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公開番号2025021624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023125454
出願日2023-08-01
発明の名称車両の貸出システム
出願人スズキ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類G06Q 30/0645 20230101AFI20250206BHJP(計算;計数)
要約【課題】運転者が意図せずに車両を駆動してしまうことを防止できる車両の貸出システムを提供すること。
【解決手段】収容装置10は、貸出認証部31を有し、貸出認証部31によって貸出が認証されたことを条件として、立乗り式車両1が収容装置10から取り出し可能となる。立乗り式車両1は、運転認証部45を有し、貸出認証部31による貸出の認証後に、運転認証部45によって運転が認証されたことを条件として、立乗り式車両1から操作用リモコン7を取り外し可能で、かつ、操作用リモコン7による立乗り式車両1の運転が可能となる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
運転者によって操作される操作部材が着脱自在に設けられ、前記操作部材によって運転可能な車両を収容する収容装置を有し、
前記車両が前記収容装置に収容された状態において前記車両が前記収容装置から貸出不能で、かつ、前記操作部材が前記車両から取り外し不能である車両の貸出システムであって、
前記収容装置は、貸出認証部を有し、
前記貸出認証部によって前記車両の貸出が認証されたことを条件として、前記車両が前記収容装置から取り出し可能となり、
前記車両は、運転認証部を有し、
前記貸出認証部による貸出の認証後に、前記運転認証部によって運転が認証されたことを条件として、前記車両から前記操作部材を取り外し可能で、かつ、前記操作部材による前記車両の運転が可能となることを特徴とする車両の貸出システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記収容装置は、前記車両を載置し、前記収容装置内で前記車両を移動させる複数の載置部材と、前記車両が前記収容装置に返却可能であることを認証する返却認証部とを有し、
前記返却認証部は、前記操作部材が前記車両に装着された状態で前記載置部材に前記車両が載置されたことを条件として、前記車両の返却を認証し、
前記車両の返却が認証されると、前記車両が前記収容装置に収容可能で、かつ、前記操作部材が前記車両から取り出し不能および前記操作部材による前記車両の運転が不能となることを特徴とする請求項1に記載の車両の貸出システム。
【請求項3】
前記返却認証部は、前記車両が予め決められた向きで前記載置部材に載置されていることを条件として、前記車両の返却を認証することを特徴とする請求項2に記載の車両の貸出システム。
【請求項4】
前記車両は、前輪および後輪を回転自在に支持し、運転者が起立姿勢で乗る台座部と、前記台座部の後端部から上方に突出し、前記操作部材が着脱自在なる後壁とを含んでL字形状に形成されており、
前記収容装置は、長手方向に延び、前記載置部材が移動自在に設けられたフレーム部を有し、
前記フレーム部は、
前記フレーム部の長手方向の一端部に設けられ、前記車両を前記載置部材に搬入する搬入部と、前記フレーム部の長手方向の他端部に設けられ、前記車両を前記載置部材から搬出する搬出部と、前記搬入部と前記搬出部との間に設けられ、前記車両を並べて収容可能な収容な収容部とを有し、
前記載置部材を、前記搬入部で前記車両を搬入可能な第1の姿勢と、前記収容部で傾斜する第2の姿勢と、前記搬出部で前記車両を搬出可能な第3の姿勢とに変更自在となっており、
前記返却認証部は、前記前輪が前記後輪に対して前記搬出部と反対側に位置したことを条件として、前記車両の返却を認証することを特徴とする請求項3に記載の車両の貸出システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の貸出システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
商業施設等において、ユーザの移動を支援するためのモビリティを効率的に貸し出す貸出システムが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この貸出システムは、車両の貸出要求を受けると、車両を使用するユーザの情報に基づいて、貸出可能な車両の中から推奨する車両を選択し、ユーザに対して提案する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-150588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の貸出システムにあっては、車両に操作部材が着脱自在に設けられ、ユーザが車両から操作部材を取外して操作部材を操作することにより、車両が運転可能となる形式の車両を用いた場合に、ユーザや第三者が意図せずに操作部材に触れてしまい、車両がユーザや第三者の意図に反して駆動されるおそれがある。
【0006】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、運転者が意図せずに車両を駆動してしまうことを防止できる車両の貸出システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、運転者によって操作される操作部材が着脱自在に設けられ、前記操作部材によって運転可能な車両を収容する収容装置を有し、前記車両が前記収容装置に収容された状態において前記車両が前記収容装置から貸出不能で、かつ、前記操作部材が前記車両から取り外し不能である車両の貸出システムであって、前記収容装置は、貸出認証部を有し、前記貸出認証部によって前記車両の貸出が認証されたことを条件として、前記車両が前記収容装置から取り出し可能となり、前記車両は、運転認証部を有し、前記貸出認証部による貸出の認証後に、前記運転認証部によって運転が認証されたことを条件として、前記車両から前記操作部材を取り外し可能で、かつ、前記操作部材による前記車両の運転が可能となることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このように上記の本発明によれば、運転者が意図せずに車両を駆動してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係る車両の貸出システムに用いられる立乗り式車両を前側左斜め上方から見た図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両の貸出システムに用いられる立乗り式車両を、左右方向の中央部から前後方向に横切る断面で切断した断面図であり、運転者が搭乗する状態を示している。
図3は、本発明の一実施例に係る車両の貸出システムに用いられる立乗り式車両の操作用リモコンの正面図である。
図4は、本発明の一実施例に係る車両の貸出システムに用いられる収容装置を前側左斜め上方から見た図である。
図5は、本発明の一実施例に係る車両の貸出システムに用いられる収容装置を、地下空間を含んだ左方から見た図である。
図6は、本発明の一実施例に係る車両の貸出システムに用いられる収容装置のパレットと立乗り式車両の移動軌跡を示す図である。
図7は、本発明の一実施例に係る車両の貸出システムに用いられる収容装置のパレットを、立乗り式車両の左右方向の中央部から前後方向に横切る断面で切断した断面図であり、パレットに立乗り式車両が載置された状態を示している。
図8は、本発明の一実施例に車両の貸出システムに用いられる収容装置のパレットを左方から見た図であり、立乗り式車両がパレットに載置された状態を示している。
図9は、本発明の一実施例に係る車両の貸出システムの構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る車両の貸出システムは、運転者によって操作される操作部材が着脱自在に設けられ、操作部材によって運転可能な車両を収容する収容装置を有し、車両が収容装置に収容された状態において車両が収容装置から貸出不能で、かつ、操作部材が車両から取り外し不能である車両の貸出システムであって、収容装置は、貸出認証部を有し、貸出認証部によって車両の貸出が認証されたことを条件として、車両が収容装置から取り出し可能となり、車両は、運転認証部を有し、貸出認証部による貸出の認証後に、運転認証部によって運転が認証されたことを条件として、車両から操作部材を取り外し可能で、かつ、操作部材による車両の運転が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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