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公開番号
2025027751
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132847
出願日
2023-08-17
発明の名称
電装部品の支持構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60K
1/00 20060101AFI20250220BHJP(車両一般)
要約
【課題】駆動装置の上方に配置される電装部品の振動を抑制できるとともに、車両の前面衝突時に電装部品のカバー部材を保護できる電装部品の支持構造を提供すること。
【解決手段】インバータ9の支持構造において、インバータ9の上壁9Bに、モータジェネレータ6に電力を供給する高電圧ケーブル12が接続されるケーブル接続部と、ケーブル接続部を覆うカバー部材21とが設けられている。インバータ9は、インバータ9の上壁9Bに連結されるアッパブラケット22によってエンジンに固定されており、アッパブラケット22は、カバー部材21の上方を覆っている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関と、前記内燃機関に連結される駆動装置と、前記駆動装置に設けられたモータとを備えた車両に搭載され、ロアブラケットによって前記駆動装置の上部に固定される電装部品の支持構造であって、
前記電装部品の上端部に、前記モータに電力を供給する高電圧ケーブルが接続されるケーブル接続部と、前記ケーブル接続部を覆うカバー部材とが設けられており、
前記電装部品は、前記電装部品の上端部に連結されるアッパブラケットによって前記内燃機関に固定されており、
前記アッパブラケットは、前記カバー部材の上方を覆っていることを特徴とする電装部品の支持構造。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記アッパブラケットの前端部における車両幅方向の寸法は、前記カバー部材の車両幅方向の寸法よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電装部品の支持構造。
【請求項3】
前記アッパブラケットの車両の前後方向前端部に傾斜面が形成されており、
前記傾斜面は、車両の前後方向前端部から車両の前後方向後方に向かうにつれて上側に傾斜していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電装部品の支持構造。
【請求項4】
前記アッパブラケットは、前記アッパブラケットの車両の前後方向前端部に前記傾斜面よりも下方に位置するよう前記傾斜面を下方に窪ませた凹部を有し、
前記アッパブラケットの車両の前後方向前端部は、締結具によって前記電装部品の上端部に締結されており、
前記締結具の上端は、前記凹部に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電装部品の支持構造。
【請求項5】
前記アッパブラケットは、車両の前後方向前端部および車両の前後方向後端部が締結具によって前記電装部品の上端部に締結されるブラケット本体部と、
前記ブラケット本体部から前記内燃機関側に突出し、締結具によって前記内燃機関の上端部に締結される内燃機関側取付部とを有し、
前記高電圧ケーブルの前記ケーブル接続部側は、前記内燃機関側取付部の下方に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電装部品の支持構造。
【請求項6】
前記アッパブラケットは、車両の前後方向前端部および車両の前後方向後端部が締結具によって前記電装部品の上端部に締結されるブラケット本体部と、
前記ブラケット本体部から前記内燃機関側に突出し、締結具によって前記内燃機関の上端部に締結される内燃機関側取付部とを有し、
前記高電圧ケーブルの前記ケーブル接続部側は、前記内燃機関側取付部の下方に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電装部品の支持構造。
【請求項7】
前記アッパブラケットは、車両の前後方向前端部および車両の前後方向後端部が締結具によって前記電装部品の上端部に締結されるブラケット本体部と、
前記ブラケット本体部から前記内燃機関側に突出し、締結具によって前記内燃機関の上端部に締結される内燃機関側取付部とを有し、
前記高電圧ケーブルの前記ケーブル接続部側は、前記内燃機関側取付部の下方に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の電装部品の支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電装部品の支持構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車において、車両の衝突時にパワーケーブルを保護するものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載される電気自動車において、インバータがドライブトレインの上部にフロントブラケットによって固定されているとともに、フロントブラケットにプロテクタが一体的に設けられており、パワーケーブルがインバータの横方向の側面から延びている。
【0004】
プロテクタは、パワーケーブルの前方に配置されており、車両の衝突時にプロテクタがインバータに向かって後退するデバイスからパワーケーブルを保護する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-233836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の電気自動車にあっては、プロテクタがインバータの下部に位置しているので、インバータの上部に配置される部品類を保護するのに適していない。
【0007】
ところで、インバータ等の電装部品には、その上面部に高電圧ケーブルを接続するケーブル接続部を備え、このケーブル接続部をカバー部材で覆ったものがある。このような電装部品にあっては、車両の衝突時にカバー部材を障害物から保護する必要がある。
【0008】
また、電装部品の下部をブラケットによりドライブトレイン等の駆動装置に取付けた場合には、電装部品の上部の振動が増加するおそれがある。したがって、駆動装置の上方に配置される電装部品の振動を抑制し、車両の前面衝突時にカバー部材を保護する必要がある。
【0009】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、駆動装置の上方に配置される電装部品の振動を抑制できるとともに、車両の前面衝突時に電装部品のカバー部材を保護できる電装部品の支持構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、内燃機関と、前記内燃機関に連結される駆動装置と、前記駆動装置に設けられたモータとを備えた車両に搭載され、ロアブラケットによって前記駆動装置の上部に固定される電装部品の支持構造であって、前記電装部品の上端部に、前記モータに電力を供給する高電圧ケーブルが接続されるケーブル接続部と、前記ケーブル接続部を覆うカバー部材とが設けられており、前記電装部品は、前記電装部品の上端部に連結されるアッパブラケットによって前記内燃機関に固定されており、前記アッパブラケットは、前記カバー部材の上方を覆っていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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