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公開番号
2024174438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092258
出願日
2023-06-05
発明の名称
車両の運転支援装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人東京国際特許事務所
主分類
B60W
50/14 20200101AFI20241210BHJP(車両一般)
要約
【課題】運転者に過度な煩わしさを感じさせることなく、自車両にとってより適切なタイミングで自動運転モードへの切り替えを推奨する。
【解決手段】
自動運転の作動および停止を運転者の選択に応じて切り替える。車両が道路上の走行区間を走行した際の自動運転の作動履歴を、走行区間に関連付けて記憶する(S109)。車両が現在走行中である走行区間を判定し(S104)、現在走行中の走行区間に関して記憶されている作動履歴を特定履歴情報として取得する(S105)。現在走行中の走行区間において自動運転が停止されている場合に、特定履歴情報をもとに、運転者に対して自動運転を作動させる選択を促す(S108)。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
自動運転の作動および停止を運転者の選択に応じて切り替える運転モード切替手段と、
車両が道路上の走行区間を走行した際の前記自動運転の作動履歴を、前記走行区間に関連付けて記憶する作動履歴記憶手段と、
前記車両が現在走行中である走行区間を判定する走行区間判定手段と、
前記走行区間判定手段により判定した前記走行区間に基づき、現在走行中の走行区間に関して前記作動履歴記憶手段に記憶されている前記作動履歴を、特定履歴情報として取得する特定履歴情報取得手段と、
現在走行中の走行区間において前記自動運転が停止されている場合に、前記特定履歴情報取得手段により取得した前記特定履歴情報をもとに、前記運転者に対し、前記自動運転を作動させる選択を促す自動運転推奨手段と、を備える、車両の運転支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記運転者を識別する運転者識別手段をさらに備え、
前記作動履歴記憶手段は、前記作動履歴を、前記運転者識別手段により識別した前記運転者ごとに、前記走行区間に関連付けて記憶し、
前記特定履歴情報取得手段は、現在走行中の走行区間に関して記憶されている当該運転者の前記特定履歴情報を取得する、請求項1に記載の車両の運転支援装置。
【請求項3】
前記作動履歴は、前記走行区間を走行する際に前記自動運転を作動させた頻度または回数に関する履歴であり、
前記自動運転推奨手段は、前記頻度が所定の第1閾値以上であるかまたは前記回数が所定の第2閾値以上である場合に、前記選択を促す、請求項2に記載の車両の運転支援装置。
【請求項4】
前記自動運転推奨手段は、前記走行区間を所定の回数以上に亘って走行しかつ前記走行区間を走行する際に前記自動運転を作動させた頻度が前記第1閾値以上である場合に、前記選択を促す、請求項3に記載の車両の運転支援装置。
【請求項5】
前記走行区間を走行中、前記自動運転が停止した後、前記運転モード切替手段により前記自動運転が再開された場合に、前記第1閾値または前記第2閾値を再開前よりも減少させる、請求項3に記載の車両の運転支援装置。
【請求項6】
前記自動運転推奨手段は、前記走行区間の中間地点に到達する前に、前記選択を促す、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両の運転支援装置。
【請求項7】
前記走行区間で交通渋滞が発生していることを検知する渋滞検知手段をさらに備え、
前記自動運転推奨手段は、前記渋滞検知手段により前記走行区間で交通渋滞が発生していることを検知した場合に、検知していない場合よりも早いタイミングで、前記選択を促す、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両の運転支援装置。
【請求項8】
前記運転者が疲労していることを検知する運転者疲労検知手段をさらに備え、
前記自動運転推奨手段は、前記運転者疲労検知手段により前記運転者が疲労していることを検知した場合に、検知していない場合よりも早いタイミングで、前記選択を促す、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両の運転支援装置。
【請求項9】
前記自動運転に対する前記運転者の嗜好を、複数の前記走行区間に亘る前記自動運転の作動履歴をもとに判定する運転者嗜好判定手段をさらに備え、
前記自動運転推奨手段は、前記運転者嗜好判定手段により判定した前記自動運転に対する嗜好が高い運転者ほど、早いタイミングで前記選択を促す、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両の運転支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
運転者に対し、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えを推奨する技術が存在する。特許文献1には、自車両を含む複数の車両が切り替えを行う切替地点に関する情報をもとに、自動運転モードへの切り替えを推奨することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-165688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術は、切り替えを推奨する際に、自車両以外の他車両の切り替えに関する情報が考慮されるため、推奨を行うタイミングは、必ずしも自車両にとって適切なタイミングであるとは限らず、運転者によっては煩わしさを感じることが懸念される。
【0005】
このような実情に鑑み、本発明は、運転者に過度な煩わしさを感じさせることなく、自車両にとってより適切なタイミングで自動運転モードへの切り替えを推奨し、自動運転モードの利用促進を図ることのできる車両の運転支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するため、本発明の一形態に係る車両の運転支援装置は、自動運転の作動および停止を運転者の選択に応じて切り替える運転モード切替手段と、車両が道路上の走行区間を走行した際の前記自動運転の作動履歴を、前記走行区間に関連付けて記憶する作動履歴記憶手段と、前記車両が現在走行中である走行区間を判定する走行区間判定手段と、前記走行区間判定手段により判定した前記走行区間に基づき、現在走行中の走行区間に関して前記作動履歴記憶手段に記憶されている前記作動履歴を、特定履歴情報として取得する特定履歴情報取得手段と、現在走行中の走行区間において前記自動運転が停止されている場合に、前記特定履歴情報取得手段により取得した前記特定履歴情報をもとに、前記運転者に対し、前記自動運転を作動させる選択を促す自動運転推奨手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一形態によれば、過去に自動運転により走行した履歴がある走行区間にあるにも拘らず、今回の走行では自動運転を作動させていない場合に、運転者に対して自動運転を作動させる選択を促し、自動運転の利用促進を図ることが可能となる。ここで、選択を促す際に、特定履歴情報を参照することで、過剰な推奨により運転者に煩わしさを感じさせる事態を回避し、自車両にとって適切なタイミングで自動運転を作動させる選択を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る車両の制御システムの構成を示す概略図である。
同上制御システムを構成する運転支援コントローラの内部構成を示す概略図である。
同上運転支援コントローラにより実施される自動運転推奨制御の内容を示すフローチャートである。
同上制御において実施される推奨区間設定処理の内容を示すフローチャートである。
同上処理において参照される特定履歴情報を示す説明図である。
本発明の他の実施形態に係る自動運転推奨制御の内容を示すフローチャートである。
同上制御により自動運転を作動させる選択を促すタイミングを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
(制御システムの全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る車両の制御システムSの構成を示す概略図である。
(【0011】以降は省略されています)
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