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公開番号
2025023618
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127928
出願日
2023-08-04
発明の名称
車両用吸気装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F02M
35/10 20060101AFI20250207BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】吸入空気の充填効率を向上させることができる車両用吸気装置を提供すること。
【解決手段】インレットホース41およびアウトレットホース50は、エアクリーナ29の前面に接続され、アウトレットホース50は、車両後方に向かうにつれて空気取入口42Aに近づくように傾斜し、空気取入口42Aに空気を案内する傾斜部51を有している。また、空気取入口42Aは、車両幅方向で傾斜部51と対向して配置されている。また、車両上面視にて、空気取入口42Aと傾斜部51とに挟まれた空間Sが形成され、空間Sの前方に、エンジンルーム21を前方から覆うバンパーガーニッシュ30の空気排出口31Bが設けられている。また、アウトレットホース50の上流端部に、円筒形状のレゾネータ部52が接続され、レゾネータ部52は、インレットホース41の後方の直後の位置に配置され、車両幅方向に延びている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両前部のエンジンルーム内に配置されるエンジンと、
前記エンジンルームに配置され、車両幅方向の一方を向いて開口する空気取入口をその上流端部に有し、その下流端部がエアクリーナに接続されるインレットホースと、
前記エンジンルームに配置され、その上流端部が前記エアクリーナに接続され、その下流端部が前記エンジンに接続されるアウトレットホースと、を備える車両用吸気装置であって、
前記インレットホースおよび前記アウトレットホースは、前記エアクリーナの前面に接続され、
前記アウトレットホースは、車両後方に向かうにつれて前記空気取入口に近づくように傾斜し、前記空気取入口に空気を案内する傾斜部を有し、
前記空気取入口は、車両幅方向で前記傾斜部と対向して配置されていることを特徴とする車両用吸気装置。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
車両上面視にて、前記空気取入口と前記傾斜部とに挟まれた空間が形成され、
前記空間の前方に、前記エンジンルームを前方から覆う車体部材の開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用吸気装置。
【請求項3】
前記アウトレットホースの上流端部に、円筒形状のレゾネータ部が接続され、前記レゾネータ部は、前記インレットホースの後方の直後の位置に配置され、車両幅方向に伸びていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用吸気装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用吸気装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外気を導入する吸気ダクトの入口を車両の幅方向の一端側に設け、この入口を幅方向の一端側に向けて開口している内燃機関が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6305079号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の従来の技術にあっては、吸気ダクトの入口を車両の幅方向の一端側に向けて開口している。このため、車両の外からエンジンルームに導入された空気は車両後方に流れるのに対し、吸気ダクトの吸気方向は車両幅方向であるため、空気が吸気ダクトに吸入されにくくなってしまい、吸入空気の充填効率が低下するおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、吸入空気の充填効率を向上させることができる車両用吸気装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両前部のエンジンルーム内に配置されるエンジンと、前記エンジンルームに配置され、車両幅方向の一方を向いて開口する空気取入口をその上流端部に有し、その下流端部がエアクリーナに接続されるインレットホースと、前記エンジンルームに配置され、その上流端部が前記エアクリーナに接続され、その下流端部が前記エンジンに接続されるアウトレットホースと、を備える車両用吸気装置であって、前記インレットホースおよび前記アウトレットホースは、前記エアクリーナの前面に接続され、前記アウトレットホースは、車両後方に向かうにつれて前記空気取入口に近づくように傾斜し、前記空気取入口に空気を案内する傾斜部を有し、前記空気取入口は、車両幅方向で前記傾斜部と対向して配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
このように上記の本発明によれば、吸入空気の充填効率を向上させることができる車両用吸気装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置を備えた車両の前部の平面図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の正面図である。
図3は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置およびバンパーガーニッシュの正面図である。
図4は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置の左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車両用吸気装置は、車両前部のエンジンルーム内に配置されるエンジンと、エンジンルームに配置され、車両幅方向の一方を向いて開口する空気取入口をその上流端部に有し、その下流端部がエアクリーナに接続されるインレットホースと、エンジンルームに配置され、その上流端部がエアクリーナに接続され、その下流端部がエンジンに接続されるアウトレットホースと、を備える車両用吸気装置であって、インレットホースおよびアウトレットホースは、エアクリーナの前面に接続され、アウトレットホースは、車両後方に向かうにつれて空気取入口に近づくように傾斜し、空気取入口に空気を案内する傾斜部を有し、空気取入口は、車両幅方向で傾斜部と対向して配置されていることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両用吸気装置は、吸入空気の充填効率を向上させることができる。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置について、図面を用いて説明する。図1から図4は、本発明の一実施例に係る車両用吸気装置を示す図である。図1から図4において、上下前後左右方向は、車両の前後方向を前後方向、車両の左右方向(車両幅方向)を左右方向、車両の上下方向(車両の高さ方向)を上下方向とする。
(【0011】以降は省略されています)
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