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公開番号
2025025160
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129685
出願日
2023-08-09
発明の名称
再循環システム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
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個人
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個人
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主分類
F02M
26/44 20160101AFI20250214BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】排気を冷却するとともに、冷却器への煤の堆積を抑制する。
【解決手段】再循環システムSは、エンジン11に吸気を供給する吸気管路12と、エンジン11の排気が流れる排気管路14と、吸気管路12に設けられて吸気を冷却する第1冷却器13と、エンジン11の排気を冷却する第2冷却器19と、第2冷却器19で冷却された排気を吸気管路12に還流する再循環管路15と、を有し、再循環管路15は、第2冷却器19で冷却された排気を吸気管路12における第1冷却器13の上流に還流する第1管路16と、第2冷却器19で冷却された排気を吸気管路12における第1冷却器13の下流に還流する第2管路17と、第2冷却器19により冷却された排気を、第1管路16又は第2管路17のいずれを通して吸気管路に還流するかを切替え可能な第1制御弁211及び第2制御弁212と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンに吸気を供給する吸気管路と、
前記エンジンの排気が流れる排気管路と、
前記吸気管路に設けられて吸気を冷却する第1冷却器と、
前記エンジンの排気を冷却する第2冷却器と、
前記第2冷却器で冷却された排気を前記吸気管路に還流する再循環管路と、
を有し、
前記再循環管路は、
前記第2冷却器で冷却された前記排気を前記吸気管路における前記第1冷却器の上流に還流する第1管路と、
前記第2冷却器で冷却された前記排気を前記吸気管路における前記第1冷却器の下流に還流する第2管路と、
前記第2冷却器により冷却された前記排気を、前記第1管路又は前記第2管路のいずれを通して前記吸気管路に還流するかを切替え可能な一以上の制御弁と、
を有する再循環システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2冷却器は、前記排気管路から前記再循環管路が分岐する第1分岐点と、前記再循環管路における前記第1管路及び前記第2管路が分岐する第2分岐点との間に設けられる、
請求項1に記載の再循環システム。
【請求項3】
前記エンジンの燃焼室に供給された吸気及び燃料の混合気中の空気の余剰度を示す空気過剰率が所定値以上の場合、前記第1管路を通して前記吸気管路における前記第1冷却器の上流に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御し、前記空気過剰率が所定値未満の場合、前記第2管路を通して前記吸気管路における前記第1冷却器の下流に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御する制御部を有する、
請求項1に記載の再循環システム。
【請求項4】
前記エンジンの回転数が、低回転閾値未満である場合、前記第2管路を通して前記吸気管路に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御する弁制御部と、を有する、
請求項1に記載の再循環システム。
【請求項5】
前記エンジンの回転数が、高回転閾値以上であり、かつ、前記エンジンの負荷が、負荷閾値以上である場合、前記第2管路を通して前記吸気管路に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御する制御部と、を有する、
請求項1に記載の再循環システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記回転数が前記高回転閾値未満である場合、又は前記負荷が前記負荷閾値未満である場合、前記第1管路を通して前記吸気管路に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御する、
請求項5に記載の再循環システム。
【請求項7】
前記エンジンの回転数が、低回転閾値以上、かつ高回転閾値未満である場合、前記第1管路を通して前記吸気管路に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御する制御部と、を有する、
請求項1に記載の再循環システム。
【請求項8】
前記排気管路に設けられて、前記排気が通過することで回転するタービンと、
前記第1冷却器の上流の前記吸気管路に設けられて、前記タービンの回転により吸気を過給するコンプレッサと、を有し、
前記第1管路は、前記排気管路における前記タービンの上流から、前記吸気管路における前記第1冷却器と前記コンプレッサとの間に前記排気を還流し、
前記第2管路は、前記排気管路における前記タービンの上流から、前記吸気管路における前記第1冷却器と前記エンジンとの間に前記排気を還流する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の再循環システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの燃焼室に排気を導入する再循環システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンから排出される排気をエンジンに導入することで、排気中の窒素酸化物を低減する技術が知られている。特許文献1には、排気を冷却する冷却器(EGRクーラー)を通過した排気を、吸気を冷却する冷却器(インタークーラー)の下流に供給する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-270476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、吸気を冷却する冷却器の下流に排気を供給する場合、排気の温度が高いと排気を十分に冷却できないことがあった。しかし、排気をより冷却するために冷却器の上流に排気を供給すると、排気中の煤が冷却器に堆積して、冷却器の冷却性能が低下してしまう。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、排気を冷却するとともに、冷却器への煤の堆積を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様においては、エンジンに吸気を供給する吸気管路と、前記エンジンの排気が流れる排気管路と、前記吸気管路に設けられて吸気を冷却する第1冷却器と、前記エンジンの排気を冷却する第2冷却器と、前記第2冷却器で冷却された排気を前記吸気管路に還流する再循環管路と、を有し、前記再循環管路は、前記第2冷却器で冷却された前記排気を前記吸気管路における前記第1冷却器の上流に還流する第1管路と、前記第2冷却器で冷却された前記排気を前記吸気管路における前記第1冷却器の下流に還流する第2管路と、前記第2冷却器により冷却された前記排気を、前記第1管路又は前記第2管路のいずれを通して前記吸気管路に還流するかを切替え可能な一以上の制御弁と、を有する再循環システムを提供する。
【0007】
前記第2冷却器は、前記排気管路から前記再循環管路が分岐する第1分岐点と、前記再循環管路における前記第1管路及び前記第2管路が分岐する第2分岐点との間に設けられていてもよい。
【0008】
前記再循環システムは、前記エンジンの燃焼室に供給された吸気及び燃料の混合気中の空気の余剰度を示す空気過剰率が所定値以上の場合、前記第1管路を通して前記吸気管路における前記第1冷却器の上流に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御し、前記空気過剰率が所定値未満の場合、前記第2管路を通して前記吸気管路における前記第1冷却器の下流に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御する制御部を有してもよい。
【0009】
前記再循環システムは、前記エンジンの回転数が、低回転閾値未満である場合、前記第2管路を通して前記吸気管路に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御する弁制御部と、を有してもよい。
【0010】
前記再循環システムは、前記エンジンの回転数が、高回転閾値以上であり、かつ、前記エンジンの負荷が、負荷閾値以上である場合、前記第2管路を通して前記吸気管路に前記排気を還流させるように前記制御弁を制御する制御部と、を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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