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公開番号
2025023372
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127436
出願日
2023-08-04
発明の名称
内燃機関の制御方法及び内燃機関の制御装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F02D
45/00 20060101AFI20250207BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】過給機の耐久性を考慮して過給圧の補正を行う。
【解決手段】内燃機関1は、内燃機関1の機関回転数と大気圧に応じて過給圧を制御する。コントロールユニット31は、内燃機関1の運転状態に応じて所定の基本目標過給圧を算出する。次に、コントロールユニット31は、大気圧と内燃機関1の機関回転数に応じて変化するよう設定された過給圧補正量である圧力補正係数を用いて基本目標過給圧を補正して最終目標過給圧を算出する。圧力補正係数は、機関回転数と大気圧を用いて所定の圧力補正係数マップから算出される。最終目標過給圧は、例えば基本目標過給圧に圧力補正係数を乗じることで算出される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関の運転状態に応じて基本目標過給圧を算出し、
所定の過給圧補正量を用いて上記基本目標過給圧を補正して最終目標過給圧を算出し、
上記最終目標過給圧となるように内燃機関の過給機を制御し、
上記過給圧補正量は、大気圧と内燃機関の機関回転数に応じて変化するよう設定されていることを特徴とする内燃機関の制御方法。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
上記過給圧補正量は、上記過給機の耐久性を考慮して設定されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御方法。
【請求項3】
上記過給圧補正量は、上記機関回転数が所定の低回転数領域にある場合、上記過給機のターボ回転数が抑制されて上記過給機のサージングを回避できるように設定されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御方法。
【請求項4】
上記過給圧補正量は、上記機関回転数が所定の高回転数領域にある場合、上記過給機のターボ回転数が抑制されて上記過給機の回転数限界を超えないように設定されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御方法。
【請求項5】
上記所定の高回転数領域は、機関の最高回転数よりも回転数が低い領域であることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の制御方法。
【請求項6】
過給機と、
内燃機関の運転状態に応じて基本目標過給圧を算出する基本目標過給圧算出部と、
上記基本目標過給圧を補正する過給圧補正量を算出する過給圧補正量算出部と、
上記過給圧補正量を用いて上記基本目標過給圧を補正して最終目標過給圧を算出する最終目標過給圧算出部と、
上記最終目標過給圧となるように上記過給機を制御する制御部と、を有し、
上記過給圧補正量は、大気圧と内燃機関の機関回転数に応じて変化するよう設定されていることを特徴とする内燃機関の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の制御方法及び内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、エンジン回転数及びエンジン吸気圧に基づいた基本デューティ比制御値を大気圧の複数の領域毎に設定された大気圧補正値により補正した補正デューティ比値に基づいて制御することで、高地走行時におけるエンジン出力の低下を抑制する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
2005-98220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、過給圧の補正を行うにあたって、内燃機関の機関回転数が考慮されていない。そのため、特許文献1においては、過給圧の補正により、内燃機関の機関回転数に応じて過給圧を低下させたり、増加させたりすることができない。
【0005】
すなわち、内燃機関は、過給圧の補正を行う上で更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の内燃機関は、運転状態に応じて基本目標過給圧を算出し、所定の過給圧補正量を用いて上記基本目標過給圧を補正して最終目標過給圧を算出し、上記最終目標過給圧となるように内燃機関の過給機を制御する。上記過給圧補正量は、大気圧と内燃機関の機関回転数に応じて変化するよう設定されている。
【発明の効果】
【0007】
内燃機関は、大気圧と機関回転数とに応じて過給圧を補正することで、任意の標高で、低地並み、あるいは内燃機関のポテンシャル限界までトルクが出力できるようになり、標高が高く(大気圧が低く)なってもトルクの低減を最小限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される内燃機関のシステム構成の概略を模式的に示した説明図。
本発明に係る内燃機関の過給圧の制御に関するタイミングチャート。
内燃機関のWOT時のトルク特性を示す特性線図。
内燃機関のWOT時のトルク特性を示す特性線図。
内燃機関のWOT時のトルク特性を示す特性線図。
過給機のタービン効率を示す特性線図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明が適用される内燃機関1のシステム構成を模式的に示した説明図である。
(【0011】以降は省略されています)
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