側面に前記第2のサイドカウリングの外側面が車幅方向に挿抜可能に装着されていることを特徴とするターンシグナルランプの支持構造。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1のサイドカウリング及び前記第2のサイドカウリングのいずれか一方には開口が形成され、いずれか他方には車幅方向外側からの外力を受けて前記開口から抜け出す突起が形成され、
前記開口及び前記突起によって前記第1のサイドカウリングの内側面に前記第2のサイドカウリングの外側面が車幅方向に挿抜可能に装着されていることを特徴とする請求項1に記載のターンシグナルランプの支持構造。
【請求項3】
前記第2のサイドカウリングには前記切欠きから露出する支持面が形成され、当該支持面に前記切欠きを通じて外方に延びる前記ターンシグナルランプが支持されており、
側面視にて前記第1のサイドカウリングの内側面に対する前記第2のサイドカウリングの外側面の少なくとも1つの装着箇所が、前記支持面の前端位置よりも後方かつ前記支持面の後端位置よりも前方に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のターンシグナルランプの支持構造。
【請求項4】
側面視にて前記第1のサイドカウリングの内側面に対する前記第2のサイドカウリングの外側面の少なくとも1つの装着箇所が、前記支持面の上端位置よりも上方に位置していることを特徴とする請求項3に記載のターンシグナルランプの支持構造。
【請求項5】
側面視にて前記第1のサイドカウリングの内側面に対する前記第2のサイドカウリングの外側面の少なくとも1つの他の装着箇所が、前記支持面の下端位置よりも下方に位置していることを特徴とする請求項4に記載のターンシグナルランプの支持構造。
【請求項6】
前記第2のサイドカウリングには車体に固定される前側固定部及び後側固定部が形成され、
側面視にて前記前側固定部及び前記後側固定部の間では前記第1のサイドカウリングに前記第2のサイドカウリングが挿抜可能に装着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のターンシグナルランプの支持構造。
【請求項7】
前記第2のサイドカウリングには前記切欠きから露出する支持面が形成され、当該支持面に前記切欠きを通じて外方に延びる前記ターンシグナルランプが支持されており、
前記支持面から前記前側固定部までの距離よりも、前記支持面から前記後側固定部までの距離が長く形成されていることを特徴とする請求項6に記載のターンシグナルランプの支持構造。
【請求項8】
前記第2のサイドカウリングの前記前側固定部と前記後側固定部の間が車幅方向外側に膨らむように湾曲していることを特徴とする請求項6に記載のターンシグナルランプの支持構造。
【請求項9】
前記第2のサイドカウリングには前記切欠きから露出する支持面が形成され、当該支持面に前記切欠きを通じて外方に延びる前記ターンシグナルランプが支持されており、
前記前側固定部の一部が前記支持面の上端位置よりも下方かつ前記支持面の下端位置よりも上方に位置していることを特徴とする請求項6に記載のターンシグナルランプの支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ターンシグナルランプの支持構造に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両として、カウリングの側面にゴム製のランプステーを介してターンシグナルランプが固定されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このランプステーは断面視カップ状に形成されており、ランプステーの底壁を車幅方向外側に向けて、ランプステーの開口縁がカウリングに取り付けられている。ランプステーの底壁にはターンシグナルランプがネジ止めされている。転倒等によってランプステーに側方から外力が作用したときには、ランプステーを屈曲させるような座屈が生じて、ターンシグナルランプに加わる外力が有効に逃がされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-012523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のターンシグナルランプはランプステーの変形によって破損のリスクが低減される。しかしながら、近年では、ターンシグナルランプの支持剛性を上げることでターンシグナルランプの揺れを抑えて商品性を高めることが望まれている。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ターンシグナルランプの揺れを抑えつつ、ターンシグナルランプの破損のリスクを低減することができるターンシグナルランプの支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のターンシグナルランプの支持構造は、鞍乗型車両に設けられたターンシグナルランプの支持構造であって、一部に切欠きが形成された第1のサイドカウリングと、前記切欠きを内側から覆う第2のサイドカウリングと、を備え、前記第2のサイドカウリングには、前記切欠きを通じて外方に延びる前記ターンシグナルランプが支持されており、前記第1のサイドカウリングの内側面に前記第2のサイドカウリングの外側面が車幅方向に挿抜可能に装着されていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様のターンシグナルランプの支持構造によれば、第2のサイドカウリングにターンシグナルランプが固定されることで、ターンシグナルランプの支持剛性が高められて揺れが抑えられる。また、転倒等でターンシグナルランプが地面に接触すると、ターンシグナルランプに対して車幅方向内側に外力が作用する。ターンシグナルランプから第2のサイドカウリングに外力が伝わり、第1のサイドカウリングから第2のサイドカウリングが外れてターンシグナルランプに作用する衝撃が緩和される。よって、ターンシグナルランプの揺れを抑えて商品性を高めつつ、ターンシグナルランプの破損のリスクを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の前半部の側面図である。
本実施例のサイドカウリングの周辺の側面図である。
本実施例のサイドカウリングを内側から見た側面図である。
図2のサイドカウリングをA-A線に沿って切断した断面図である。
本実施例のターンシグナルランプの周辺の側面図である。
本実施例の停車転倒時の鞍乗型車両を前方から見た図である。
本実施例の走行転倒時の鞍乗型車両を側方から見た図である。
本実施例の走行転倒時の第2のサイドカウリングを側方から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の鞍乗型車両にはターンシグナルランプの支持構造が設けられている。鞍乗型車両には第1、第2のサイドカウリングが設けられており、第1のサイドカウリングの一部には切欠きが形成され、第2のサイドカウリングによって切欠きが内側から覆われている。第2のサイドカウリングには切欠きを通じて外方に延びるターンシグナルランプが支持されている。第1のサイドカウリングの内側面には第2のサイドカウリングの外側面が車幅方向に挿抜可能に装着されている。第2のサイドカウリングにターンシグナルランプが固定されているため、ターンシグナルランプの支持剛性が高められて揺れが抑えられる。また、転倒等でターンシグナルランプが地面に接触すると、ターンシグナルランプに対して車幅方向内側に外力が作用する。ターンシグナルランプから第2のサイドカウリングに外力が伝わり、第1のサイドカウリングから第2のサイドカウリングが外れてターンシグナルランプに作用する衝撃が緩和される。よって、ターンシグナルランプの揺れを抑えて商品性を高めつつ、ターンシグナルランプの破損のリスクを低減できる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の前半部の側面図である。また、以下の図では、矢印FRは車両前方、矢印REは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
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