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公開番号
2025005612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105847
出願日
2023-06-28
発明の名称
車両用カバー構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16B
5/10 20060101AFI20250109BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】車両部材の開口部からカバーが意図せず外れてしまうことを防止することができる車両用カバー構造を提供する。
【解決手段】車両用カバー構造100は、バンパフェイス104と、バンパフェイスに設けられた開口部110を覆うカバー106とを備え、カバーは、開口部の一部の領域を覆い開口部の縁136a、136bに係合する1つ以上の第1係合部138a、138bを有する第1面126と、第1面とは離間して開口部の他の一部の領域を覆い開口部の縁140a、140bに係合する1つ以上の第2係合部142a、142bを有する第2面128と、第1面と第2面と開口部の縁143a、143bとで囲まれた領域を覆うことで第1面と第2面とを連結し、第1面および第2面とは交差する姿勢を有する連結面130とを備え、連結面は、開口部の縁に接する2箇所144a、144bのうち少なくとも1箇所で開口部の縁に係合していないことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の車両部材と、該車両部材に設けられた開口部を覆うカバーとを備える車両用カバー構造において、
前記カバーは、
前記開口部の一部の領域を覆い該開口部の縁に係合する1つ以上の第1係合部を有する第1面と、
前記第1面とは離間していて前記開口部の他の一部の領域を覆い該開口部の縁に係合する1つ以上の第2係合部を有する第2面と、
前記第1面と前記第2面と前記開口部の縁とで囲まれた領域を覆うことで前記第1面と前記第2面とを連結し、該第1面および該第2面とは交差する姿勢を有する連結面とを備え、
前記連結面は、前記開口部の縁に接する2箇所のうち少なくとも1箇所で該開口部の縁に係合していないことを特徴とする車両用カバー構造。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記第1面の1つ以上の第1係合部の1つは、前記連結面の前記1箇所と隣接していることを特徴とする請求項1に記載の車両用カバー構造。
【請求項3】
前記連結面の前記2箇所はいずれも、前記開口部の縁に係合しておらず、
前記第1面は、前記連結面の前記2箇所にそれぞれ隣接する2つの第1係合部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用カバー構造。
【請求項4】
前記カバーは、前記第1面の前記連結面とは反対側の領域を覆う第3面を備え、
前記第3面は、前記第1面とは交差する姿勢を有し、前記開口部の縁に係合する第3係合部を有することを特徴とする請求項2に記載の車両用カバー構造。
【請求項5】
前記第3面の前記第3係合部による前記開口部の縁との係合方向は、前記カバーの開放方向と交差するように延びていることを特徴とする請求項4に記載の車両用カバー構造。
【請求項6】
前記カバーは、前記第1面の前記連結面とは反対側の領域を覆う第3面を備え、
前記第3面は、前記第1面とは交差する姿勢を有し、前記開口部の縁に係合する第3係合部を有し、
前記第3係合部は、前記カバーの開放方向に沿って傾斜した傾斜面を含むことを特徴とする請求項1または4に記載の車両用カバー構造。
【請求項7】
前記カバーは、該カバーの落下を防止する落下防止部を備え、
前記車両部材は、
前記落下防止部を保持する保持部と、
前記カバーの前記第1面、前記第2面、前記連結面および前記第3面にそれぞれ対応する複数のパネル面とを有し、
前記保持部は、前記複数のパネル面を跨ぐように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用カバー構造。
【請求項8】
前記第2面は、前記連結面の前記1箇所に近づくほど前記1つ以上の第1係合部の1つから遠ざかるように細くなっていることを特徴とする請求項2、4、5、7のいずれか1項に記載の車両前部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用カバー構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用カバー構造としては、所定の車両部材である例えばバンパフェイスに牽引フック用の開口部を設け、この開口部をカバーで覆うものが知られている。このような車両用カバー構造では、牽引フックを使用するときは開口部からカバーを取り外し、牽引フックを使用しないときは開口部をカバーで覆っている。
【0003】
特許文献1には、車両部材の開口部を開閉するカバーが記載されている。このカバーは、異なる方向に延びる第一面および第二面を有し、第一面に第一係合部および第二係合部を設け、第二面に第三係合部を設けている。第一係合部は、カバー開閉時の回動軸となるように車両部材に係合する。第二係合部は、回動軸を中心としたカバーの開放方向に対して抗するように車両部材に係合する。第三係合部は、カバー開放動作時に開口部に当接せず、カバー閉鎖時にカバーの開放方向とは異なる方向にカバーが変位した際に開口部に当接する。
【0004】
特許文献1では、このカバーによって車両部材の開口部の閉鎖状態を維持し易く、開口部の開閉時には容易に開閉できる、としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-55678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし特許文献1のカバーでは、第二面に設けられた第三係合部の長さが、カバー開放動作時に開口部の端面に接触しない程度に短く設定されている。このためカバーは、第二係合部と開口部との係合が意図せずに解除されると、カバーの一部が開口部から外れてしまうおそれがあり、改善の余地があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑み、車両部材の開口部からカバーが意図せず外れてしまうことを防止することができる車両用カバー構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用カバー構造の代表的な構成は、所定の車両部材と、車両部材に設けられた開口部を覆うカバーとを備える車両用カバー構造において、カバーは、開口部の一部の領域を覆い開口部の縁に係合する1つ以上の第1係合部を有する第1面と、第1面とは離間していて開口部の他の一部の領域を覆い開口部の縁に係合する1つ以上の第2係合部を有する第2面と、第1面と第2面と開口部の縁とで囲まれた領域を覆うことで第1面と第2面とを連結し、第1面および第2面とは交差する姿勢を有する連結面とを備え、連結面は、開口部の縁に接する2箇所のうち少なくとも1箇所で開口部の縁に係合していないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車両部材の開口部からカバーが意図せず外れてしまうことを防止することができる車両用カバー構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例に係る車両用カバー構造を車両の一部とともに示す図である。
図1の車両用カバー構造の要部を示す図である。
図1の車両用カバー構造のカバーを示す図である。
図2(a)の車両用カバー構造のA-A断面図である。
図2(a)の車両用カバー構造のB-B断面図である。
図2(a)のカバーを取り外す手順を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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