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公開番号
2025018688
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122630
出願日
2023-07-27
発明の名称
車両のリッド構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
B60K
15/05 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約
【課題】リッドの破損を防止することを目的とする。
【解決手段】本発明は、車両の給油口1を外側から開閉可能に覆う車両のリッド構造であって、給油口1に近接して配置されるガイドレール30a、30bと、ガイドレール30a、30bに沿ってスライドすることにより開閉するリッド20と、リッド20が給油口1を外側から覆った状態にロックすると共に操作者による操作に応じてロックを解除する係合部40と、を備える。ガイドレール30a、30bは、車両表面と略平行に配置される平行部31と、平行部31に対してリッド20の閉じ側に位置し、車両の内方向に曲がって形成される曲部32と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のエネルギー源供給口を外側から開閉可能に覆う車両のリッド構造であって、
前記エネルギー源供給口に近接して配置されるガイドレールと、
前記ガイドレールに沿ってスライドすることにより開閉するリッドと、
前記リッドが前記エネルギー源供給口を外側から覆った状態にロックすると共に操作者による操作に応じてロックを解除する係合部と、を備え、
前記ガイドレールは、
車両表面と略平行に配置される平行部と、
前記平行部に対して前記リッドの閉じ側に位置し、車両の内方向に曲がって形成される曲部と、を有することを特徴とする車両のリッド構造。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記ガイドレールは、
前記リッドの閉じ側の端部に位置する弾性部材と、
前記平行部と前記曲部との境界付近に位置する突起部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の車両のリッド構造。
【請求項3】
前記ガイドレールは、前記エネルギー源供給口を挟んで上下に離れて位置することを特徴とする請求項1または2に記載の車両のリッド構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のリッド構造に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、車両は、燃料タンクに燃料を給油するための給油口やバッテリに充電するための充電口等を開閉可能に覆うリッド構造を備える。特許文献1には、フューエルインレットボックスの開口部を覆うためのフューエルリッドの開閉装置が開示されている。このフューエルリッドの開閉装置では、運転席に設けられているフューエルリッドオープナーによってストライカ部を解除することにより、フューエルリッドがある程度、半開き状態になるので、その後にフューエルリッドを手で全開させる。また、このフューエルリッドの開閉装置では、ヒンジピンと保持ブラケットとの間にカム部および保持ブラケットを介在させることにより、給油の際にフューエルリッドを開状態に保持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-56567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のフューエルリッドの開閉装置では、給油を行う際に給油者がフューエルリッドに触れてしまう等の要因によって、フューエルリッドが閉じる方向に回転してしまい、給油者の邪魔になるおそれがあった。また、フューエルリッドが開いたままの状態では、人や物にぶつかり、フューエルリッドが破損するおそれがあった。
【0005】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、リッドの破損を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両のエネルギー源供給口を外側から開閉可能に覆う車両のリッド構造であって、前記エネルギー源供給口に近接して配置されるガイドレールと、前記ガイドレールに沿ってスライドすることにより開閉するリッドと、前記リッドが前記エネルギー源供給口を外側から覆った状態にロックすると共に操作者による操作に応じてロックを解除する係合部と、を備え、前記ガイドレールは、車両表面と略平行に配置される平行部と、前記平行部に対して前記リッドの閉じ側に位置し、車両の内方向に曲がって形成される曲部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、リッドの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
リッド構造の構成の一例を示す斜視図である。
リッド構造の構成の一例を示す側面図である。
リッド構造の構成の一例を示す断面図である。
リッドの閉状態の一例を示す断面図である。
リッドの半開状態の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る実施形態は、車両のエネルギー源供給口を外側から開閉可能に覆う車両のリッド構造10であって、エネルギー源供給口に近接して配置されるガイドレール30a、30bと、ガイドレール30a、30bに沿ってスライドすることにより開閉するリッド20と、リッド20がエネルギー源供給口を外側から覆った状態にロックすると共に操作者による操作に応じてロックを解除する係合部40と、を備える。ガイドレール30a、30bは、車両表面と略平行に配置される平行部31と、平行部31に対してリッド20の閉じ側に位置し、車両の内方向に曲がって形成される曲部32と、を有する。したがって、リッド20を車両表面から大きく張り出さないようにすることができるので、リッド20の破損を防止することができる。
【実施例】
【0010】
以下、本発明に係るリッド構造10について図面を参照して説明する。
本実施例に係るリッド構造10は、車両のエネルギー源供給口としての給油口1を外側から開閉可能に覆うものである。本実施例のリッド構造10は、車両の側面に配設されている。なお、説明を容易にするために、後述する各図には、リッド構造10の上側を「上」、リッド20を閉じる側を「前」、車両の内側を「内」として示している。ただし、リッド構造10は図示する方向に配設する場合に限られない。
(【0011】以降は省略されています)
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