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公開番号
2025104192
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024063038
出願日
2024-03-22
発明の名称
燃焼システム
出願人
ソレイユラアラ株式会社
代理人
主分類
F02M
21/02 20060101AFI20250702BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】排気ガスに含まれるCO2の排出量を削減する装置を提供する。
【解決手段】エンジンから排出される高温の排気熱が通過する排気管内にスパイラル状の過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生管を設けると共に、水量調整具を設けた水タンクを設け、エンジン内での高温・高圧にて過熱水蒸気を瞬時に水素と酸素に分離し燃焼させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンから排出される高温の排気熱が通過する排気管内にスパイラル状の過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生管を設けると共に、この過熱水蒸気を作るべく、水を入れてなる水量調整具を設けた水タンクを設け、エンジン内での高温・高圧にて過熱水蒸気を瞬時に水素と酸素に分離し、燃焼させることを特徴とする燃焼システム。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
エンジンから排出される高温燃焼ガスが通過するタービン部内にスパイラル状の過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生管を設けると共に、この過熱水蒸気を作るべく、水を入れてなる水量調整具を設けた水タンクを設け、エンジン内での高温・高圧にて過熱水蒸気を瞬時に水素と酸素に分離し、燃焼させることを特徴とする燃焼システム。
【請求項3】
前記過熱水蒸気発生管にブンゼン反応器を連設し、水素と酸素に分離し、水素をエンジン内に送り込むことを特徴とする請求項1・2記載のいずれか一項に記載の燃焼システム。
【請求項4】
前記過熱水蒸気発生管に高温水蒸気電解器を連設し、水素と酸素に分離し、水素をエンジン内に送り込むことを特徴とする請求項1・2記載のいずれか一項に記載の燃焼システム。
【請求項5】
前記エンジンが、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン・ジェットエンジンであることを特徴とする請求項1・2・3又は4記載のいずれか一項に記載の燃焼システム。
【請求項6】
空気を使用せず、燃焼させることを特徴とする請求項1・2・3・4又は5記載のいずれか一項に記載の燃焼システム。
【請求項7】
水タンクに連設したセラミックを設けてなることを特徴とする請求項1・2・3・4・5又は6記載のいずれか一項に記載の燃焼システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンに過熱水蒸気及び/または水素を吸気させ、高圧・高温で燃焼させる燃焼システムに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の技術としては、適当なものは無いが、回転楕円体燃焼チャンバを備えたスラスターの円環状組立体を用いて、回転半径に対して接線方向の推進と回転する円環部のシャフトにおける対応する結果として生じる角運動戸を生成する、円形型推進ジェット圧縮機エンジンに関する。この推進は、高圧において混合する燃料及び酸化剤の燃焼により、又は、小さな質量のH
2
融合により、燃焼チャンバの内側で生じる激しい膨張によって引き起こされた作用・反作用の法則の結果であり、それは、覆われ、同時にかなりの高圧、一定の電磁場及び高周波数且つ高ピーク電流の電場を受ける。酸化剤における又はH
2
における高圧は、ピストン、固体又は液体の顕著な質量における回転シャフトの求心性の加速から、或いは、循環式の方法において生成された力を用いて実現される。作られた気体及び蒸気は、モータの内側で冷却される。燃焼反作用において、水蒸気犠凝縮され、得られた水は、モータの内側の汚染物を保持するために使用されるものがある。(特許文献1参照)
【0003】
また、排気ガス中のCO
2
を炭素源として、CO
2
の炭素(C)を固定化して、多層カーボンナノチューブ、カーボンオニオンなど付加価値が高く有用なナノカーボン構造体という先進炭素材料を作成すると共に、排気ガスに含まれるCO
2
