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公開番号2025012759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115839
出願日2023-07-14
発明の名称車両用シート構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約【課題】シートバック前傾時に移動する座部に設けられたバックルから配策された索状体をより十全に保護する。
【解決手段】車両用シート構造は、座部106およびシートバック108を有するシート100と、シートバック108を前傾させ座部106を前方および下方に移動させる移動機構112と、座部106の側面に配置されシートベルトのタングを装着するバックル120と、バックル120からフロアパネル104に向かって配索されたワイヤハーネス122とを備える。車両用シート構造はさらに、バックル120を前後にわたって覆うベルト状の可撓性を有する拘束部130を備え、これは、バックル120の前後で座部106の側面に固着されていることによってバックル120を座部106の側面に拘束する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員が着座する座部および該座部の後端から立設していて前記乗員の背もたれとなるシートバックを有するシートと、
前記シートバックを前傾させ前記座部を前方および下方に移動させる移動機構と、
前記座部の側面に配置され前記乗員用のシートベルトのタングを装着するバックルと、
当該車両用シート構造はさらに、前記バックルからフロアパネルに向かって配索された索状体とを備える車両用シート構造において、当該車両用シート構造はさらに、
前記バックルを前後にわたって覆うベルト状の可撓性を有する部材であって、該バックルの前後で前記座部の側面に固着されていることによって該バックルを該座部の側面に拘束する拘束部を備えることを特徴とする車両用シート構造。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
当該車両用シート構造はさらに、前記座部の側面に凹んで形成された凹部を備え、
前記バックルは前記凹部に挿入された状態で前記拘束部に拘束されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート構造。
【請求項3】
前記バックルの下方に前記座部を構成するシート骨格部材が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用シート構造。
【請求項4】
前記シート骨格部材が前記座部の側面よりも埋没して配置されていることによって、該シート骨格部材から該座部の側面までの間に、前記バックルから配策された索状体の通路が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用シート構造。
【請求項5】
前記バックルは、その一部が前記座部の座面よりも上方に突出した状態で前記拘束部に拘束されていて、
前記シートバックは、前記移動機構によって最大限前傾したとき、前記バックルと接触するかまたは該バックルから所定の間隔を保つことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用シート構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シート構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両のシートベルトが着脱いずれの状態にあるかを検出する検出装置を用いて、車両用シートに着座する乗員がシートベルトを装着していない場合にその旨をアラーム等で報知するシートベルトリマインダ機能が車両に搭載されることがある。
【0003】
例えば特許文献1では、ラップ側バックルに設置されたバックルスイッチの信号をワイヤハーネスを介してECU(Electronic Control Unit)に送信して上述の検出を行っている。
【0004】
一方、前側のシートの後方に広い空間を確保するため、後側のシートのシートバックを前傾させる際に、シートクッションの位置を前方および下方へ移動させる技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-126358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のように移動するシートクッションに、シートベルト着脱を検知するためのワイヤハーネスなどの索状体が接続されたバックルを設ける場合、次のような問題が生じる。すなわち、シートクッションの移動によってワイヤハーネスが周辺部材と接触して損傷を受けたり劣化したりする。
【0007】
またシートクッションの移動に伴ってシートクッションに設けられたバックルも当然に変位するところ、バックルがシートクッションの定位置から動いてしまうという、バックルの不測の変位が生じる可能性もある。かかる場合にも、ワイヤハーネスなどの索状体が周辺部材と接触して損傷したり、索状体に局所的に応力が集中して劣化したりするおそれがある。
【0008】
本発明はこのような課題に鑑み、シートバック前傾時に前方および下方に移動するシートクッションに設けられたバックルから配策された索状体をより十全に保護することが可能な車両用シート構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、車両の乗員が着座する座部および座部の後端から立設していて乗員の背もたれとなるシートバックを有するシートと、シートバックを前傾させ座部を前方および下方に移動させる移動機構と、座部の側面に配置され乗員用のシートベルトのタングを装着するバックルとを備える車両用シート構造において、当該車両用シート構造は、バックルからフロアパネルに向かって配索された索状体と、バックルからフロアパネルまで索状体に隣接して延び索状体の経路を案内する可撓性を有するガイド部とをさらに備えることを特徴とする。
【0010】
上記問題を解決するために、本発明の他の代表的な構成は、車両の乗員が着座する座部および座部の後端から立設していて乗員の背もたれとなるシートバックを有するシートと、シートバックを前傾させ座部を前方および下方に移動させる移動機構と、座部の側面に配置され乗員用のシートベルトのタングを装着するバックルと、当該車両用シート構造はさらに、バックルからフロアパネルに向かって配索された索状体とを備える車両用シート構造において、当該車両用シート構造はさらに、バックルを前後にわたって覆うベルト状の可撓性を有する部材であって、バックルの前後で座部の側面に固着されていることによってバックルを座部の側面に拘束する拘束部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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