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公開番号2025012448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115293
出願日2023-07-13
発明の名称内燃機関
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類F02B 23/10 20060101AFI20250117BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】異物が連通路内を逆流して燃料噴射弁へと至ると、燃料噴射弁の破損及び噛み込みの原因となり得る。
【解決手段】内燃機関は、吸気及び気体燃料の混合気が燃焼する燃焼室Rを有している機関本体10と、燃焼室Rに気体燃料を噴射する燃料噴射弁20と、を備えている。機関本体10は、燃料噴射弁20を収容する収容孔30と、収容孔30及び燃焼室Rを繋ぐ連通路35と、を有している。連通路35における収容孔30側の開口を第1開口35Aとし、連通路35における燃焼室R側の開口を第2開口35Bとしたとき、第2開口35Bの開口面積は、第1開口35Aの開口面積に対して小さい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
吸気及び気体燃料の混合気が燃焼する燃焼室を有している機関本体と、
前記燃焼室に前記気体燃料を噴射する燃料噴射弁と、
を備えており、
前記機関本体は、前記燃料噴射弁を収容する収容孔と、前記収容孔及び前記燃焼室を繋ぐ連通路と、を有しており、
前記連通路における前記収容孔側の開口を第1開口とし、前記連通路における前記燃焼室側の開口を第2開口としたとき、
前記第2開口の開口面積は、前記第1開口の開口面積に対して小さい
内燃機関。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記連通路の流路面積は、前記第1開口から前記第2開口に向かうにつれて連続的に小さくなっている
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記燃料噴射弁は、前記気体燃料の噴射口を有しており、
前記噴射口は前記燃料噴射弁の中心軸線上に位置しており、且つ、前記連通路における前記第1開口から前記第2開口までの全体が、前記燃料噴射弁の中心軸線上に位置している
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項4】
前記第2開口の開口面積は、前記第1開口の開口面積の2分の1以下である
請求項1に記載の内燃機関。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の内燃機関は、燃焼室と、燃料噴射弁と、を備えている。燃焼室は、吸気と燃料との混合気が燃焼するための空間である。燃料噴射弁は、燃焼室内に直接に燃料を噴射する。また、特許文献1の内燃機関は、燃料噴射弁から噴射された燃料が流通する連通路を備えている。連通路は、燃焼室に向けて開口している。したがって、燃料噴射弁から噴射された燃料は、連通路を通って燃焼室に至る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-105655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような内燃機関において、燃焼室内に外部から異物が侵入したり、燃焼室の内面に堆積したデポジットが剥がれ落ちて異物となったりすることがある。このような異物が連通路内を逆流して燃料噴射弁へと至ると、燃料噴射弁の破損及び噛み込みの原因となることがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明は、吸気及び気体燃料の混合気が燃焼する燃焼室を有している機関本体と、前記燃焼室に前記気体燃料を噴射する燃料噴射弁と、を備えており、前記機関本体は、前記燃料噴射弁を収容する収容孔と、前記収容孔及び前記燃焼室を繋ぐ連通路と、を有しており、前記連通路における前記収容孔側の開口を第1開口とし、前記連通路における前記燃焼室側の開口を第2開口としたとき、前記第2開口の開口面積は、前記第1開口の開口面積に対して小さい内燃機関である。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、燃焼室側から連通路内には異物が侵入しにくいので、異物による燃料噴射弁の破損及び噛み込みは生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、内燃機関の概略図である。
図2は、燃料噴射弁の端面図である。
図3は、連通路近傍のシリンダヘッドの拡大端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、一実施形態を、図面を参照して説明する。なお、図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、又は別の図面中のものと異なる場合がある。
【0009】
<内燃機関の概略構成>
図1に示すように、内燃機関Eは、機関本体10を備えている。機関本体10は、シリンダブロック11及びシリンダヘッド12で構成されている。シリンダブロック11は、気筒11Aを有している。気筒11Aは、円柱状の空間である。気筒11Aは、シリンダブロック11の端面において開口している。図1では、気筒11A及びその関連構成を1組のみ図示しているが、内燃機関Eは、複数の気筒11A及びその関連構成を有している。
【0010】
シリンダヘッド12は、シリンダブロック11の端面に接続している。シリンダヘッド12は、凹部12A、吸気ポート12B、及び排気ポート12Cを有している。凹部12Aは、シリンダブロック11側の端面において窪んでいる。凹部12Aは、概ね半球状の空間である。凹部12Aの開口径は、気筒11Aの内径と同一である。凹部12Aは、気筒11Aと向かい合っている。これら凹部12A及び気筒11Aは、ひとつながりの燃焼室Rを構成している。燃焼室Rは、吸気及び気体燃料の混合気が燃焼する空間である。
(【0011】以降は省略されています)

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