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公開番号
2025008834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111385
出願日
2023-07-06
発明の名称
内燃機関の排気装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F01N
13/00 20100101AFI20250109BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気管を流れる排気ガスから凝縮水を分離して気液二相流による凝縮水の流動音を低減できる内燃機関の排気装置を提供すること。
【解決手段】エンジン1の排気装置10は、エンジン1から排出される排気ガスが流れる排気通路14aと、排気ガスを大気中に放出する排出口とを有する下流側排気管14と、下流側排気管14に取付けられ、排気音を消音する消音器とを有する。下流側排気管14の下方に、凝縮水を貯留可能な受け部材15が取付けられており、下流側排気管14は、排気通路14aと受け部材15とを連通する貫通孔16を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関から排出される排気ガスが流れる排気通路と、排気ガスを大気中に放出する排出口とを有する排気管と、
前記排気管に取付けられ、排気音を消音する消音器とを有する排気部材とを備えた内燃機関の排気装置であって、
前記排気管の少なくとも下部に、水を貯留可能な受け部材が設けられており、
前記排気管は、前記排気通路と前記受け部材とを連通する貫通孔を有することを特徴とする内燃機関の排気装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記排気管は、排気ガスの流れ方向の上流端から下流端に向かって上方に傾斜する傾斜部を有し、
前記受け部材は、前記傾斜部の上流端を含み、少なくとも前記傾斜部の上流端から前記排気管の上流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気装置。
【請求項3】
前記傾斜部は、前記消音器よりも下流側に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の排気装置。
【請求項4】
前記受け部材の上流端は、前記消音器に接続されており、
前記受け部材の下端は、前記傾斜部の上流端から前記消音器に向かうに従って下方に傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の排気装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の排気装置に関する。
続きを表示(約 920 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関から排出される排気ガスを大気中に排出する内燃機関の排気装置として、特許文献1に示す車両用排気系構造が知られている。
【0003】
この車両用排気系構造は、排気ガスの流れ方向の上流側から順に配置された第1触媒装置、第2触媒装置、排気熱回収器および消音装置を有する。
【0004】
これに加えて、車両用排気系構造は、第2触媒装置と排気熱回収器とを連結する第1の排気管と、排気熱回収器と消音装置とを連結する第2の排気管と、消音装置の下流側に設けられた下流側排気管とを備えており、下流側排気管は、上流側から下流側に向かうにつれて上方に傾斜している。
【0005】
ところで、エンジンの燃焼行程で生じる排気ガスに含まれる未燃炭化水素は、第1触媒装置および第2触媒装置により酸化されて水が生成されるが、排気ガス温度が高いため、水は蒸発して水蒸気として大気開放部から排出される。
【0006】
ところが、運転中にエンジンが休止するハイブリッド車両等にあっては、排気管、消音器および排気熱回収装置を含んだ排気系構造の温度が低下し易いので、排気系構造で発生する凝縮水の量が増加する。
【0007】
ここで、凝縮水は、排気ガス流によって下流側排気管まで運ばれて最終的に下流側排気管の大気開放部から排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2008-169710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来の車両用排気系構造にあっては、排気管が上流側から下流側に向かうにつれて上方に傾斜しているため、排気ガスの流れによって傾斜部を登り切れない凝縮水が傾斜部の上流側に滞留し易い。
【0010】
このため、傾斜部の上流側において気相と液相が混在する気液二相流となり、排気ガスが凝縮水に衝突することによって凝縮水の流動音が発生するおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
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