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公開番号2025015241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118526
出願日2023-07-20
発明の名称内燃機関
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類F02D 19/02 20060101AFI20250123BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】本発明の目的は、バックファイアの発生を抑制できる内燃機関を提供することである。
【解決手段】第1噴射弁は、吸気経路にアンモニアを噴射する。第2噴射弁は、吸気経路に水素を噴射する。制御装置は、第1噴射期間において第1噴射弁に前記アンモニアを噴射させ、第2噴射期間において第2噴射弁に水素を噴射させる。第2噴射期間の少なくとも一部は、第1噴射期間と重なっている。第2噴射期間が始まる第2開始時期は、第1噴射期間が始まる第1開始時期より後である、および/または、第2噴射期間が終わる第2終了時期は、第1噴射期間が終わる第1終了時期より前である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
燃焼室と、前記燃焼室に繋がる吸気経路と、が設けられた内燃機関であって、
前記内燃機関は、第1噴射弁と、第2噴射弁と、制御装置と、を備えており、
前記第1噴射弁は、前記吸気経路にアンモニアを噴射し、
前記第2噴射弁は、前記吸気経路に水素を噴射し、
前記制御装置は、第1噴射期間において前記第1噴射弁に前記アンモニアを噴射させ、第2噴射期間において前記第2噴射弁に前記水素を噴射させ、
前記第2噴射期間の少なくとも一部は、前記第1噴射期間と重なっており、
前記第2噴射期間が始まる第2開始時期は、前記第1噴射期間が始まる第1開始時期より後である、および/または、前記第2噴射期間が終わる第2終了時期は、前記第1噴射期間が終わる第1終了時期より前である、
内燃機関。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記第2噴射弁の噴射口は、前記第1噴射弁により燃料が噴射される第1噴射領域内に位置している、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記第2噴射弁により燃料が噴射される第2噴射領域は、前記第1噴射弁により燃料が噴射される第1噴射領域内に位置している、
請求項1または請求項2に記載の内燃機関。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の内燃機関に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載のエンジンシステムが知られている。このエンジンシステムでは、噴射装置がアンモニアガスおよび水素ガスを吸気管に噴射する。そして、アンモニアガスおよび水素ガスは、燃焼室において燃焼される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-097421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、水素は、非常に着火しやすい性質を有する。そのため、特許文献1に記載のエンジンシステムでは、水素ガスが吸気管内において着火するバックファイアが発生する場合がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、バックファイアの発生を抑制できる内燃機関を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1側面は、
燃焼室と、前記燃焼室に繋がる吸気経路と、が設けられた内燃機関であって、
前記内燃機関は、第1噴射弁と、第2噴射弁と、制御装置と、を備えており、
前記第1噴射弁は、前記吸気経路にアンモニアを噴射し、
前記第2噴射弁は、前記吸気経路に水素を噴射し、
前記制御装置は、第1噴射期間において前記第1噴射弁に前記アンモニアを噴射させ、第2噴射期間において前記第2噴射弁に前記水素を噴射させ、
前記第2噴射期間の少なくとも一部は、前記第1噴射期間と重なっており、
前記第2噴射期間が始まる第2開始時期は、前記第1噴射期間が始まる第1開始時期より後である、および/または、前記第2噴射期間が終わる第2終了時期は、前記第1噴射期間が終わる第1終了時期より前である、
内燃機関である。
【0007】
第2側面は、
前記第2噴射弁の噴射口は、前記第1噴射弁により燃料が噴射される第1噴射領域内に位置している、
第1側面に記載の内燃機関である。
【0008】
第3側面は、
前記第2噴射弁により燃料が噴射される第2噴射領域は、前記第1噴射弁により燃料が噴射される第1噴射領域内に位置している、
第1側面または第2側面のいずれかに記載の内燃機関である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、バックファイアの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、内燃機関10の概略図である。
図2は、吸気経路R1の拡大図である。
図3は、内燃機関10の動作を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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