の環境への排出量を削減する装置を提供する。鉄などの触媒層が表面に形成された基板と、基板を加熱する熱源手段と、基板表面に炭素酸化物含有ガスを導入するガス導入手段と、基板表面にマイクロ波プラズマを発生させるマイクロ波プラズマの発生手段と、マイクロ波プラズマの発生のための電源手段と、を少なくとも備えた反応装置であり、熱源手段は自動車のフロントマフラーの排熱を利用し、電源手段は自動車に搭載されるバッテリーを利用し、自動車の排気ガス中の二酸化炭素を炭素源として、マイクロ波プラズマCVD法を用いて、多層カーボンナノチューブ、カーボンオニオン等を基板表面に作製するものがある。(特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2017-503108号公報
再表2011-004609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記前者及び後者の従来技術においては、技術的に水とプラズマを使用してなる技術ではあるが、本発明のような過熱水蒸気(水素)を発生させエンジンを作動させるものではない。
【0006】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、水を高温の排気熱を利用し、過熱水蒸気化し水素と酸素をエンジン内で、高温・高圧下にて燃焼させると共に、ブンゼン反応炉にて水素のみを分離して燃焼させるもので、クリーンな燃焼システムを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成するため、エンジンから排出される高温の排気熱が通過する排気管内にスパイラル状の過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生管を設けると共に、この過熱水蒸気を作るべく、水を入れてなる水量調整具を設けた水タンクを設け、エンジン内での高温・高圧にて過熱水蒸気を瞬時に水素と酸素に分離し、燃焼させること。エンジンから排出される高温燃焼ガスが通過するタービン部内にスパイラル状の過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生管を設けると共に、この過熱水蒸気を作るべく、水を入れてなる水量調整具を設けた水タンクを設け、エンジン内での高温・高圧にて過熱水蒸気を瞬時に水素と酸素に分離し、燃焼させること。前記過熱水蒸気発生管にブンゼン反応器を連設し、水素と酸素に分離し、水素をエンジン内に送り込むこと。前記過熱水蒸気発生管に高温水蒸気電解器を連設し、水素と酸素に分離し、水素をエンジン内に送り込むこと。前記エンジンが、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン・ジェットエンジンであること。空気を使用せず、燃焼させること。水タンクに連設したセラミックを設けてなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
1)、エンジン(ジェットエンジン)からの排気熱(高温燃焼ガス)を利用し、水を過熱水蒸気に変え、これをエンジン(ジェットエンジン)の燃料(燃焼剤)として使用できる。
2)、過熱水蒸気をエンジン内での高圧・高温により瞬時に水素と酸素を分離し、燃焼させることができる。
3)、空気を使用せず、水素と酸素のみを燃焼させるため、チッ素酸化物が出ない。
4)、ブンゼン反応炉により水素のみをエンジン(ジェットエンジン)内に送り込むため、よりクリーンな排気ガスを排出できる。
5)、高温水蒸気電解器により水素のみをエンジン(ジェットエンジン)内に送り込むため、よりクリーンな排気ガスを排出できる。
6)、点火プラグを使用しても、しなくても、燃焼させることができる。
7)、セラミックの遠赤外線やマイナスイオン放射効果により水を細分化できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施例を示す燃焼システムの構成図。
本発明の第2実施例を示す燃焼システムの構成図。
本発明の第3実施例を示す燃焼システムの構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1は、燃焼システムである。
Eは、エンジンで、点火プラグ付のエンジン(2サイクル・4サイクル等)やディーゼルエンジン等である。
HKは、排気管で、排気温度を1200℃前後の温度を設定する。
MZは、水タンクで、水量調整具Sにて、排出する水Mの量を決めるものである。
SRは、水タンクMZに連設したBOX内に入れてなるセラミックで、遠赤外線及びマイナスイオン放射により、水Mを細分化するものである。
Pは、例えば、合金銅製等によるスパイラル状に形成した過熱水蒸気発生管で、排気管HK内に設けるもので、先端をセラミックSRに取り付け、水タンクMZから排出される水Mをエンジン方向に送り、排気熱(1200℃前後)にて過熱水蒸気KSを作り、エンジンEの吸気口に入れるものである。
最終的に排気ガスHを排出するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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