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公開番号2025021123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124855
出願日2023-07-31
発明の名称車両用ガラスモール構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人
主分類B60J 1/10 20060101AFI20250205BHJP(車両一般)
要約【課題】異音の防止および美観の向上が可能な車両用ガラスモール構造を提供する。
【解決手段】モール構造100は、ウィンドシールド104の側縁に取り付けられたウィンドシールドモール108と、ピラーガラス106の前縁に取り付けられたピラーガラスモール110とを備える。ピラーガラスモール110は、ピラーガラス106の端面を覆うガラスモール本体126と、ガラスモール本体126から突出してウィンドシールドモール108に接触するリップ部128と、を有する。リップ部128は、ウィンドシールドモール108に接触して、先端がAピラー102側を向くよう湾曲した状態に保持されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車体のAピラーに側縁が重なるよう配置されたウィンドシールドと、該ウィンドシールドの側縁に取り付けられたウィンドシールドモールと、該Aピラーに前縁が重なるよう配置されたピラーガラスと、該ピラーガラスの前縁に取り付けられたピラーガラスモールとを備える車両用ガラスモール構造において、
前記ピラーガラスモールは、
前記ピラーガラスの端面を覆うガラスモール本体と、
前記ガラスモール本体から突出して前記ウィンドシールドモールに接触するリップ部と、
を有し、
前記リップ部が前記ウィンドシールドモールに接触して該リップ部の先端が前記Aピラー側を向くよう湾曲した状態に保持されていることを特徴とする車両用ガラスモール構造。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記リップ部は、前記ピラーガラスモールの長手方向に沿って設けられていて、
前記リップ部は、前記ガラスモール本体と前記ウィンドシールドモールとの距離よりも長く前記突出していることを特徴とする請求項1に記載の車両用ガラスモール構造。
【請求項3】
前記ウィンドシールドモールは、該ウィンドシールドモールの長手方向に沿って設けられていて前記ピラーガラスモール側に突出し前記リップ部を車両外側から押圧する凸部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ガラスモール構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ガラスモール構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両のAピラーの周辺には、ウィンドシールドやサイドガラスとの隙間を封止するモールやウェザストリップが取り付けられている。これらモール等は、弾性を有する素材で形成されていて、突出した形状のリップが周囲の構造物に接触することで隙間を塞ぐ構成になっている。
【0003】
例えば、特許文献1の図2には、ウィンドガラス111とコーナーガラス121との間を塞ぐウィンドモール部112が開示されている。ウィンドモール部112は、基部1121と、基部1121から突出したリップ部1122とを有していて、リップ部1122がコーナーガラス121に接触した状態になることで、ウィンドガラス111とコーナーガラス121との間を塞いでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-11002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の車両1では、図2に示されているように、ウィンドモール部112のリップ部1122がコーナーガラス121に接触することで、リップ部1122とモール部13との間に閉じた空間が形成されている。この場合において、リップ部1122が走行中の空気の流れに触れたり、リップ部1122の内側の空間の負圧変動が起きたりすると、リップ部1122が振動して異音を発するおそれがある。また、車両の美観の点から、リップ部1122とコーナーガラス121との接触箇所のように、隣接する部材同士の境目を精度よく形成することも望まれている。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑み、異音の防止および美観の向上が可能な車両用ガラスモール構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用ガラスモール構造の代表的な構成は、車体のAピラーに側縁が重なるよう配置されたウィンドシールドと、ウィンドシールドの側縁に取り付けられたウィンドシールドモールと、Aピラーに前縁が重なるよう配置されたピラーガラスと、ピラーガラスの前縁に取り付けられたピラーガラスモールとを備える車両用ガラスモール構造において、ピラーガラスモールは、ピラーガラスの端面を覆うガラスモール本体と、ガラスモール本体から突出してウィンドシールドモールに接触するリップ部と、を有し、リップ部がウィンドシールドモールに接触してリップ部の先端がAピラー側を向くよう湾曲した状態に保持されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、異音の防止および美観の向上が可能な車両用ガラスモール構造を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施例に係る車両用ガラスモール構造の概要を示す図である。
図1(a)のモール構造A-A断面に対応した図である。
本発明の第2実施例に係る車両用ガラスモール構造の概要を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る車両用ガラスモール構造は、車体のAピラーに側縁が重なるよう配置されたウィンドシールドと、ウィンドシールドの側縁に取り付けられたウィンドシールドモールと、Aピラーに前縁が重なるよう配置されたピラーガラスと、ピラーガラスの前縁に取り付けられたピラーガラスモールとを備える車両用ガラスモール構造において、ピラーガラスモールは、ピラーガラスの端面を覆うガラスモール本体と、ガラスモール本体から突出してウィンドシールドモールに接触するリップ部と、を有し、リップ部がウィンドシールドモールに接触してリップ部の先端がAピラー側を向くよう湾曲した状態に保持されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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