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公開番号
2025009266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112143
出願日
2023-07-07
発明の名称
バイフューエル車両
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F02D
19/06 20060101AFI20250110BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】車両挙動が不安定になることを防止することができるバイフューエル車両を提供すること。
【解決手段】所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させ、所定の再始動条件が成立するとエンジンを再始動させるバイフューエル車両において、所定の再始動条件が成立してからエンジン回転数が安定したと判断するまでの間、2種類の燃料の間でエンジンに供給する燃料を切り替える燃料切替を禁止し(S2-S4)、エンジン回転数が安定したと判断すると、燃料切替を許可する(S5)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに異なる2種類の燃料を駆動用燃料として使用可能なエンジンと、
前記2種類の燃料の間で前記エンジンに供給する燃料を切り替えるために操作される燃料切替スイッチと、
所定の自動停止条件が成立すると前記エンジンを自動停止させ、所定の再始動条件が成立すると前記エンジンを再始動させる制御部と、を有し、
前記燃料切替スイッチの操作に応じて、前記2種類の燃料の間で前記エンジンに供給する燃料を切り替える燃料切替を行うバイフューエル車両であって、
前記制御部は、
前記所定の再始動条件が成立してから前記エンジンの回転速度が安定したと判断するまでの間、前記燃料切替を禁止し、
前記エンジンの回転速度が安定したと判断すると、前記燃料切替を許可することを特徴とするバイフューエル車両。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記燃料切替を禁止している状態では、前記燃料切替が禁止されている状態であることを報知することを特徴とする請求項1に記載のバイフューエル車両。
【請求項3】
前記制御部は、
前記燃料切替を禁止している状態で前記燃料切替スイッチが操作された場合、前記燃料切替を保留し、
前記燃料切替を保留している状態で前記燃料切替を許可した場合に、保留している前記燃料切替を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバイフューエル車両。
【請求項4】
前記制御部は、
前記燃料切替を保留した場合には、前記燃料切替を保留したことを報知し、
保留している前記燃料切替を実行したときに、保留している前記燃料切替を実行したことを報知することを特徴とする請求項3に記載のバイフューエル車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイフューエル車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、異なる2つの燃料を使用可能な内燃機関と、所定の自動停止条件が成立した際に内燃機関を自動停止し、所定の再始動条件が成立した際に内燃機関を再始動する制御部と、を有する車両であって、制御部は、内燃機関が自動停止をしている間に、内燃機関の使用燃料の変更を決定した場合には、再始動の完了後に使用燃料の切り替えを行う技術が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-169603号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したような従来の技術は、内燃機関の再始動を開始してから、エンジン回転数が安定していない状態で燃料の切り替えが行われると、車両挙動が不安定になるおそれがあり未だ改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、車両挙動が不安定になることを防止することができるバイフューエル車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るバイフューエル車両は、互いに異なる2種類の燃料を駆動用燃料として使用可能なエンジンと、前記2種類の燃料の間で前記エンジンに供給する燃料を切り替えるために操作される燃料切替スイッチと、所定の自動停止条件が成立すると前記エンジンを自動停止させ、所定の再始動条件が成立すると前記エンジンを再始動させる制御部と、を有し、前記燃料切替スイッチの操作に応じて、前記2種類の燃料の間で前記エンジンに供給する燃料を切り替える燃料切替を行うバイフューエル車両であって、前記制御部は、前記所定の再始動条件が成立してから前記エンジンの回転速度が安定したと判断するまでの間、前記燃料切替を禁止し、前記エンジンの回転速度が安定したと判断すると、前記燃料切替を許可する構成を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、車両挙動が不安定になることを防止することができるバイフューエル車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施例に係るバイフューエル車両を適用した車両の概略構成図である。
図2は、本発明の実施例に係るバイフューエル車両の燃料切替制限動作を示すフローチャートである。
図3は、本発明の実施例に係るバイフューエル車両の燃料切替制限動作を実行したときの各部の状態の第1の例を示すタイミング図である。
図4は、本発明の実施例に係るバイフューエル車両の燃料切替制限動作を実行したときの各部の状態の第2の例を示すタイミング図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係るバイフューエル車両は、互いに異なる2種類の燃料を駆動用燃料として使用可能なエンジンと、2種類の燃料の間でエンジンに供給する燃料を切り替えるために操作される燃料切替スイッチと、所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させ、所定の再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる制御部と、を有し、燃料切替スイッチの操作に応じて、2種類の燃料の間でエンジンに供給する燃料を切り替える燃料切替を行うバイフューエル車両であって、制御部は、所定の再始動条件が成立してからエンジンの回転速度が安定したと判断するまでの間、燃料切替を禁止し、エンジンの回転速度が安定したと判断すると、燃料切替を許可することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係るバイフューエル車両は、車両挙動が不安定になることを防止することができる。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の実施例に係るバイフューエル車両を適用した車両について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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