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公開番号
2025103850
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221528
出願日
2023-12-27
発明の名称
燃料供給システム
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
F02M
21/02 20060101AFI20250702BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】本発明の目的は、車両重量の増加を抑制しつつ、インバータまたはモーターを冷却する。
【解決手段】本発明は、水素を燃料として動力を発生する動力源と、モーターを制御するインバータと、を備える車両の燃料供給システムである。燃料供給システムは、第1タンクと、第1配管と、第2配管と、第1供給部と、を備えている。第1タンクは、水素を収容する。第1配管は、第1タンクと第1供給部とを接続し、かつ、第1配管内を通過する水素によりインバータを冷却する第1冷却部および/または第1配管内を通過する水素によりモーターを冷却する第2冷却部を含んでいる。第1供給部は、水素を動力源に供給する。第2配管は、第1タンクに接続されていると共に、第1冷却部および第2冷却部より下流において第1配管に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水素を燃料として動力を発生する動力源と、モーターを制御するインバータと、を備える車両の燃料供給システムであって、
前記燃料供給システムは、第1タンクと、第1配管と、第2配管と、第1供給部と、を備えており、
前記第1タンクは、水素を収容し、
前記第1配管は、前記第1タンクと前記第1供給部とを接続し、かつ、前記第1配管内を通過する水素により前記インバータを冷却する第1冷却部および/または前記第1配管内を通過する水素により前記モーターを冷却する第2冷却部を含んでおり、
前記第1供給部は、水素を前記動力源に供給し、
前記第2配管は、前記第1タンクに接続されていると共に、前記第1冷却部および前記第2冷却部より下流において前記第1配管に接続されている、
燃料供給システム。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記車両は、前記モーターをさらに備えており、
前記燃料供給システムは、第2タンクと、第3配管と、第2供給部と、をさらに備えており、
前記動力源は、水素およびアンモニアを燃料として動力を発生する内燃機関であり、
前記第2タンクは、アンモニアを収容し、
前記第3配管は、前記第2タンクと前記第2供給部とを接続しており、
前記第1供給部は、前記内燃機関に接続されている吸気経路に水素を噴射する第1インジェクタであり、
前記第2供給部は、前記内燃機関に接続されている吸気経路にアンモニアを噴射する第2インジェクタである、
請求項1に記載の燃料供給システム。
【請求項3】
前記第3配管を通過するアンモニアは、前記インバータが発生する熱により気化される、
請求項2に記載の燃料供給システム。
【請求項4】
前記燃料供給システムは、供給量検出部と、第1バルブと、第2バルブと、制御装置と、をさらに備えており、
前記第1バルブは、前記第1配管に設けられており、
前記第2バルブは、前記第2配管に設けられており、
前記供給量検出部は、前記第1供給部に供給される水素の量を検出し、
前記制御装置は、前記第1バルブが開状態であるときに前記供給量検出部が検出している水素の量が所定値より少ない場合、前記第2バルブを閉状態から開状態に制御する、
請求項2または請求項3のいずれかに記載の燃料供給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料供給システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の燃料供給システムに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の車両用冷却装置が知られている。この車両用冷却装置では、インバータを冷却水流路により冷却している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-097421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の車両用冷却装置では、冷却水流路を含む冷却装置が必要である。そのため、車両重量が増加するという問題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、車両重量の増加を抑制しつつ、インバータまたはモーターを冷却できる燃料供給システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1側面は、
水素を燃料として動力を発生する動力源と、モーターを制御するインバータと、を備える車両の燃料供給システムであって、
前記燃料供給システムは、第1タンクと、第1配管と、第2配管と、第1供給部と、を備えており、
前記第1タンクは、水素を収容し、
前記第1配管は、前記第1タンクと前記第1供給部とを接続し、かつ、前記第1配管内を通過する水素により前記インバータを冷却する第1冷却部および/または前記第1配管内を通過する水素により前記モーターを冷却する第2冷却部を含んでおり、
前記第1供給部は、水素を前記動力源に供給し、
前記第2配管は、前記第1タンクに接続されていると共に、前記第1冷却部および前記第2冷却部より下流において前記第1配管に接続されている、
燃料供給システムである。
【0007】
第2側面は、
前記車両は、前記モーターをさらに備えており、
前記燃料供給システムは、第2タンクと、第3配管と、第2供給部と、をさらに備えており、
前記動力源は、水素およびアンモニアを燃料として動力を発生する内燃機関であり、
前記第2タンクは、アンモニアを収容し、
前記第3配管は、前記第2タンクと前記第2供給部とを接続しており、
前記第1供給部は、前記内燃機関に接続されている吸気経路に水素を噴射する第1インジェクタであり、
前記第2供給部は、前記内燃機関に接続されている吸気経路にアンモニアを噴射する第2インジェクタである、
第1側面に記載の燃料供給システムである。
【0008】
第3側面は、
前記第3配管を通過するアンモニアは、前記インバータが発生する熱により気化される、
第2側面に記載の燃料供給システムである。
【0009】
第4側面は、
前記燃料供給システムは、供給量検出部と、第1バルブと、第2バルブと、制御装置と、をさらに備えており、
前記第1バルブは、前記第1配管に設けられており、
前記第2バルブは、前記第2配管に設けられており、
前記供給量検出部は、前記第1供給部に供給される水素の量を検出し、
前記制御装置は、前記第1バルブが開状態であるときに前記供給量検出部が検出している水素の量が所定値より少ない場合、前記第2バルブを閉状態から開状態に制御する、
第2側面または第3側面に記載の燃料供給システムである。
【0010】
第5側面は、
前記燃料供給システムは、ポンプと、第3バルブと、第4バルブと、第4配管と、ラジエータと、をさらに備えており、
前記第4配管は、前記第1配管において前記第1供給部と前記第2冷却部との間の第1位置と、前記第1バルブと前記第1冷却部との間の第2位置とに接続されており、
前記ラジエータは、前記第4配管に設けられており、かつ、前記第4配管を通過する水素を冷却し、
前記ポンプは、前記第1配管において前記第1位置と前記第2冷却部との間に設けられており、
前記第3バルブは、前記第4配管において前記第1位置と前記ラジエータとの間に設けられており、
前記第4バルブは、前記第1配管において、前記第2配管が前記第1配管に接続されている第3位置と前記第1位置との間に設けられており、
前記供給量検出部は、水素の温度を検出する温度センサを含んでおり、
前記制御装置は、前記内燃機関が動作しているときには、前記第1バルブおよび前記第4バルブを開状態に制御し、前記温度センサが検出する水素の温度が第1所定温度より高くなった場合、前記第3バルブを開状態に制御し、
前記制御装置は、前記内燃機関が停止したときには、前記第1バルブ、前記第2バルブおよび前記第4バルブを閉状態に制御し、かつ、前記温度センサが検出する水素の温度が第2所定温度より低くなるまで前記第3バルブを開状態に制御する、
第4側面に記載の燃料供給システムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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