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公開番号
2025014567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117238
出願日
2023-07-19
発明の名称
内燃機関
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F02B
67/06 20060101AFI20250123BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】オイルレベルゲージの挿入のし易さを改善する。
【解決手段】内燃機関は、オイルレベルゲージ通路18がフロントカバー6と蓋部材13との間にトンネル状に形成されている。オイルレベルゲージ通路18は、蓋部材13の本体部23と、フロントカバー6の内側面6aとの間に形成されている。本体部23は、互いに対向する一対の脚部21の一端側同士を連結部22で接続することで断面U字形状に形成されている。これにより、内燃機関は、オイルレベルゲージ通路18により内燃機関本体に引っかかったりすることなくオイルレベルゲージ17を案内することができ、オイルレベルゲージ17の挿し直しや、折れ曲がりを防止することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内側面が内燃機関本体の気筒列方向の一端側の端面と対向し、上記内燃機関本体の気筒列方向の一端側の端面を覆うフロントカバーと、
上記フロントカバーとの間にオイルレベルゲージが挿入可能なオイルレベルゲージ通路を形成する蓋部材と、を有し、
上記蓋部材は、上記フロントカバーの内側面に接続され、
上記オイルレベルゲージ通路は、上記オイルレベルゲージの長手方向に沿って連続するトンネル状の通路であり、上記フロントカバーと上記蓋部材との間に形成されていることを特徴とする内燃機関。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
上記フロントカバーは、内側面に互いに離間した溝状の一対の凹部を有し、
上記蓋部材は、一対の脚部の一端側を連結部で接続することで断面U字形状に形成された本体部を有し、
上記オイルレベルゲージ通路は、上記フロントカバーの内側面と、上記一対の凹部に上記一対の脚部の他端側の先端が挿入された上記蓋部材の上記本体部との間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
上記蓋部材は、上記一対の脚部の他端側の先端が上記一対の凹部の底面に振動溶着により接合されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関。
【請求項4】
上記フロントカバーは、内側面に互いに離間した突条の一対の突出壁を有し、
上記蓋部材は、上記一対の突出壁に振動溶着により接続され、
上記オイルレベルゲージ通路は、上記フロントカバーの内側面と、上記一対の突出壁と、上記蓋部材と、の間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
【請求項5】
上記蓋部材は、一対の脚部の一端側同士を連結部で接続することで断面U字形状に形成された本体部と、上記一対の脚部のうちの一方の脚部の外側面から突出する第1サイド壁部と、上記一対の脚部のうちの他方の脚部の外側面から突出する第2サイド壁部と、を有し、
上記一方の脚部と上記第1サイド壁部とによって、上記一対の突出壁のうちの一方の突出壁である第1突出壁の先端を収容可能な断面U字形の第1収容部が形成され、
上記他方の脚部と上記第2サイド壁部とによって、上記一対の突出壁のうちの他方の突出壁である第2突出壁の先端を収容可能な断面U字形の第2収容部が形成され、
上記蓋部材は、上記第1収容部内で上記第1突出壁の先端と接続され、
上記蓋部材は、上記第2収容部内で上記第2突出壁の先端と接続されていることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関。
【請求項6】
上記第1サイド壁部は、上記一方の脚部から突出する第1底壁と、上記第1底壁の先端に接続された第1カバー側壁と、上記第1底壁の先端に接続された第1機関本体側壁と、を有する断面T字形状を呈し、
上記第1収容部は、上記一方の脚部と上記第1底壁と上記第1カバー側壁とによって形成され、
上記第2サイド壁部は、上記他方の脚部から突出する第2底壁と、上記第2底壁の先端に接続された第2カバー側壁と、上記第2底壁の先端に接続された第2機関本体側壁と、を有する断面T字形状を呈し、
上記第2収容部は、上記他方の脚部と上記第2底壁と上記第2カバー側壁とによって形成されていることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関。
【請求項7】
上記第1機関本体側壁及び上記第2機関本体側壁は、上記蓋部材が上記フロントカバーに接合された際に、上記本体部よりも上記フロントカバーの内側面側に位置するように形成されていることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オイルレベルゲージが挿入されるオイルレベルゲージ通路を有する内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、シリンダブロックの一側面に取り付けられるケース部材にオイルレベルゲージが挿入されるゲージ通路が設けられた構成が開示されている。この特許文献1におけるケース部材は、矩形板状の一般部と、一般部を間にした一般部の短手方向の両側に位置して一般部の長手方向に沿って連続する一対の側縁部と、を有し、片側の側縁部に沿ってゲージ通路が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-34528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この特許文献1においては、ゲージ通路に対するオイルレベルゲージの挿入のし易さに関して考慮がなされていない。
【0005】
すなわち、内燃機関本体の気筒列方向の一端側の端面に取り付けられるカバー部材にオイルレベルゲージが挿入されるオイルレベルゲージ通路を形成するにあたっては、更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の内燃機関は、内燃機関本体の気筒列方向の一端側の端面を覆うフロントカバーと、上記フロントカバーとの間にオイルレベルゲージが挿入可能なオイルレベルゲージ通路を形成する蓋部材と、を有し、上記蓋部材は、上記フロントカバーの内側面に接続され、上記オイルレベルゲージ通路は、上記オイルレベルゲージの長手方向に沿って連続するトンネル状の通路であり、上記フロントカバーと上記蓋部材との間に形成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
内燃機関は、オイルレベルゲージ通路により内燃機関本体に引っかかったりすることなくオイルレベルゲージを案内することができ、オイルレベルゲージの挿し直しや、折れ曲がりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される内燃機関の概略構成を模式的に示した説明図。
本発明が適用される内燃機関のフロントカバーの背面図。
図2のA-A線に沿った断面図。
図2のB-B線に沿った断面図。
第2実施例における内燃機関の要部を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明が適用される内燃機関1の概略構成を模式的に示した説明図である。
(【0011】以降は省略されています)
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