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公開番号
2024178660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023096969
出願日
2023-06-13
発明の名称
車両用制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60R
11/02 20060101AFI20241218BHJP(車両一般)
要約
【課題】ドライバの利便性を向上させることができ、ドライバが安全に運転操作を行うことができる車両用制御装置を提供すること。
【解決手段】第2報知部を鏡面ミラーモードからデジタルミラーモードに切り替える制御部を備える。制御部は、シフト位置が前進位置を含む第1位置から後進位置を含む第2位置に切り替えられている状態で第2報知部において鏡面ミラーモードからデジタルミラーモードへの切り替え操作の行われた頻度を演算する(ステップS3)。制御部は、頻度が所定閾値以上で、かつ、シフト位置が第1位置から第2位置に切り替えられた場合(ステップS4でYES)、第2報知部を、デジタルミラーモードに切り替える(ステップS6)。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
フロントガラスより下方に配置され、映像または音声の少なくとも一方からなる情報を報知する第1報知部と、
前記フロントガラスの上端部に配置され、映像または音声の少なくとも一方からなる情報を報知する第2報知部と、を備え、
前記第2報知部は、報知態様が互いに異なる第1モードまたは第2モードにドライバにより切り替え操作可能な車両の制御装置であって、
前記第2報知部を前記第1モードから前記第2モードに切り替える制御部を備え、
前記制御部は、
シフト位置が前進位置を含む第1位置から後進位置を含む第2位置に切り替えられた状態で前記第2報知部において前記第1モードから前記第2モードへの切り替え操作の行われた頻度を演算し、
前記頻度が所定閾値以上で、かつ、前記シフト位置が前記第1位置から前記第2位置に切り替えられた場合、前記第2報知部を前記第2モードに切り替えることを特徴とする車両の制御装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記頻度は、前記シフト位置の前記第1位置から前記第2位置への切り替え操作の回数に対する、前記シフト位置が前記第2位置にあるときの前記第1モードから前記第2モードへの切り替え操作の回数の割合のことであることを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記第2報知部は、車両後部に設けられた撮像装置から出力される撮像映像を表示可能であり、前記撮像映像の範囲内に障害物を発見した場合に光または音声による警告を出力する出力部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載されるナビゲーション装置において、利用者の入力操作等による撮影情報表示要求を受け付け、かつ、車速が閾値(例えば、10km/h)以下の場合に、車両の外部を撮影するカメラからの撮影情報(映像)を表示ユニットに表示するようにした技術が記載されている。特許文献1に記載のものは、利用者の入力操作等による撮影情報表示要求を受け付けた時点で車速が閾値を上回る場合は、撮影情報の表示を保留するとともに予約モードアイコンを付した地図情報の表示を継続し、その後に車両の速度が所定の閾値以下になると撮影情報を表示するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-250873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、ナビゲーション装置に撮影情報を表示させるために利用者の操作が必要であり、不便であった。
【0005】
また、近年は、車両後方を確認するためのインナーミラー(ルームミラーとも呼ばれる)として、車両後方を撮影したカメラのビデオ映像を表示するデジタルインナーミラーが普及し始めている。このデジタルインナーミラーは、通常のインナーミラーと同様にフロントガラスの上端部に配置されており、鏡の反射像を写す鏡面ミラーモードと、カメラにより撮影した車両後方のビデオ映像を表示するデジタルミラーモードと、を切り替えレバーの操作により切り替えるようになっているが、特許文献1に記載の技術と同様、切り替えのための操作が必要であるため、不便であった。
【0006】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、ドライバの利便性を向上させることができ、ドライバが安全に運転操作を行うことができる車両用制御装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、フロントガラスより下方に配置され、映像または音声の少なくとも一方からなる情報を報知する第1報知部と、前記フロントガラスの上端部に配置され、映像または音声の少なくとも一方からなる情報を報知する第2報知部と、を備え、前記第2報知部は、報知態様が互いに異なる第1モードまたは第2モードにドライバにより切り替え操作可能な車両の制御装置であって、前記第2報知部を前記第1モードから前記第2モードに切り替える制御部を備え、前記制御部は、シフト位置が前進位置を含む第1位置から後進位置を含む第2位置に切り替えられた状態で前記第2報知部において前記第1モードから前記第2モードへの切り替え操作の行われた頻度を演算し、前記頻度が所定閾値以上で、かつ、前記シフト位置が前記第1位置から前記第2位置に切り替えられた場合、前記第2報知部を前記第2モードに切り替えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このように上記の本発明によれば、ドライバの利便性を向上させることができ、ドライバが安全に運転操作を行うことができる車両用制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置を備える車両の構成を示す側面図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置を備える車両の運転席を示す斜視図である。
図3は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置によるミラーモード切り替え動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る車両用制御装置は、フロントガラスより下方に配置され、映像または音声の少なくとも一方からなる情報を報知する第1報知部と、フロントガラスの上端部に配置され、映像または音声の少なくとも一方からなる情報を報知する第2報知部と、を備え、第2報知部は、報知態様が互いに異なる第1モードまたは第2モードにドライバにより切り替え操作可能な車両の制御装置であって、第2報知部を第1モードから第2モードに切り替える制御部を備え、制御部は、シフト位置が前進位置を含む第1位置から後進位置を含む第2位置に切り替えられた状態で第2報知部において第1モードから第2モードへの切り替え操作の行われた頻度を演算し、頻度が所定閾値以上で、かつ、シフト位置が第1位置から第2位置に切り替えられた場合、第2報知部を第2モードに切り替えることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両用制御装置は、ドライバの利便性を向上させることができ、ドライバが安全に運転操作を行うことができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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